甘露日記

古本屋甘露日記 http://www.kanroshobo.com

2001年10月

特選市

金曜、明古。

今日から純粋に8時半集合である。中企センター横のベンチに皆集まっていた。8時半のチャイムと共に中に入る。学校みたいだ。

今日も初動荷物は少ない。要仕分け一口は無く、地方荷も40箱弱。ただし、今日から始まる神田古本まつりのため、主任をはじめ経営員が3名欠席なのだ。ゆっくりとしたスタートながらも早歩きのような雰囲気で気持ちは焦り気味。しかし、ワタシが焦っては皆の判断に迷いが生じてしまう。主任が居ない今日はワタシの指示で皆が動くのだから。

その後、数件仕分け作業が入ったが、早めにいらしてくれた幹事の方々のすばやい対応で次々に仕事が片付いていく。とはいえ、経営員を一人駐車場入口に立たせなければならない。
持込荷、地方荷追加と品物はじわじわ増えていく。

点数は740点あまり。そんなに多くないけど、発声はワタシなので幹事の方が適宜開札を手伝ってくれた。最終赤毛氈の開札は4時過ぎ。明日27日は最終土曜日の為中企センターの休館日。荷物の出品も引き取りも出来ない旨を繰り返しアナウンスする。

会場整理に入る。地方荷明細が結構時間を食う。経営員3人居ないと片付け作業がちょっと大変だ。傍らで中央市出品の方々が漫画・文庫の山を積み上げている。我々の作業が終わった5時半には鬱蒼とした本の森のようになっていた。スゴイ。

飲み会は近くのお店。ドイツ風料理を中心にしながらも日本酒や枝豆、冷奴まで置いてある不思議な雰囲気。最初ガラガラだった店内はサラリーマンを中心に続々来店され、いつの間にか満員に。トマトスパがうまかった。ボンゴレは失敗だったね(^^;。古本まつりの仕事を終えてOさん合流。

その後、T.S.さんから電話が入り、店を出たあとOさんと二人で神楽坂へ。

LX帰還

今日は一新会。

入札後、新宿のペンタックスフォーラムへ向かう。東西線で竹橋から高田馬場へ出てJRで新宿へ。三井ビル1階である。
昨日電話で”オート飛び”といわれる露出時間が表示と実際が合わない現象について再現せず”作業なしでお返し”と言われていて、FA43mmのROM修理作業だけで帰ってきた。応対してくれたのはELTの持田香織似の女の子だったので技術的なことは突っ込めず。おとなしくおカネを払って受け取ってきた。部品代はわずかなものだが、工賃がそれなりにかかったため3万円ほど。高くなぁーい?

その際、ファインダースクリーンをLX2000用に開発されたブライトマットスクリーンに交換してもらう。これは素晴らしい。前のファインダー像がウソのようにすっきり明るいマット面。こんないいスクリーンが1300円というのは安い!わざわざ高いインテンスクリーンを買わなくてよかった(^^)。

帰ってきてからスーツを買いに洋服屋さんへ。この間実際に触って納得できなかったから買わなかった量販店ではなく、ワタシが大学入学の時にオーダースーツを作ったお店だ。当時のスーツが小さくなってしまったので直せれば直してもらおうとそのスーツも持参した。
お店に到着するとお客は誰も居ない(^^;。頬杖付いていた店員さんがワタシの来店にぱっと反応。早速小さくなってしまったスーツを見せてみる。更衣室でズボンを履いてみると意外にもちゃんと履けた。でも少しきつい。上着はかなりきつい。13年前だもんねぇ。しょうがないよ。
身体のサイズを測ってもらい、直せると言う事なのでお願いした。14,000円。しっかりした生地と縫製のオーダースーツがなんと33,000円だというので季節はずれだけどサマースーツもお願いしてしまった。以前デパートで買ったサマースーツが生地が弱くて内股が擦れて磨耗してしまったのだ。これだから安物はダメだ(^^;。

結局13年前に作ってもらったスーツは一箇所も壊れず、こうしてサイズを直してまた着てみようという気になっている。下手にインチキ臭い量販店で買わなくてよかった、と思った。

修理は来月はじめだけど、仕立ては「念を入れて造ります」という事で1ヶ月先。なんだか頼もしい。

カメラ談義

今日は資料会。2トン車2台分の荷物でにぎわっている。

品物も一級品で、昭和初期の本がズラリ。古書展で一番売れ筋の本だ。入札する人が多く、一冊一冊状態を確認するからなかなか人が移動しない。会場の向こう半分がガラガラだけにそのあたりをうまく活用できれば良いのにな、などと思った。
もっとも、ごちゃごちゃしているから札が上擦って高値を呼ぶ事があるのかもしれないけれども(^^;。

