最近古いCDを引っ張り出してきて聞くことが多い。

店で1日仕事をしていることが増えたためと思われる。聞くのはもっぱら店ではなく、仕事場で(^^;。店ではラジオをかけるのが精一杯だけど、仕事場なら何を聞いても大丈夫だからね。

近所のビデオ屋さんはCDも貸し出している。半額セールなどがあるとサッと何かないかと借りに行くのだけど、結局目に入るのは最近のものではなくてずっと昔に聞いていた歌手のものだったりする。
「20歳頃聞いていた音楽は生涯ずっと聞いていられる音楽になります」というのはある音響機器メーカーのCMコピーだけど、これはもしかしたら本当かもしれない、と思う。
20歳頃までに何を聞いていたのか。ワタシは中学・高校とYMOに狂っていた。実際には高校に入った頃にYMOは解散してしまったのだけど、元YMOのメンバーだった3人のアルバムは出るたびに買って聞いていた。そこから派生して周辺にいたアーティストの曲も耳になじんでいた。

TVをつけていると、ドラマ、CMといろいろな形で音楽は流れてくる。次第に遠ざかっていくYMOに代わって、ドラマの主題歌などから耳なじんだ曲も出てくるようになった。高校の頃にあれだけ聞いていたYMOのレコードは棚の肥やしと化していた。

ところが、最近一番聞いているのは、またYMOなのだ(^^;。一回りして戻った?
音楽にも”世代”があるのだろうなー。最近はやりのヒップホップも、ラジオから流れていれば聞くけれど、ワタシはCDを借りることまではしない。ワタシ世代の音楽ではない気がするから。多分サザン止まり。

TVゲーム、YMO、パソコン。中学・高校時代を過ごした頃、自分の周りで回っていたこの3つの要素。すでにワタシの中でひとつのグループとなってかなり上の方でカテゴライズされている気がする。こうなってしまうとこの地位はなかなか動かない。ラジオでユキヒロ氏と細野さんのスケッチ・ショウが紹介されるとやっぱり聞きいってしまう。
「白い巨塔」で伊武さんが出ていたのを見て、スネークマン・ショーのCDを借りてしまったり(^^;。

単純なんだなー<自分。

そんなことがアタマの中をぐるぐる回りながら1日仕事を進めた。日付が変わるころ、今年最後の甘露旬報の更新をした。