甘露日記

古本屋甘露日記 http://www.kanroshobo.com

2003年06月

雨の火曜日

朝から全力で荷造り。

メールで大きなご注文を頂き、本の取り揃えに時間がかかる。伝票の打ち出し、荷造り、発送という一連の作業は結構時間がかかるものだ。昨日からご注文いただいていた分をご入金頂き、荷造り作業はさらに追加。
朝飯を10時半から食べることになり(^^;、午前中に店をあけることを断念。雨だし、開けていてもしょうがない。

その分、仕事に集中する。20通ほど仕上げ、郵便局へ運んだのが丁度正午(^^;。いつまでたっても仕事が遅いなぁ・・・→自分。

店を開けて一息つく。お客様がいらっしゃらないのをいいことに、整理した本を次々倉庫の棚へ移動する作業。雨は降ったり止んだりだったけど、いつの間にか本降りに。ますます店売りはダメだろうな(^^;。

ネットにデータを注入。なかなか反応はいただけないものの、今日のように大口でご注文をいただけるときに備え、品揃えには注意していかなければならない。

閉店後、ご注文を次々頂き、再びメール書きで忙しい。いつもありがとうございます(^^)。
晩飯を食べようと上がると、子供たちはルパン三世のビデオを見ていた。もう何回目だろうなぁ。でも、何回見ても面白いなぁ。結局ワタシもルパンを見て育ったのだ(^^;。
カリオストロの城、未来少年コナン、天空の城ラピュタ、何回も見られるものはすべて宮崎駿監督のものばかり。

ジブリは今度テーマパークを考えたらいかがかしら。

梅雨空に戻る

朝からどんより。

今日は1ヶ月ぶりに歯医者の予約が入っている。昨年の9月に治療が始まり、それ以来ずっと月一で通っている。最初は”結局歯を抜かれるんじゃないか?”と思えるほど強烈な治療が毎週続き、強烈な鬱にもなった。
その後は懲りて電動歯ブラシを買ったり、ハイドロキシアパタイト入り歯磨き粉を導入したりして、極力歯のケアを重視した。
それ以来治療はなくなり、点検・掃除のレベルで済んでいる。治療費も毎回1000円を下回る。これなら特に気にするほどにもならず、むしろ点検してもらって気が楽になった。

店に戻った頃には雨がぱらつき始める。週の初めから雨とは・・・ね(^^;。

1日店で本の整理をする。先週買ったから今週は整理だ。本の山を見てニンマリするわけにはいかない。入荷した本はすぐに店に出す。これが鉄則だ。

閉店してからご注文を頂き、お返事メールを書いたり、荷造り作業をする。

上野動物園へ その3

どういうこと?池のボートに乗っている人に売っているのかしら。
よく見ると柄の長い網が看板の横に置いてあった。やっぱりそうだ。様子が気になって見ていると、早速一組のカップルがボートを寄せている。味もいくつか選べるらしい。結構ちゃんとしたアイスキャンデーが長い柄の網に載せられ、代わりにお代金を網に載せて渡す取引き。へぇー。1本100円か。意外に良心的なんだな。

息子は不忍池の浄化装置が出す泡の場所を目印にボートを漕いで回る。隣に娘が居るから、うまく呼吸が合わずにあさっての方向へ向かってしまってなかなかうまくいかない。イライラしながらも、事故もなく最後の方まで何とか二人で協力してボートを進めていた。

ボートは1時間600円。終了時間が近づいたので急いで乗り場へ寄せる。降りてのどが渇いたので近くの茶屋にある自販機で麦茶。弁天横を通って上野駅。銀座線に乗って渋谷へ移動。

渋谷でもう一仕事。ハンズへ行って秤を買う用事があった。いつも発送用荷物を量るのに使っていた秤の荷台の柄がポキンと折れてしまったのだ。近所の荒物屋さんには1kgを量るキッチン用しか置いておらず、最低でも2kg量れるものが必要だった。
休日の夕方で大混雑の渋谷の雑踏。センター街を子連れでは歩く気がせず、本店通りを歩くが、似たようなもの。背の低い娘は疲れもあるのだろうけど、押し黙ってひたすら歩いている。
何とか到着して秤コーナーを見ると4kg量れる理想的なものはガラも大きく、値段も1万円と高かった(^^;。壊れたとはいえ、この間まで現役だったウチの秤はキッチン用のチャチなものだった。それでも14年もの長き労働に耐え、本体は壊れていなかった。
キッチン用で充分だ、と思いなおしてフロアを上がると1600円で同等品が見つかったので買った。

