甘露日記

古本屋甘露日記 http://www.kanroshobo.com

2002年07月

鈴虫

息子が毎月楽しみにしているのがG研の科学。

実はワタシも小学生の頃、毎月楽しみにしていた。もちろん、”付録”を、である。本誌なんてほとんど読んだ覚えはない(^^;。

その5月号の付録に鈴虫観察セットが入っていた。釣りエサを入れるような粗末な容器に、下に引く土と止まり木とエサ入れが入ったもので、少量のエサと袋に入った鈴虫の卵も一緒だった。息子は女房と一緒にセットを開けて土をひき、卵を蒔いて水をかけていた。蒔いて水をかけると幼虫が出てくるなんて、まるで朝顔観察セットのよう(^^;。

そんな調子でも20日ほどして卵は次々孵り始めた。当初用意されていたエサはすぐに切れ、カツオブシとキュウリを入れる。キュウリを齧って水分を補給するらしい。脱皮を繰り返し、どんどん大きくなっていく。6月に入ってこの容器では狭くなり、一つ虫入れを追加するまでになる。それでも大きくなるにつれ、長い触角がお互いに触れて居心地も悪そうだった。
はじめは「世話する」と張り切っていた息子の意気込みも、次第にトーンダウン(^^;。大事なエサの交換も女房に即されてイヤイヤやる始末。困るなァ。

つい先日、最後の脱皮を終えた成虫が姿を現した。なかなか鳴かないな、と思っていると、昨夜り、り、り、り。と遠慮がちに鳴き始めた。最初何の音かとわからなかったが、そうか鈴虫だったな、と虫入れをジロジロと見る。そんなに見られて鳴くはずもない。草むらで鳴く虫たちは人間の姿を見て沈黙するではないか。

息子が図鑑で調べると、鈴虫はバッタ・コオロギの仲間で、そういえば特徴的な形をした羽を除けばどれもそっくりの姿形をしている。羽をすり合わせて音を出すところまで一緒だ。
なぜ音を出すのかも書いてある。縄張りの主張とメスを誘うためだ。この狭い虫入れで縄張りもなにもあったものではないが、いい音でメスを誘うという点は人間の世界でも似た様なことがあるかもしれないな、と苦笑い(^^;。人間社会があるように、動物にも、虫にも、きっと社会があるのだろう。彼らは交尾して卵を残す事にのみ意識を集中し、たった4ヶ月の生涯を終える。

さて、この鈴虫。夏の終わりから秋にかけて毎晩のように鳴き続けた末、交尾してメスは土に卵を産み落とすのだが、来年の春に再び孵るらしいのだ。卵になった鈴虫をどうするか。早めに検討しておかなければならない。

どーする?多摩川河川敷に放す?

仕入れ

詳しいことは書けないが、今日は仕入れがあった。

そのために、今日市場へ行く予定で金曜日にしなかった市場の支払いが困ってしまった(^^;。ネットバンク化してから重宝に使わせてもらっているM井S友銀行口座から送金してしまおうと、昼過ぎに接続を試みるが、なかなか繋がらない。月末の月曜日の昼休み。繋がらないのがアタリマエなのかもしれないが・・・。

15分くらいかけてやっと接続すると、銀行口座の指定やらなんやらで、入力する1データごとに2分もかかってしまう(^^;。やっと10分かけてすべて入力し終えると、「一日で送金できる限度額を超えています」とエラーが出てしまった(^^;。なんなんだー。そんな限度額なんて設けるなー。と叫ぶ。

仕方なく、近くの信金へ走る。ATMで口座を指定してすぐに送金手続きは済んだ。なるほどね。これだからネットバンクは流行るようでイマイチなのか。利用者の増加と回線の混雑。それに伴う設備投資の増大にどう対応するか。このイタチゴッコを克服したところから勝ち組がでるだろうな、きっと。

そんなこんなしているうちに仕入れへ出かける時間。クルマで40分ほどの距離。荷物を積み込み、戻ってきたのが15時過ぎ。それからお茶を挟んで延々さっき運んできた本の仕分け作業である。

夕食は月曜の定番となりつつあるそうめん。この薬味にシソと茗荷と梅干というのがいいのよね(^^)。子供のころ、夏休みになると、昼飯が毎日そうめんだったときがあった。どんなにウマイものでも毎日食べると飽きる。夏休みに毎日食べさせられた経験から、一時そうめんを見るのもイヤになった。それが今や大好物なのだから、好き嫌いってきっと精神面から来ている問題なのだと思う。

夕食をゆっくり摂っていると、下から呼び出しが鳴る。「明日早いからもう帰るね。店は閉めたから。」とオヤジ。え?あ。そうか。明日は尾瀬へ行くってハリキッテたな。にしても20時少し前だよ・・・(^^;。

