朝起きて曇り空。ようやく梅雨らしい空だ。いつもなら梅雨空なんて鬱陶しいだけだが、これだけ晴れ間が続くとさすがに雨空でホッとする。もっとも日曜日は晴れてほしいのだが。

6月も終わる。ダッシュをかける時期に入った。1年に2回あるフィーバーの時期だ。もたもたしていられない。今日も交換会を欠席して売ることに専念する。

昨夜は届いたばかりのDVD「アラキメンタリ」を見た。これは外国人監督による写真家・荒木経惟を追ったドキュメンタリー形式の映画だった。そのことを見始めて初めて知った(^^;。外国人から見た日本人の感性はとても特徴があるようで、全編リスペクトを帯びた視点で荒木さんの写真生活が描かれる。ゲストコメンテーターとして森山大道氏、北野武氏、神蔵美子氏も登場する。大道さんは「(荒木さんは)本質的にコワい人」と語り、映画監督の顔をして北野武氏は「仕事が楽しそうだ」と語る。シンガーのビヨークさんは陽子さんを撮った写真に感激したらしい。
ご本人のインタビューも各所で挿入されていたり、何よりも撮影現場の様子が克明に描かれていて、イキイキと汗だくで写真に向かっていく荒木さんのパワフルな姿が目に焼きつく。
コンパクトカメラを片手に夜の歌舞伎町。もしワタシがそんなシチュエーションにポンと落とされたらきっと何もできないだろうが、荒木さんはまるで自分の写場とばかりにパカパカとフラッシュを焚く。「イェイっ!」と掛け声笑い声。あっというまに被写体との心理的な距離感を無くしてしまう。すげえ。北野武監督は、荒木さんがカメラを持っただけでもうその場所に“写真”ができあがっちゃうんだよね、というようなことをコメントしていた。そのとおりだと思った。
モデルの小真理さんが、荒木さんが下町育ちで東京の男のトラディショナルな部分を実はすごく大事にしている人、と語っていたのが印象に残った。

午前中から午後にかけてずっと荷造り作業。いつもお買い上げありがとうございます。御蔭さまで作業場がだいぶ整理つきました。月末にかけてペースを上げますので(^^)。

昨日の夜に足首を少し痛めたので今日は大事を取る。夕食は自家製シューマイ。ウマイ。
774歩 0.49km 8分 40.3kcal 0.8g
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