昨夜は遅かったが、朝は8時起き。朝飯を食べて少し仕事。10時には出発する。今日の行き先は葛西臨海公園。女房のリクエストだ。

日比谷線で八丁堀。そこから京葉線に乗り換えると思ったよりも早く移動できる。電車賃も安い。潮見から新木場へ至る線路は運河のど真ん中を走っていく。ここはなかなかすごい。葛西臨海公園駅到着は11時過ぎ。空は曇っていたが、次第に雲が薄くなっていくようだ。公園のサービスセンターそばに七夕飾り。短冊とマジックが置いてあって、娘は早速1枚書いている。「おにいちゃんがやさしくしてくれますように」最近はそれほどギャーギャー言われなくなってないか?

水族園は後にして、まずはなぎさへ。ここは人工なぎさということだったけど、もう作られてからずいぶん経つ。なぎさ橋を渡ると眼下ではジェットフォイルが猛スピードで走り抜けて行った。橋を渡るとかなりの人の数。ちょうど引き潮でずっと向うまで海が引いている。娘はビーチサンダルに履き替えて砂浜を歩きだす。ところが、歩いた感じがちょっと違う。砂混じりの粘土質みたいな感触だ。波の形に波波と表面が固定されていて、意外と崩れない。時たまズブズブっと足を取られるような軟らかい場所もあったりして変な感じ(^^;。沖の方から洗面器いっぱいにあさり(とおもわれる貝)を入れた人が何人も。ここで潮干狩りですか。

波波した砂の上にはたくさんの穴があいていて、そばには小さな砂団子がいっぱい転がっている。これは何かな、と立ち止まったら、間もなく答えがうじゃうじゃと砂から出てきた。カニだった。巣穴から掘り出した砂団子をころころと転がしていたのだった。

石垣が組まれて沖の方まで突き出している。歩いていくと、時折フナムシがチョロチョロと走る。こういう動きをする虫がだいすきな女性陣(^^;。女房は先へ進めなくなってしまった。娘は好奇心が勝るらしくて、次第に「このむしちかづくとにげてくよ、だいじょうぶだよ」となった。
傍らにはよく見たことのある貝殻がいっぱい積み上がっている。カキだ。向こう側のなぎさとの間にある運河にはカキでできた島まである。こりゃすごいな。
東京湾には植物プランクトンのえさとなるリンが大量に流れ込んでいる、とこの間ラジオで言っていた。水質さえ戻れば実は生物がとても棲みやすい環境なのだと。
このカキを取って殻を剥いている人が数名。江戸前のカキをどこかで料理して出すのかしら・・・。
空はいつの間にか晴れていた。
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腹減ったので、なぎさ橋を渡って水族園に向かう。途中「佐世保バーガー」の屋台車有。まだ食べたことないな、と思ったら、「まだ食べたことないよね」と女房。じゃあ食べてみますか。直径16cmのハンバーガーが1個600円。そのかわりオーダーが入ってから作るので、アツアツが出てきた。
とりあえずそばにあったテーブルで食べる。娘は熱い熱いといってなかなか進まない様子。売店でビールを買ってきていい感じ。調子よく食べていたら真夏の日光がワッと降り注ぎ始めた。暑いなぁー。
しまった日焼け止めを塗ってこなかった。それまでは外出のたびに用心してちゃんと塗ってきたのだが、今日は曇りから雨の予報だったので油断してしまった。早目に食べきって木陰に移動する。冷えた海風が当たって、まるで冷房の風くらい涼しく感じた。

水族園前で娘が大道芸につかまる(^^;。こうなると最後まで見てお金をあげてこなければ気が済まない。最前列でガン見状態。まあ模範的なお客だよね。
見終わってから水族園に入る。やっぱり混んでるなぁ・・・。
世界の海コーナーは場内も暗くなっていて水槽も比較的小さい。ほとんど人の背中を見ることになる。マグロの大水槽では14時半からえさの時間。80kgの魚・イカを投げ入れる。あれだけ大きいマグロが我先にエサへ向かって突進する。中には興奮して放精しているヤツもいた。皆が我先ではマグロ同士がぶつかるんじゃないかと思いきや、それがうまくお互い避けて事故は全く起きないんだそうだ。運動能力がズバ抜けて高いからだという。

ペンギンの餌付も見て、東京湾の魚コーナーを見たらそろそろ16時。新しくできた淡水魚館を見てから出る。気がつけば腕が日焼けで真っ赤になっていた。さっきの七夕飾りを見ながらお茶を飲んで電車に乗った。昨日遅かったこともあって、日比谷線では居眠りの巻(^^;。

店に戻って早速腕にやけどの薬。夕食はジンギスカン焼き。食後はいつものように仕事です。
10656歩 6.92km 113分 519.3kcal 13.1g
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