今日は小学校で文化祭が開かれる。 覚えがあるなぁ。勉強がキライだったから文化祭でもなんでも勉強しなくて済む行事は好きだった。でもあれは中学生の頃の思い出かしら。どうも最近小学校の頃の記憶があいまいになってきた(^^;。加齢現象? 「やるからみにきてねっ!」と娘。息子はぶっきらぼーに「どっちでもいーよ」と言う。行きますよ、そりゃ。小学校の校舎に入るのは卒業以来だ。 ワタシも通った小学校。実はオヤジもここに通った。親子三代ここです(^^;。正門から入るとまずは受付。認証をもらう。最近は物騒だからこういう風にしなければならなくなってしまった。イヤな世の中になったもんだ。 体育館へ。9時過ぎから娘の学年の発表がある。開場時間ちょっと前なので並んでいる父兄も少ししか居ない(父兄といっても実際にはお母様ね)。開場と同時に入って1列目を確保。「すごーい。こんないい場所で見るの初めてだ・・・」と女房。いいじゃん、親バカっぽくて(^^;。 しばらくして娘の学年が入場し、舞台に整列した。少しざわついているものの、まあよくまとまっている方ではないかしら。程なくして1学年100人ほどで1篇の詩をリレー式に発声していく。間に歌と踊り、ピアニカの演奏が挟まれる。娘はダンスを元気いっぱいキビキビと踊っていた。なかなかいいね。 発表が終わったと同時に体育館を出る。今度は教室で息子の発表が行われるので聞きに行く。体育館から一番近い昇降口。下駄箱が並ぶ。スリッパに履き替えた。廊下には模造紙に書かれた研究が発表されている。このあたりはずっと桃畑だったことのレポートや、毎週日曜日に行われている資源回収の実態など。階段を上がって娘の教室を見に向かう。まだ体育館から戻っていないためか、教室は電気が消されて誰も居なかった。郷愁が胸に漂う。あんな小さい机に坐って勉強をしていたんだな。その頃の記憶はここに来て急に甘くあいまいになってきた。覚えていたとしてもあの頃に戻れるわけではない。それでもやっぱり、忘れてしまうのは過去の自分を裏切るような罪悪感を感じる。後ろを振り返るな、と云えるのは過去を大事にしていられるから言える言葉ではないだろうか。 随分低く感じる廊下の天井を気にしながら息子の発表がある教室へ向かう。途中、ずらりと並ぶ水のみ場の蛇口に引っかかったり、雑巾置き場を見て懐かしがったり。彼らにとっての日常はワタシにとってはもう決して取り戻せない日常なのだ。そう思うとさびしくなった。 2510291.jpg
息子の発表まではまだ少し時間があった。 隣の教室では多摩川の事を調べたという生徒たちが壇上に立ち、模造紙に書いた図と文章を見せながら発表を行っていた。ソツなく発表をこなす彼ら。多摩川の流域面積は何km2で長さが何kmで、から始まって多摩川に棲む魚にはどんな種類が居て、たとえば鮎を獲るための漁業組合がある、なんてことまで結構しっかり調べてあった。質問タイムになり、先生が鮎の漁獲高の増減と川のきれいさの回復との関係を質問したが、具体的にどうして多摩川がキレイになったのかが彼らには答えられず、見学していた父兄の方から浄水施設が出来て水をキレイにしてから流すようになったんですよ、というような助け舟が飛び出すなど、結構学校っぽいいい雰囲気を感じた。 勉強はまず動機が第一。自分の知りたいことを調べはじめればそれなりに面白くて、かなり突っ込んだところまで行き着ける。動機がなければ通り一遍の本丸写しになってしまう。そんな発表は聞いててもすぐに分かってしまうものですよ。 さて、息子のグループの発表が始まった。イマドキだねぇ。パソコンで作った画面をプロジェクターで投影していた。内容は多摩川の生き物について。さっき聞いた多摩川についての発表の中の棲んでいる魚に内容が限定してあった。ところが、パソコンでその文字や写真を配するという作業でメ一杯になってしまったのか、内容が図鑑丸写しをただ読むだけということになり、聞いていてとても満足できるものではなかった。思わず質問の時間になったのでワタシも手を挙げて質問してみた。聞きたかったことはただ1点。彼らの動機だ。「皆さんはどうして多摩川の生き物のことを調べてみたいと思ったのですか?」別に難しいことを聞いたつもりもなかった。ところが、彼らはドンビキしていた・・・。息子に答えてもらいたいらしく、息子以外のみんなはジリジリと後ずさりを始めた。矢面に立った息子はなんだかすごく恥ずかしそうに下を向いたままもじもじしている。・・・。しばらくして意を決したように他のお友だちがすごい早口で言った。「多摩川の生き物を調べたかったからです。」・・・分かりました(^^;。でもこれだけは書かせてよ。(イヤイヤやった仕事は誰が見ても分かっちゃうゼ) 勉強がんばってよねっ! そのまま車庫へクルマを取りに行き、出品しに神田へ往復。途中旗の台で1車線をつぶして電気工事。田園調布から大渋滞だった。メーワクだから幹線道路の工事は夜中にやってよ。 夕食は「初めて作ったんだよ」と女房がいう生姜焼き。なかなかウマイ。ビールが進んだ。ご馳走様でした。 2510292.jpg