「おなかすいた」と子供たち。ハチ公前スクランブル交差点に面した場所にあるお好み焼き屋さんへ入る事にした。ミックスもんじゃ、牛スジねぎお好み焼きなど、結構頼んでもそれほどの金額にならない。ずいぶん良心的な値段。「これなら佃まで行かなくてもいいじゃん」と息子。わかった風な口をきく(^^;。
焼きうどんを食べて、ガーリックチキンもんじゃをおかわり。腹一杯で外に出ると、さすがに夏至でも夜になっていた。

帰宅は20時半。久しぶりに仕事のない休日の夜をだらっとして過ごす。

上野動物園へ その2

ゾウ舎が新築されていた。いままで小動物が込められていた舎があったあたり。なるほど。ゴリラの森のような演出が施されている。時間がなかったために横目で見ながら今日は素通り。

イソップ橋を渡って西園へ。果たして爬虫類館へ到着するとかなりの人だかり。今トカゲは人気があるからなぁ。それでも並んでいる間に「え?こんな大きなヘビなの?」と怖がって途中から並ぶのをやめた親子も居たりして。いよいよ順番が来て触ってみると、ツルツルとしてなんだか生き物ではないみたいな感覚。へび革のバックやら財布で実は感触の記憶は折込み済みなのかもしれない。
凛とした無表情。ベトベト・ベタベタしない。むしろこんな感じが受けているのかもなぁ。

そのまま西園に留まる事になり、オカピ、キリン、ダチョウと順に見て回る。一段と人だかりがしているのはカバのコーナー。でかいカバがプールから出たり入ったり。時折でかい口をあけて、がぁーとか雄叫びを上げたり。飽きないなぁ。こんな人気者が狭いプールに押し込められているのが気の毒になった。

ちょっと休憩とばかり、近くのレストハウスであれこれと買う。息子はカキ氷。娘はソフトクリーム。ワタシは生ビールと枝豆・ヤキトリのセット。カウンターの中を見ると生ビールマシンがコーヒーのサーバーよろしく、泡まできっちりと量ったように口切一杯注がれて出てきた。テラスに座って昼ビール。子供のための動物園。大人のひそかな楽しみ。うまいねぇ(^^)。

「ボート乗りたい」といきなり息子。もう動物はいいのか?さっきまでフクロウがどうのと言っていたじゃないの。一旦思うともう心はボートへ移ってしまったらしい。仕方ない。弁天口から出て弁天様裏にあるボート乗り場へ移動する。
乗り場のチケット売り場には他に人は居なかったけど、切符を持って乗り場へ行くと、丁度降りてくるカップルが居て、それに乗り込むことになった。ワタシがオールの位置に座り、息子が舳先へ。娘と女房は後ろに座った。しばらく漕いで真ん中あたりに来たところで漕ぎたがっていた息子と娘にバトンタッチ。ワタシは舳先に座って”あとは任せた”状態。時折乾いた風が吹き抜ける。さっきのビールの酔いが回ってきてかなり気持ちいい。

ボート乗り場と反対側でチリンチリンとアイスキャンデー売りのおじさんが鳴らす鐘の音。近くまで行ってみると「アイスキャンデー」の看板は池の方に向けてある。

上野動物園へ その1

朝は9時起き。

さて、今日は何処へ出掛けるのかな?外は昨日ほど晴れていず、湿度も低めで風もある。なかなか快適。夏至に雨が降らないなんて何年ぶりだろうか。

朝飯を食べながら何処へ行こうか、と話す。なかなかまとまらない。「多摩川がいい」という意見から「ズーラシアがいい」という意見まで。それなら井の頭公園でもいいじゃないか、とワタシ。すべて却下となり、(なぜか)上野動物園に行く事となった。

東横線で渋谷。銀座線で上野まで。「昼ごはんは何にしようか」と駅のトイレを探しながら女房。決まらないうちに娘をトイレに連れて行く。何にしようかねぇ。駅構内にあるパン屋さんにした。上野駅は少し前にリニューアルされ、古い概観はそのままに中身をキレイに入れ替えた。上野駅っぽくなくなったけど、通行する人は増えた気がする。成功ということになるのかな。
それでも、昭和7年に立ち上がった駅の改札口のあたりは、桑原甲子雄氏の写真で見ると当時とそれほど変わっていない。なんだか不思議な気がした。