祭りがあったからかもしれないけど、どうもみんな夏”休み”気分になってしまっているみたい(^^;。ワタシも人のコト言えないけどネ。

散歩

食事の後、大丸を出て散歩することにした。

八重洲口は初めての女房。「どうしてバス停に沢山の人が並んでるの?」高速バスの乗り場なんだよ。とワタシ。土日で東京に遊びに来た人たちがちょうどこの時間に帰るわけです。電車よりも安くて必ず座れる長距離バスは人気のようで、確かにすごい人の数だ。

ワタシにはいつもの散歩コースだが、子供たちは面白いらしい。ガラス張りの大きなビルの角を曲がってガードをくぐる。「あ。新幹線!」と子供たち。そういえば娘はまだ新幹線に乗せたこと無いんだったね(^^;。

東京フォーラムのガラス建物に入る。デカイ温室のような構造だから、冷房を効かすのも大変だろう。インフォメーションに座っているお姉さん二人は談笑していた。この冷房もお姉さんの談笑もこの建物の維持費である。

元有楽町そごうの3階にはオモチャ売り場がある。入ってみる。子供たちは初めて行く場所にメがない。TVゲーム垂れ流しコーナーに張り付いている。ウチに無いものは珍しがる。欲しいのだろうけど、だとしたら、今家にあるオモチャは何だっていう事になってしまう。買い与えるつもりは無い。

2階に下りると電子ピアノのコーナー。二人とも良く遊ぶなァ。音を出して遊んでいるうちにワタシは何故かある工具のコーナーをウロウロ。お。カメラを入れるのにいいケースがある。なかなか丈夫そうなのに安いなァ。せっかくだから買ってしまおう。2個で1800円也。

気が付けば16時過ぎ。女房は今日も盆踊りの為、帰宅することになった。有楽町からJR。目黒乗換え目黒線で新丸子へ。17時には帰り着き、早めの夕食。ビールを飲んだら眠くなってしまう。うつらうつらしているうちに女房はすでに出掛けていて、子供たちに「早くいこーよー。おかあさんでかけちゃったよ」と揺り起こされる。仕方なく出かける。

昨日は出ていなかったスーパーボール掬いが今日は出ていて、息子は喜んで一回していた。しばらく踊りを見てから帰ってくる。20時半からは今日も商店街の堤燈吊りの仕事がある。

盆踊りの期間中(^^;仕事というのは何故か集中するものだ。。女房は町会で盆踊りに出て、ワタシが商店街で引っ張られる。犠牲になるのは子供たちという構図。なんとなく機嫌も悪くて、兄妹で先ほどのスーパーボールを取り合いしたりして。オヤジもその様子を見て怒る。

堤燈吊りの仕事は22:30ころに終わる。

木村伊兵衛写真展

先日、八重洲地下街にある古書店さんから、木村伊兵衛写真展の割引券を頂いた。

それでこの写真展が開催されることを知り、是非行くことにした。会場は東京駅大丸ミュージアムである。本当は月曜日に市場で入札した後ゆっくり一人で見に行くつもりだったが、急遽仕入れ仕事が入ってしまい、仕方なく女房子供たちを同伴での見学である(^^;。

目黒線で目黒駅乗り換え、JR東京駅。「八重洲口に下りるなんて初めて」と女房。大丸の入り口は駅と直結していた。割引券で400円ほど助かり、中に入ると木村伊兵衛ワールドが広がっていた。ううん、いいねぇ(^^)。

木村伊兵衛氏といえば誰もが知るライカの名手である。M3の使い手というイメージが強いが、それは氏が50mmレンズを多用していたからかもしれない。歴代のM型ライカで最もファインダー倍率が高く、クリアな像面を演出するのが他でもないライカM3なのだった。それでも氏はM3に固執したわけではなく、その時その時にライツが発売していた最新型のライカを使用していたようだ。かの”大ライカ”M5を手にして撮影に没頭する氏をとらえたスナップを見たことがある。

戦前の沖縄の風景や風俗をとらえた写真。今は存在しない国、満洲の風景も氏によって撮影されていた。戦後は焼け野原から復興していく姿を中心に展示があった。どれもライカ判から引き伸ばされたとは思えないようなファインプリントに「Ihei Kim」と筆記体でサインが入っている。ううむ、と唸ってしまった。そう、氏のオリジナルプリントは、ほとんどというか、全く市場には出回らないことでも有名なのだ。

美術館で芸術を鑑賞するなんて、子供たちにはやはり重荷で、息子はだらっとして興味なさそうな表情で写真もろくに見ていない。娘も写真ならどれも同じじゃないか、と言わんばかりに、展示の半分を過ぎたあたりで「はやくでようよ」コールが始まった(^^;。展示の最後の「秋田」シリーズは足早に見なければならなかった。泣く子と地頭には勝てぬということ(^^;。

食事は8階の食堂街にある中華。女房と娘が二人で今流行りのスープチャーハン。息子はお得意のチャーハン。ワタシは牛肉細切り炒めの載った汁そばに小籠包付きのセット。あとデザートとして息子のたっての希望で胡麻団子を付ける。

