昨夜は、ランニングにも行かないでDVDで「パプリカ」を見た。

筒井康隆原作。すばらしいアニメーション動画。ウチに原作の在庫はあるが、まだ読んでいなかった。今度読んでみたい。
基本的に夢の中の話。作者・筒井氏は学生時代に心理学を学んでいて、フロイト、ユングのこちら方面に明るい。
家にある家電製品が揺れながら行進していく様。七五調で全く無意味な言葉の羅列を吐きながら大行列はどこまでも続いて行く。すさまじい妄想だ。
睡眠している時にだけ登場するパプリカというキャラクターは、夢の中で縦横無尽に活躍する。サイコセラピストである主人公の分身だが、どうやら別人格に描かれている。パプリカが登場している時は”夢の中”が描かれているんだ、というサイン。ここを押さえないとリアルを描いているところなのか、夢の中の場面なのかがはっきりと区別されない。
でも、夢のそういうあいまいなところを、実際に現実の我々はどうやって区別整理しているのだろうか、と思う。
現実も夢の中の出来事も脳内で体験(認識)したことで、脳が現実なのか夢での体験なのかを仕分けしている。境界線を引いているのは脳の判断一つじゃないか、という気がする。その”判断”が何らかの原因によってあいまいになってしまえば、現実と夢の境界もなくなってしまう。
お話は、暴走したある人の”夢”が現実を侵食していく、というかなり大がかりなところへ進んでいく。これをアニメで表現するのが日本流。ハリウッドならさらにカネかけてマトリックス的にCGで描くはず。ワタシは日本流が好きだ。
そんなことを考えながらも、派手なアクションがかなり緻密な動画で描かれ、早いストーリー進行に圧倒される。主人公とその分身の二つの人格の声は林原めぐみさん。この人の”美人声”には迫力があるなぁ・・・。聞き覚えのある声優さんが数多く出演されていて、そういう面でも楽しめた。こりゃ傑作ですね。

大人しく一日仕事をする。昨日買った本を整理してオークション出品。
夕食のおでんを食べながら「空から日本をみてみよう」を見る。今日は首都高速都心環状線。いい番組だね。TVじゃないと見ることができない、という意味では貴重。日本橋界隈のことをやっていた。ブラ・タモリとかぶってないか。そういや、BGMにYMOってのもかぶってるねぇ。いいんだけどね。

オークション落札品のメール書き。大量。いつもお買い上げありがとうございます。
901歩 0.53km 9分 38.9kcal 0.9g
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