快晴。

朝から荷造り仕事に精を出す。今日も多そうだ。造っても造っても終わらず、昼飯を挟んで15時ごろまでかかってしまった。いつもお買い上げありがとうございます。

昨年末から今日まで、仕事が終わってから「新選組!」のDVDを毎日少しずつ見ていた。とうとう最終回が近づいてきた。長いと思いながら見始めたが、見てしまえばそれほどでもない。近藤勇が歴史の表舞台に立つ前の部分がドラマとしてはやはり面白い。池田屋事件以降の話には”史実”があるため話のふくらみを持たせにくいのだろう。
で、幕府が崩壊していく過程で新選組も崩壊していくのだが、薩長同盟が成立して以降の流れはやはり何度見てもわかりにくい。このドラマの主題が政治ではないことに由来するとは思うのだけど、庶民レベルで見た当時のわかりにくい政情があらわされている気もする。
御所の警護をしていた会津藩がいつの間にか朝敵となるからくり。会津藩に親しい天皇の崩御、将軍の逝去などがごく短い期間のうちに連続して起こっている。人が居なくなるということで良くも悪くも事態は一変する。
旧秩序の権化が幕府という位置づけだ。新選組は成り行き上会津藩のお雇いになったことで幕府側に立った。
新しい世の中を作るため、幕末の英雄坂本龍馬は薩長同盟の仲立ちをする。ところが薩摩にとって坂本龍馬の構想は都合が悪かった。龍馬は暗殺される。大政奉還、鳥羽伏見の戦い、錦の御旗。で、いつの間にか薩長が官軍、会津は朝敵となる(^^;。

見ていて単純に思うのは、今自分がどこに立っているのかを知ることが如何に難しいか、ということ。天皇をお守りしている立場だったはずがいつのまにか朝敵となっていた新選組。生き残ることが必ずしも最善ではないにしろ、”まっすぐ”な人間に描かれていたドラマの中の近藤勇は名誉を失うことが辛かったに違いない。

とまあ、仕事仕事で終わった今日は書くことがないのでこんなことを書いてますよ(^^;。
806歩 0.71km 8分 41.1km 0.4g
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