朝から快晴。寒い。

朝飯を食べて仕事開始。土曜の朝のラジオはゆるーい感じの放送で良い。

荷造り作業を鋭意。いつもお買い上げありがとうございます。数は少なめ。昨日今年一番のピークが来た反動か。どうか無事今年中に届きますように。

昼飯を食べながら伊丹十三TVの最終回。いよいよ映画監督。51歳という遅咲きデビュー。何事も凝り性だった伊丹氏自身が納得のいくくらい経験を積んだ上でのデビュー作の題名は「お葬式」。徹底的にリアリティを追及したその作品にはご自身が経験した義父のお葬式を取り仕切った経験が生きているという。
日常にぽっかりと口をあけた非日常の空間と時間。それが葬儀だ。その時間を切り取ることが作品になる。それは大人のエンターテインメントとしての映画の誕生だった、と語り手の白井佳夫氏は興奮気味に言う。
描いている題材のためか、大手映画配給会社が配給を引き受けなかった。そのため、当初はミニシアターでの公開だけだった上映規模は、白井氏が各紙各所で大絶賛したために大変な評判となり、結局大劇場での配給が決まって大ヒット作となった。
思わぬヒットによって収入が激増し、税金対策がタイヘンだった、という経験から「マルサの女」を着想する、という監督の発想力。映画にはその時その時の監督自身が投影されていた。なるほど面白いはずだ。
「お葬式」「たんぽぽ」「マルサの女」の初期3作は正月の間に借りてきて見直してみたくなった。
伊丹十三TVは今日でおしまい。映画監督になる前の伊丹氏の活躍ぶりを垣間見ることができた良いシリーズだった。

午後は少しゆったりめにオークション出品作業を進める。年末年始にかかっているため、常に来週どうなっているかを考えながらの作業となる(^^;。

夕食は「安かった」と言って買ってきてくれたカニを食べながら「篤姫」の総集編を見る。確かに演技が違って見える。娘は見ながら「これって同じ人がやってるの?」と感想をもらした。それくらい違う人に見えるのかもしれない。幾島さん登場の時にカミナリって・・・(^^;。
カニを食べてたらなんだか年の瀬気分が盛り上がってきた。
1193歩 0.71km 12分 54.9kcal 0.1g
281227.jpg