昨日ついに買ってしまったHDD+DVDレコーダー。

早速昨夜見たい番組をGコード予約。最初は操作がわかりにくそうだと思ったものの、実際にいじっているうちに基本的な事はわかってきた。「よく説明書を見ないで出来るね」と女房。機械ってのはね、取説なしでも操作できるのがいい製品なんだよ。
リモコンだけで操作して使い方はだいたい飲み込めた。

あとはHDDに録画されたものをDVDに焼く作業など、この機械独特の機能について試してみたい。価格.comではこの作業の確かさがP社製品で際立っていた。機能のスペック的には断然上を行くT社の製品はこの点が非常に不安定だという評価だった。

お茶の時間に息子が学校から帰ってきた。早速昨日録画しておいたワンピースを見たいという。女房が得意げにワタシに教わったとおりリモコンを操作する。大きなストレスもなく起動し、現在入っている番組が動画サムネイルで表示された。選択・決定すると録画されたワンピースはすぐに走り始めた。
ニコニコしながら「こりゃ便利だね」と女房。確か昨日までは「使い方がわからないよー、どうしよ」と言っていたのにねぇ(^^;。普段の番組録画もGコードで出来て、どのテープのあいているどの場所に録画していいか考えなくて済むからかなり楽になったんじゃない?

デジタル家電は確かに機能が向上して便利になった。アナログ機器は徐々に駆逐されるかもしれない。それでも完全に葬り去られるか、といえば相はならない気がする。共存・共生と云うか、しばらくは平行していく筈だ。デジタル化されて旧機能が完全に次世代製品の機能に組み込まれる状況にはなっていない、というのがその大きな根拠。
例えばVHSで撮り溜めたソフトをどうするか。当初このHDDビデオを買う時にVHSはお払い箱かと思っていたけれど、TVを録画したものがVHSで多量に残っている。HDDにダビング後DVDに焼いて保存、ということも考えられるが、それも何だか時間の無駄な気がする。保存版の内容なんてどうせ年に1度見ればいい方だ。VHSビデオ機器の値段は下がる一方だし、負担になる金額でもない。それならダビングする手間の方が惜しい。

例えばCDの登場で退場するかと思われたレコードは復権した。CDではDJができない。これからも必要なメディアとされるようだ。

多様化こそが豊かさだ。やるかやめるかの二者択一は止めてほしい。