そのまま宿へ行くには時間があったので、14時からのワイナリー見学コースを見ることにした。実際の見学内容はそれほどではなかったが、ワインの試飲コーナーがかなり充実していた。発売されている35種類のワインをそれこそ飲み放題(^^;。ワタシはドライバーだったので飲めなかったが、女房がそれこそとっかえひっかえいろんなワインを飲み比べ、「これが一番おいしい」と選んだのが、海洋酵母使用フリーランという白ワイン。「絞らずにあふれ出てきたワイン」というのが”フリーラン”の意。早速1本購入した。

宿は石和温泉の笛吹川畔にあった。15時過ぎにチェックイン。なんだかすごいいい部屋に通された。過去に家族旅行で行った何軒かの中で一番いい部屋じゃないだろうか。お部屋探検であちこち見て回る。窓の外にはお庭があって数十匹の錦鯉が泰然と泳いでいたり、小さい流しがあってコーヒーのドリッパーが置いてあったり、部屋風呂がヒノキの湯船だったり・・・(すごい)。「あれ、ここにも部屋があるよ」と息子が発見した部屋にはなんと自動麻雀卓が設置してあった(^^;。

屋外プールへ。宿の人に案内してもらったのだが、お風呂場と繋がっているとか。半信半疑でお風呂場から行ってみると、確かに繋がっていた・・・!ただ、脱衣場からではなく、本当に温泉湯船のある風呂場を通ってからじゃないとプールへ出られないようになっていた。
シャワーを浴びてプールへ入る。あ。温水だ♪1時間くらい入るうちにこれは温水じゃなくて温泉プールであることがわかってくる。すごい贅沢だなぁ。ドバドバと温泉が40度くらいの温度のまま注ぎ込まれている場所があって、いったんそこに張り付いてしまうとあんまり気持ちいいから離れられなくなってしまった(^^;。オヤジだなぁ・・・。

そのまま風呂に入る。ジェットバスもあって、背中に当てると気持ちいい。温泉の温度も少し低めに設定されているからずっと入っていられる気がした。日頃の疲れが解けていく。そんな感覚があった。まだ時間が早いのか、我々ともう一組の親子しか入っていないので広々。

夕食は3階にある宴会場。こちらの宿の名物ということで、ホロホロ鳥のささみの刺身や、すき焼きを頂いた。タコとスズキのカルパッチョとか、夏向きの献立もあった。子供たちはデザートでソフトクリームが出たから大喜び。お皿は一品も残さず平らげた。