いよいよ今日が総会当日。

2年間の任期総決算であるが、不思議とリラックスしていた。思い返せばきっと総会資料を書き上げ、発送封筒に込めたとき、ワタシのやるべき実質的な仕事は終わっていたのだろう。今日は楽しんでやろうという気持ちが先に立っていた。

普通だと電車の中では総会資料をじっくりと読むのだろうが、ワタシが書いた資料だけにもうアタマの中にすべて入っていた。まったく読み直す必要が無かった。で、結局「ダヴィンチ・コード」を読んだ。ついに下巻に突入。物語は佳境へ(ただし、主題からはずれてストーリーはつまらなくなりつつある(^^;)。

古書会館へは9時半少し前に到着。すでに理事長はいらっしゃっていた。お預かりした委任状とともに総会の会場へ降りる。後は席について出席された方をお迎えした。周りを見回すだけの気持ちに余裕があった。我ながら随分と落ち着いていた。
予定よりも10分遅れで司会者たるワタシが開会を宣言する。心地よい緊張感で総毛立つような気持ちだった。

あとのことはここには何も書けません。
途中昼飯を挟んで総会は続いた。

総会終了後、新理事さんたちと一緒に引き継ぎの宴へ。細かいようだがこの会もワタシが段取りした。2時間ほど終わった充実感とともにいろいろなことを喋った。新理事さんの表情が一様に暗かったことが印象的だった。

とうとうお開き。新理事長さんによる一本締め。お預かりしていた鍵を新専務理事さんにお渡しする。「責任」という文字がするりと肩から抜けていった。何の不都合もなく、むしろ組合財政を立て直した上で次に引き渡せたことの充実感を味わった。
さらば理事職。もう二度とやりたくない。

店に戻って家族との夕食。食べ終わってからはオークション落札品のメール書き。ほとんど売り切れて大忙し。いつもお買い上げありがとうございます。日付が変わってから日記を書き始めた。

やっと、やっと、ワタシの時間を取り戻すことができた。
260523.jpg