映画館の目の前から出て細い坂を登って東京文化会館前へ出る。今日は大道芸の人は居なかった。売店前を突っ切って動物園の入り口へ。「あれ?大人600円だったっけ?高くなってない?」(^^;たしか数年前に100円上がったんですよ。
中に入って早速パンダ。パンダ舎の中でひっくり返って寝ていた。食って寝て。あてがわれた相手と交尾させられる。貴重動物な彼に生きる目標はあるのだろうか・・・。周りの人たちは盛んにフラッシュを焚いて撮影に夢中。ひっくり返って寝ていたからか、ワタシはちょっと撮る気になれなかった。

元パンダ屋外運動場にはタンチョウが入っていた。この間のTVで釧路湿原の主とされていたあの鳥。盛んに羽を広げ、鶴の舞を披露してくれている。右羽が半分しかなく、それを我々に訴えているようにも見えたけれども。

その後、近くのベンチでさっき買ってきたパンを食べる。カツサンドやらサンドイッチを中心に、デザート系の甘いものも少し。うまいねぇ。ちょっとお値段はかかったけど(^^;。食べ終わった頃、園内放送で「爬虫類館前でヘビ、トカゲのふれあい体験を行います」とお知らせがあった。あと15分ではないか。「ゾウを見たい」「フクロウとワシが見たい」なんてあれこれ計画を練っていたのがすべてチャラ(^^;。すぐに西園の一番奥にある爬虫類館へ急いだ。

快晴、夏。

朝起きて青空。

寝不足の眼にまぶしい夏の太陽。

昨深夜終わらなかった荷造りの続きと朝飯。昨日の明治古典会で落札した小山の回収に行かなければならない。刺すような紫外線が土砂降りの朝10時。クルマで竹橋へ向かう。晴れた週末は久しぶりなので、行楽地へ向かうクルマは渋滞していても一般道はガラガラ。40分ほどで到着。木曜日の市会で落札した品物と一緒に持ち帰る。
たった20分も当たっていないはずの紫外線。店に戻ると皮膚が少しヒリヒリしていた。そういえば明日は夏至だ。

店にはまた新入荷の品物が小山になる。午後、今日ご入金分の荷物を荷造りしてみると発送荷物もまた小山になった。とてもこの量を隣駅の郵便局までは抱えて持っていけない。集荷を頼むことにした。

女房は3階で本の入力。ワタシは2階でデータ入力。オヤジと母親は昨日落札したばかりの本を整理。時間はあっという間に過ぎ行く。早く過ぎるってことは多分楽しいんだろうな。”やらなければ”という強迫観念(^^;が半分あるのであまり意識できないけれども。

昼飯やお茶の時間を使って妻夫木くんドラマの最終回。第一回で手が震えて処置できなかったあの頃の彼からほとんど成長していない様子が描かれたあと、彼なりにその壁を乗り越えていく描写がされてドラマは終わった。
こちら側(患者)の視点に立ちすぎて”失敗するかもしれない”と落ち着きのない医者に患者は信頼を寄せることは出来ない。かといって、落ち着き払ってミスをし、平気な顔をしている医者も困る(^^;。両極端な例は例にもならないが、医者も患者も結局は喜んだり悩んだりする生身の人間なわけで、医者と患者の関係も常に相対的だ。どちらかが重くなるとどちらかに傾き、やっぱりうまくない。
”考え続けていくことが答えなんだと思う”とドラマの中で吉田栄作氏の言ったセリフの重みが堪えたこの3ヶ月間だった。
主題歌を歌う平井堅氏のキャラクターがラジオを聞いてワタシの中に出来上がっている。いい歌を歌うだけにそのギャップも楽しめたなぁ・・・。これは余談だけども(^^;。

どの世界も苦しい。しかし、どの世界にもきっと救いや楽しみがあるはず。ドラマでは学歴職の最高峰に医者があると思っていた主人公が居たけれど、価値観は皆がそれぞれ違うものを持ち、それぞれに最高と思うものを胸に秘めている。

それさえ手放さなければ生きていけるんだと思う。
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