昨夜は25時に寝て、今朝は3時に起きる。

約半年ぶりの亀山湖。こういうときはたとえ睡眠時間が2時間でも目覚ましの鳴る前に起きる。不思議(^^;。

4時に出発してアクアライン。1000円。ガラガラ(アタリマエ)。

美しい朝焼け。5時半に出船。湖を囲む山は新緑に覆われている。太陽の角度が上がり、霧が晴れる。突き刺すような若葉色とウルトラマリンの空。良く考えたらこんな風景を見られるのは年に数日しかないのだった。実際には仕事で見ることができない年もある。釣りもいいけど、こういう風景を見にここへ来る意義も考えられたらな。

とはいえ、釣り。バス用のフライを投げる。さっきから浅瀬でバシャバシャと魚を追っている大物が居るのだが、枝が邪魔でフライが届かない。うーん、残念なり。
しばらく島周りをぐるぐるとめぐるも反応なし。
8時を過ぎると、予報通り風が吹き始める。次第に強くなる。10時を過ぎる頃には向い風でボートが進行方向に進まなくなった。朝は鏡面のように静かだったというのに今や白波がたちはじめた(^^;。釣りどころではなくなってきた状況だ。風裏を選ぶ。バスの姿はない。バス用フライをマラブーに変えた。とたんに大型のギルが立て続けにヒットした。魚が全くいないわけじゃないんだよね(^^;。

フライをあきらめてスプーンを投げ始める。なかなか反応がない。風はどんどん強くなる。
10:20。行き場をなくし、桟橋のまわりにスプーンを投げていたら竿に重み(!)。グイっと合わせると水面下で魚体がギラリと光った。バスだった。風で流されるボート。船底からバスを引っ張り出す。数回ジャンプ。口にしっかり針がかかっていた。パカンと大きく口を開けたところを引っ張り上げた。元気な33cm。

バスはその1匹のみ。12時に納竿は初めて。このまま帰るのもつまらんと思い、木更津市街を目指す。木更津港の中の島大橋でも渡ろうか、と、ナビ設定。13時過ぎには付近に迫った。ところが、周辺が大渋滞。何かと思ったら潮干狩りだった。そうか、毎年GWは潮干狩りだったな。あっさりとあきらめてアクアラインに向かう。

アクアラインが出来てこのあたりも変わった。狭かった道が広くなり、周辺から人の気配が消えた。木更津の新宿にはかつてワタシの母親が育った家があったが、今は跡形もない。小さい頃ここで過ごした思い出とのギャップに唖然とする。

小櫃川に架かる豪奢な橋を渡った先から金田ICまでの道はとたんに幅員が半分以下になり、かつての旧道が残っている。ちょっと懐かしい気分。ヘルメットをかぶった中学生が自転車で行きすぎた。

アクアラインは強風のために40kmの速度制限。東京湾は全体が波立っており、富士山も雲がかかりながらもきれいに見える。ちょっと見たことないような雲も出ている。そういえば、アクアラインを真昼間に通行するのって初めてだ。
相変わらず、海ほたるは満車。入場待ちの渋滞の列にブロックではじけた巨大な白波が容赦なく降り注いでいた。ありゃあとで洗車がタイヘンだろうなぁ。
2799歩 7.67km 27分 128.4kcal 2.9g
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