休みの日ならではの昼ビール(^^)。出された食事は残さないのがウチのシキタリ。

夏の仕事

朝、暑くて目覚める。

去年の経験からすると、今くらいが一番暑い。クーラーを弱めにして明け方までかけているが、停まるとすぐに汗ばんでくるほどだ。
寝不足の夏。結局眠いのに眠れない。昨夜は3時に寝たが、6時には眼が覚めてしまった(^^;。

朝飯を食べていると電話。午後、子供たちを連れて女房は表参道に出掛けることが決まる。あれ?今晩は盆踊りじゃなかったっけ?「だから早めに帰ってきて早くご飯食べて行くんだよ」女房も忙しい模様。ワタシが去年町会の理事をやった関係で、女房はそのまま婦人部に残る事となった。婦人部にはいくつか重要な仕事があるのだけど、盆踊り大会で浴衣着て踊り手になるのもその一つ。今年から阿波踊りも加えられて練習が結構大変だったらしい。

店を開けて荷造りと本の整理。昨日買い上げた荷物が運送で届く。再び黙々と本の整理・入力・データアップ。この暑いのにお客様が本を買いに来てくださる。ありがとうございます。

早めの夕食。昼寝していた娘を起こし、女房が用意してくれたレトルトのハヤシライスで夕食。18:30になり、女房は浴衣に着替える。帯留め作業がわからないので、ウチの母親にやってもらい、早速出かけて行った。ワタシも子供たちを連れて盆踊り会場へ。夕闇の小学校校庭。殊に夜出歩くのは子供たちにとって刺激的なことらしい。

櫓に堤燈。浴衣に盆踊り。小中学生の浴衣を着た女の子が結構来ている。ほとんど大半は夜店に群がっているのだけど、一部の数人は踊りの輪に入ろうと練習していたりする。ウチの子供たちは踊りよりも夜店のクチ(^^;。お目当てのスーパーボール掬いが出ていなくてガッカリ。

女房は東町会の人たちと踊りの輪に加わっていた。去年よりはうまくなったかな?まだ少し身の捌き方にカタいところがあるみたいだけど、踊らされているうちはそうなってしまうかもネ。動きをなぞる時期を過ぎて、自分のものに出来れば流れるような”踊り”になれるはず。

スーパーボールがなくてしょげている子供たち。もうすぐ帰る時間なので、一つくらい買ってやろうと何がイイか聞いてみると、娘が「ふわふわしたやつ」。ああ。綿飴のことね。じゃあ買ってあげよう。「500円です」え?結構高いねー(^^;。

戻ってきて20:30。今度はワタシが商店街の仕事で、通りに堤燈飾りの作業へ出る。終了は22時過ぎ。

明日のバス釣りは中止(^^;。

金曜、明古。特選市。

今期最初の特選市会。

経営員は久しぶりの8:30集合。残置品の整理と出品物の品出し。残置品が多いなァ(^^;。

今日は事前に発行された目録から優品が多数出品される事になっている。最終赤毛氈を2台増やし、その分、後半の荷物を事務所側に張り出させる方針を最初から打った。

地方荷は70箱。当日搬入されたものが追加され、合計では80箱を超える。要仕分け荷が3口。皆テキパキと、封筒付き荷物の付け合せに、仕分けに、荷撒きに、と分担して作業に当たっている。その間も断続的に持ち込みの荷物が搬入され、展示台はどんどん埋まっていく。当初ちょっと広すぎやしないか?と心配だった拡張赤毛氈にも、いつの間にか処狭しと品物が並んでいた。

開札は食事を挟んでいつものように13:30から。出品目録の迫力のためか、全国からご同業の方々が入札にいらしている。開札作業は順調に進み、事故もなく最終台を16:30までには開けきった。目録掲載の優品はいくつか取引が成立しなかったものの、タメイキの出るような金額になったものも出た。スゴイね。

後片付けまですべて終わったのは17:50ころ。今日はこのあと事業部の方と経営員でお食事会の予定があった。場所は美土代町にあるYという建物の地下。予定は18:30から。一度店に戻る経営員も居り、全員ではないものの、ほぼ時間通りに終礼の内容から会が始まる。

二次会は建て替え中の古書会館そばにあるカラオケへ。全員がほぼ一曲ずつ歌ったところでお時間となった。途中からTOMOMIさんがお子さんを連れて来てくれて盛り上がった。大音響で結構刺激の強い場所だったから、最初は驚いていたようだったけど、途中から雰囲気に慣れたのか、Aさんの歌う「ホテル・カリフォルニア」を子守唄に寝てしまうという一幕も(^^;。結構神経太いですねっ。お開きのあと、おネンネしたお子さんを抱っこさせてもらう。赤ちゃんの感触は久しぶり。ウチの子二人も前はこんなに小さかったんだよなァ。今じゃ抱っこさえ出来なくなってしまった(^^;。デカくなったもんだ。

事業部長さんと事業部のIさん。そしてYくんと4人で神楽坂へ。終了は0時過ぎ。そのあと九段上へはしご。

帰宅は2時すぎ。少し仕事して就寝は3時ナリ。
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