明日の一新会も地方荷が大量に届いていた。出品多数の模様。

入札をしていたら肩をたたく人有。Kさんだった。あれ?いらっしゃるの水曜日でしたっけ。ちょっとシフトを変えてみたのだそうで、お茶する事に。
いつも行っていた近くの喫茶店が遠く離れてしまったので、小川町まで歩いた。M書院の建物は取り壊されていた。

Kさんとワタシにはカメラが趣味という共通項があり、二人でお茶となれば話は自然カメラ系になる。実はワタシがAriaを買ったのにはKさんの影響が大きいのだ(^^;(なんて人のせいにしてはイケマセンね)。

コンタックスのレンズ3本(35mm、45mm、50mm)のあと、何を買うの?と話を振られ、え?というワタシ。Kさんは現在望遠系志向をお持ちのようで「コンタックスG用の90mmゾナーが非常にイイ」ことから、一眼レフ用の85mmゾナーがいいんじゃないか、なんてサラッと言われる。確かにレンジファインダー機で望遠はキツイけど一眼レフならイケそうな気もするなぁ。ゾナーなら比較的コンパクトだから持ち出しも気楽に出来るかも。・・・なんて危ない危ない(^^;。

かつて昭和初期にライカ・コンタックス論争と言うものがあったが、現代ではニコン・キヤノンが覇を競っている。ただ、銀塩写真のほかにも次世代デジタル技術まで睨みながら両者の開発競争はずっと複雑化している。よく写る、写らないなんていう光学技術の段階ではなく、AFの精度・速度だったり、シャッターボタンを押してから実際にシャッターが切れるまでのタイムラグを0.5秒縮める努力だったりする(^^;。キヤノンは現在持つ技術がそのままデジタルまで繋がっていくことを見越して製品開発をしている節がある、とKさんの分析は深い。

日記を書いているうちにペンタックスから電話。この間再修理で預けたLXに症状が再発せず、修理しないでそのままお返しになったそうだ。

カメラ

最近またカメラの記事を書き始めた。

荒木さんの記事を書き尽くしたから、というよりは、新しいカメラを買ってしまったからだと思う。不純にもワタシの場合、欲しいカメラが先に出てきて、買ってしまったから使わなければ、と写真を撮り出すサイクルになっている。本来ならば撮りたい絵があらかじめあって、そのためにカメラを買うというのが正解だ(^^;。

新しく買ったのはコンタックスAriaで、カメラはレンズを買い足すことで世界は幾らでも広がっていく。コンタックスを買った直接の動機は、MFの最新機種が一台欲しいと思ったからである。LXは良いカメラだが、古いので最近は故障しがちになっている。主力は変わらずペンタックスと思っているけど、11月に失敗できない場面で使う予定があり、結果を期待できるこのカメラを買った。レンズは現在三本。しかしこれ以上増やすつもりは無い。理由は簡単。結局使わないからだ。

朝から本の整理をそっちのけでカメラの記事を書いた。昼を過ぎて書いた文章を校正していると立て続けにご注文の電話とメールが入った。ありがたい。ありがとうございます。早速女房に店番をしてもらい、書類の打ち出しと梱包発送。とにかくご注文に対しては出来るだけ早く対応するのがウチのモットーです。

昨日ライカM3が帰ってきて、またモノクロ写真を撮りたいな、なんて気持ちになっている。ライカは歴史の古いカメラだから、メーカーどころか世界や時空を越えて交換レンズが存在する。日本ではライカコピー機が大量に製造された。それに伴って、日本光学からニッコールレンズが、精機光学からセレナーレンズ(後のキヤノンレンズ)がそれぞれ発売され、それがキッチリ現代のM6にも装着可能だ。ワタシもライカコピー機ニッカの標準レンズとして発売されたニッコール5cmを愛用している。
「過去のアルバム」として写真を掲載しているが、現在だって刻々と過去に姿を変えているのだ。今を撮らなければ過去は厚みを増やせない。やはり撮らなければ、ね。

明日はペンタックスLXが修理完了の日に当たる。ただ、午後4時以降でないと受け取れないそうだからあさってになるのかな。そして、11月に入れば、8月に浸水したローライ35が上がってくる。

M3修理出来

朝からどんより。

夕方から雨だそうだ。郵便は今日も前金を運んで来てくれた。ありがたいです。早速荷造り、発送。荷造りの途中で一本電話。銀座のUカメラさんからM3修理出来のお知らせだった。今日取りに行こう。

