朝起きて快晴。ちょっと眠い。 少し荷造り仕事をしてから遅い朝飯。12時過ぎに出かけることにした。息子が先日届いた電子工作講座のDMを見て「やりたい」と言い出した。金額がバカに高かったのでその講座は諦めさせ、代わりに秋葉原で同等のものを買ってやるから、と約束していた。昨日一昨日からずっと「秋葉原連れてってね」と何度も言われた。余程楽しみにしているらしい。 銀座線神田駅を降りたのは13時を過ぎていた。「おなかがへった」と娘。いつものことだ。万世橋そばにある店で名物のカツサンドを食べる事にした。1階の喫茶店でアイスコーヒーとアイスティーにカツサンドとハンバーグサンド。あっという間に食べつくした(^^;。 さて、肝心の電子工作キットが売られている店を探さなければいけない。ラジオ会館か高架下のラジオセンターかな、と何となくあては付けておいた。ラジオ会館に入る。よく秋葉原を徘徊していたが、あらためてラジオ会館に入った記憶を辿るとずっと昔高校生の頃以来かも。全く様変わりしていた。「こりゃお母さんと来てもわからないよね。お父さんと一緒でよかったね」と女房。いやいや、ワタシもわかってないのよん(^^;。様子がわからないままエスカレーターを上るとレコード屋にはDVD発売のプロモーションか、スターウォーズのキャラクターでストゥーム・トゥルーパーとボバ・フェットが居て、店員さんがしきりに「一緒に写真を撮りませんか、どうですかー」と声を張り上げている。すげえな。 その声に誘われたか、40過ぎと思われる男性がライトセーバーを片手にポーズを決める。さっきまで照れ笑いしていたのにいざシャッターというときにはキリリとした表情に。ううむ、すげえな・・・。 お目当てのパーツ屋さんがあるフロアを降りると、間違えたかな?と思うほどアニメ・キャラクター街になっていた。ショーケースにはフィギュアがところ狭しと陳列され、たくさんの人でごった返している。その人ごみを掻き分けて進んだ先にひっそりとパーツ屋さんがあった。見事に人の流れは途切れ、別世界となっていた。この落差。 これからもずっと未来永劫”電器の街秋葉原”でやっていけるという保証などどこにもない。こうして電器からアニメ関係の街へシフトしてきている事は、必然とは言わないものの時代の流れとして仕方のないことかもしれない。 FMラジオキットと半田ごてセット。100円ショップで完成品が300円で売られている時代に道楽なこと(^^;。4000円也。息子はうれしそうな顔をした。ワタシの高校時代を見ている気分になった。「そーいうところって意外と似てるんじゃない?」と笑いながら女房。知らないうちに似てくるものなのかねぇ。そんなワタシは真空管アンプのキットが2万円で並んでいて、かなりグラグラきていた(^^;。買わなかったけどね。 ラジオ会館を出る。ワタシはこのあたりを逍遥してもよかったが、女房や子供たちは「秋葉原に用はない」ということだったので散歩することにした。 昌平橋を渡ってから右に折れ、幽霊坂を登ってニコライ堂。そのまま大通りを通って美土代町を通過して神田橋を渡った。小川町交差点の看板建築もYMCAの建物も取り壊されて更地化していた。大手町。将門の首塚を見る。立っていた看板を読むと京都で切られた将門の首がこの場所まで飛んできたと書いてある。事実かどうかはこの際問題ではないだろう。そう信じられるほどの得体の知れない力がこの塚に宿っているということだろうから。内堀通りを歩いて和田倉噴水公園でしばし休憩。西日に噴水がキラキラと輝いていた。見上げれば絹雲がスィーっと棚引いている。少し暑いけど気持ちのいい午後。園内のレストハウスではこれから結婚式の二次会が予定されているらしい。 二重橋前から地下鉄に乗る。結構な距離を歩いたが子供たちはその間一度も「もう歩かないー!」とか文句を言わなかった。えらいもんだ。17時には新丸子に帰着。お隣の飲み屋さんで夕食。 0919.jpg