昨夜は遅くまで借りてきたDVD「Wの悲劇」を観た。角川映画。監督は澤井信一郎氏。いやこれがなかなか面白い映画だった。主演は薬師丸ひろ子さん。恋人役に世良公則さん。薬師丸さんは劇団の研究生で、世良さんは元役者。「Wの悲劇」という演目の準主役オーディションで、役の獲得を目指す薬師丸さんを応援する世良さんという構図。結局オーディションは不調に終わり、準主役は別の人(高木美保さん)に決まる。出番の少ない役でプロンプも楽屋係もやらされる。
舞台監督役がなんと蜷川幸雄さん(本人)。お芝居もうまい。そして舞台の主役は三田佳子さん。最初はあまり特徴のない感じで出てきたが、お芝居の初日のあと、彼女の部屋でパトロンをしていた会社社長が腹上死する、というところから話は急展開する。ここで三田さんが薬師丸さんに語る舞台女優の“現実”に何だかものすごくリアルを感じた。パトロンなしでは今の位置に登ってくることなんてできなかった、らしい。
自分の身代りになってくれたら、あなたがやりたがっている役をあげるわ。と言われ、決心して頷く。そして幕は上がった。

この頃の映画はグイグイと観客を引き付けようとする力を感じる。最近の映画とは明らかに雰囲気が違うようだ。これはやはり作り手のキャリアだったり、“時代”の反映なのだろうか。このころの映画の主人公はたいてい上昇志向を帯びているのに対して、最近の映画(「ゆれる」「アカルイミライ」「珈琲時光」)の主人公は現代という閉塞した時代の中を漂うように描かれる。それこそクラゲのように上も下もない空間をゆらゆらとただよう。バブル前とバブル後と簡単にくくってしまえばそれまでなのかもしれないが、ここまで描き方のスタンスが違うと別に理由が求められそうだ。とまあそんな感想。・・・世良さんは今役者をやっておられるのだろうか。すごくいい感じでしたが。

昼飯を食べて、今日は交換会を欠席することにした。荷造りも終わったので出品作業を始めようか、と思ったら背中に悪寒。昨日寝るのが遅かったからな、と気にも留めなかった。すると次第に体中が熱くなってきた。むむむ。こりゃおかしい。お茶の時間に熱を測ると微熱だった。男子は女子よりも熱に弱いんですよ・・・(^^;。しばし横になり休んだ。

夕食時、滋養強壮剤を普段の倍飲んで様子を見る。熱は徐々に治まってきた。出品作業の続きを仕上げ、今日の落札品のメール書き。いつもお買い上げありがとうございます。
日記を書いたら寝ます。
2165歩 1.4km 21分 112.3kcal 2.3g
270726.jpg