朝から晴れ。

三連休明けの月曜日はやはり忙しい。荷造り作業を鋭意。現在できるすべての作業を終えてから古書会館へ。先週お休みだった交換会再開で大変な量が出品されているはずだった。こういうときに出かけない手はない。

車中では「竜馬がゆく」の最終巻の続き。大政奉還というウルトラCをお膳立てしようと奔走する竜馬の様子。この物語を読んできて思ったことのひとつに、日本の幕末の歴史を学校の授業で聞いたことがあっただろうか、という疑問がある。歴史の授業はたいてい古代から始まって江戸時代くらいで3学期が終わってしまうため、幕末についてはペリー来航の年や日米和親条約の年、日米修好通商条約の年、など、数字と事件を時系列で丸暗記させられたくらいしか記憶に無い。この激烈な時代に際し、人は何を考えてどのように行動したのか。そういう肝心なことは年号丸暗記の影に隠れてテストで聞かれたこともない。年号云々よりも、このころ外国人はどうして日本にやってきたのか、とか、それに対して幕府はどのような考えからどう対処したのか、とか、それに対して人々はどう思い、どんな行動したのか。もちろん、幕府瓦解のあとに誰が日本の舵取りを始めたのか、などについてちゃんと教えなければならないのではなかろうか。
年号を並べて書いて空欄を埋めよ、的なテストは、それさえ覚えれば勉強したことになると錯覚させるだけにいいとは思えないなぁ。事実、大政奉還という歴史用語は知っていても、その裏でどんな人がどうやってお膳立てしたのか、などは、一向に知らなかった。
かといって、詳細に述べようと思ったら、こうして文庫本8冊分にもなるから、そう簡単にはいかないとは思うのだけど・・・。

なんとかならないのかしらん。ほかでもない日本の歴史だゼ。

店に戻って荷造り作業の続き。いつもお買い上げありがとうございます。およそ50通を出せて一安心。

夕食後はオークション落札品のメール書き。終えて日記書き。
4507歩 2.7km 42分 231.7kcal 5.4g
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