昨夜は早めに休んで、今朝はゆっくり起きた。 新聞を開けてびっくりした。いかりや長介死去とある(!)。もちろん、ワタシは8時だヨ!全員集合の世代だ。新聞の扱いも社会面ながらかなり大きい。 女房は今日子供たちを連れて恒例のおはぎ(ぼたもち)を作りに出かけている。午前中はワタシ一人でTVの前に座り、氏のヒット作「踊る大捜査線」を3時間じっくり見てしまった。このドラマは7年前の1997年制作だ。ここで元気良く演技しているいかりや氏は7年後に自分が死ぬことをちょっとでも考えていただろうか。もちろん人はいつか死ぬ存在だが、具体的に”7年後”とは考えていなかっただろう。このドラマがヒットした時、もし自分が7年後に死ぬと予言されていたとしたらどんな気持ちになるだろう。仕事に集中できただろうか。それとも、仕事どころじゃないと思ってしまうだろうか。 先日読み終わった手塚治虫「ブッダ」が思い浮かんだ。シッダルタは死を恐れた。人は死に直面したとき恐怖する。その恐怖から逃れることは出来ないのか。それがシッダルタにとっての命題だった。普段人は死を日常から追いやることでその恐怖から逃れている。悟りをひらき「ブッダ」となるまでの彼の苦悩はそのまま我々の苦悩でもあった。 ドラマは楽しめたが、何となく考えさせられた3時間だった。 昼飯は女房が作ってきたおはぎ。たくさん食べてお腹一杯。外が寒いから出かけたくないという女房と息子。出かけたいワタシと娘。食後の散歩がてら娘と外に出た。 歩いて小杉へ。普段娘が通っている音楽教室をワタシに見せたいと娘が言う。ビルの3階まで上がって入り口まで案内してくれた。そのあとは駅のそばにある公園でしばし遊ばせてから小杉駅の向こう側をグルッとまわって綱島街道へ出る。南武線を渡る跨線橋の上は新幹線を見るのに好位置。しばらく見てから小学校の前を通過してビデオ屋に寄る。半額セール実施中だったので、つい「僕の生きる道」の1巻を借りた。 夕食まで仕事。今日は休みだがこの3日間は愛書会のためにほとんど仕事が出来ず、片付けておきたい仕事が山積していた。休むのは簡単だが、遅かれ早かれやらなければならない仕事なら早めにやっておいた方がスッキリする。 夕食はたこ焼き。最後はタネがなくなってきてウィンナーを切って入れたり(^^;。たこ焼きじゃないとも言えるけど、なんでもおいしく食べられればいいのサ。