そして、中央市会。今日も先週並みの品物の多さ。どうやらこれが中央市会の普通のペースなのだ。すごいなァ。入札後、銀座まで歩いていく事にした。

すると雨が・・。確か予報では夕方からじゃなかったっけ?傘を差しながら神田橋、大手町を通過。東京駅前。丸ビルが外壁についてほぼ完成していた。もう少し前のイメージを残すのかと思っていたけど、かなり違った印象のビルに仕上がっていた。前を通り過ぎて丸の内を歩く。ファッション系のブランドショップが軒を連ねているが、お客は一人も居ない店が多く、店員の女の子が楽しげにおしゃべりしている。ワタシは貧乏ヒマなしの方が性に合っているような気がするから、こういう仕事って出来ないだろうな、と思う。

見慣れたビルが一棟。今年最初の連ドラ「ヒーロー」のロケ地を発見。ここでキムタクや松たか子がロケやってたんだなぁ。まだこのビルがちゃんと現役で働いているところがえらいと思った。そういえば昭和9年完成の明治生命館も現役で、その後に建てられた同じ明治生命の隣ビルは建て替えの為取り壊されていた。昔建てられたビルの方が長持ちするなんて、ね。

銀座到着。M3落手。ちゃんと直っていました。その足で久しぶりにL社へ。M6は全部TTLモデルに入れ替わっていた。189,000円。10回払いで買うと特別にローン利率が1%になると言う事で、かなりぐらぐら来たけど、修理が直ってきたばかりのM3の手前、自重(^^;。Mマウント機といえばヘキサーRFもほしいという気もするし、幾らあってもカネが足りない。自重。写真好きならばカメラを買うカネをフィルムに回すべし。

再び中企センターに戻り、落札品の回収をして帰宅。入荷品は早速値付けし、データベースにアップするのは大事なルーチンだ。

江ノ島地引網

まずまずの天気。

今日は子供たちがクルマに乗りたいとせがむので江ノ島へ出かけることにした。
朝は11時少し前に出発。第三京浜、横浜新道から1号線を快適ドライブ。途中藤沢の市街を抜けるのに渋滞で時間を取られ、江ノ島到着は12時を過ぎた。

曇っているものの、風もなく穏やか。江ノ島と言ったって海岸を散策したかったので、大橋は渡らず。貝殻を拾って歩く子供たちのお供をした。カメラはコンタックスAriaにレンズ3本(50mm、45mm、35mm)。ゆるい波に乗るサーファーとジェットスキーの轟音。

前に来た時には結構拾えた貝殻も、今日は少なめ。子供たちも途中から砂遊びに変わっていったようだけど、それはそれで(^^;。でもあとで服に付いた砂を落とすのが大変なんだよな。

ふと気が付くと、目の前を横切るロープ一本。砂浜から海の中へ一直線。辿っていくと滑車を使って砂浜が切れるあたりから機械で引っ張られている。地引網だった。100m位離れた向こう側にもロープがあった。網の幅ってこんなに広いのか。と思っていると、時折滑車を移動させて網の幅を少しずつ狭めている。ついついじっとその様子を観察してしまった。海の向こうに黄色い浮があって、それが次第に近づいてきていた。そうか、あれが網があるという目印なのだろう。

見る見る目印の浮が近づいてくる。網の幅も狭められ、20mほど。いや15mか。空色のウェーダーを履いた海の男がぞろぞろと網のそばにやってきた。そろそろらしい。すると向こうから観光客が拡声器を持った人に連れられて団体で押し寄せる。そうか、これは旅行会社の企画による観光地引網なのだ。

「さあ、網を引っ張って!」「子供だけじゃなくて大人もお願いします」海の男たちが盛んにあおる。ビデオやカメラを持った大人たちはそれでも手を出そうとしない。子供が引っ張っている様子を撮影しているだけである。ワタシは娘を連れて網を引っ張る人波の中に入っていった。綱引きよろしく少しだけ引き網のお手伝い。網は海臭かった。

いよいよ網が上がった。小さい小判のような銀色の魚が一杯の中、鯖、鯔、鰯、河豚、エイ、甲烏賊などが揚がる。群がる人人人。スーパーの魚売り場にもこれくらい活気があればいいのにね(^^;。

帰りは渋滞を考えて15時には出発。来た道を戻る。小学校の体育館で市長選挙に投票し、近くの洋食屋さんで夕食。カレーとグラタン。
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