明日からにせまった愛書会展。

オヤジと母親は明日の準備で昼飯を食べたらすぐに神保町へ向った。ワタシは店番。今日は交換会もない。

荷造り作業は少なめ。ツイートとニュースの編集をしたら、あとは本の整理開始。

せっかくだから録音しておいたラジオを聴く。文化系ラジオは勉強のお話。勉強に対するイメージが一時変化していた、という指摘が興味深かった。バブルの頃、勉強してる人のイメージを貶めたのはタモリさんが「ネクラ」とレッテル貼りをしたから、という。その後、TVも「軽チャー路線」全開。笑えることが価値の最上位になった。その一方でタモリさんは今やインテリタレントのナンバーワンなわけで・・・。
現在はむしろ学生の頃の勉強だけでは一生食べていけるだけの知識が蓄積できないということで、社会人講座などがとても流行っているらしい。
まあ、一般教養的な知識は何時の時代も必要なわけで、そういうものって本を読まないとアタマの中に積み上がっていかない性質のもの。
新聞は入試の現代文的な読解力を身につけるのには役立っても一般教養には向かない。書かれていることは”記事”だから断片でしかない。断片を自分の中で整理・編集するためには教養が必要だ。
今、大学でもどうやったら授業がうまく機能するかが再検討されているという。壇上に先生が立って一人演説ではどうしても聞いている学生は退屈する。白熱教室のように壇上の先生と学生が議論するような仕組みにすれば退屈もしないし、内容も自然にアタマの中に入っていく。んだそうだ。なるほどね。

人にそのことを説明できるようになること。これが一番の学習法になるそうだ。

オヤジたちは17時ころに戻ってきた。そのあとは隣で夕食を食べて帰って行った。
466歩 0.27km 5分 21.3kcal 0.0g
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