甘露日記

古本屋甘露日記 http://www.kanroshobo.com

2003年09月

今日もまた1日店

朝は8時起き。

息子はすでに学校へ出かけた後だった(^^;。
仕事をしているうちに娘も登園時間。出かけるというので気が付いた。あわてて朝飯。荷造り作業など、なんやらかんやらしていると知らないうちに時間が経過している(^^;。

昨日愛書会展の荷物を荷受した関係で、オヤジたちは今日休みを取っている。愛書会荷物の発送は終わっていたが、別の仕事は山のように積み上がっていた。開店してからはひたすらその作業である。
愛書会展に目録出品する品物は当然売り切れることは無い。つまり、回を重ねれば重ねるほど売れ残った本はどうしても積み上がっていく。ウチの倉庫がまさにその状態だった。近年は均一本の割合が増えていたこともあって、消化できない(実際に会場の棚に並べきれない)良い本がダンボールの中で眠っている期間が長くなっていた。ほって置いたら増え続けるこの荷物をどうしたらよいか。答えは簡単だ。箱から出して店に並べればよい。でも、この簡単な事がなかなか出来ない。先の仕事が後から後から詰まっていた。

それでも一大決心してオヤジに本を箱から出してもらう作業を指示した。次の目録締め切りまで1ヶ月足らず。時間はないがとにかくやるしかない、とその作業をすると箱から出てきた本がまた積み上がる(^^;。そこで女房の出番だ。片っ端からデータ入力をお願いした。入力済みの本が店に積み上がり始めた(^^;。
とにかく本を人目に晒すこと。ダンボールの中にしまっておいてもお客様は注文のしようがない。

17時過ぎに今日の仕事を終えた女房。PCを引き継ぎ、ワタシの整理した本をデータ入力する。ここ1週間は愛書会で自分の仕事が出来なかったため、久しぶりの作業だった。

閉店後、サッカーを見ながら夕食。残念ながら当たり負けといった感じか。アウェイでやりにくいことはよくわかるけど、それ以前の身体能力にかなり差があるような印象を受けた。相手のFWとボールの取り合いをしてDFが飛ばされるようでは勝つのは難しい。
それでも、後半になってから高さを生かしたヘディングで点を取る力強さも見せてくれた。思わず身を乗り出してしまった(^^)。格下のチームと対戦して勝つよりも、格上のチームに当たる方がより鍛えられるはず。リードされた試合の後半に粘りを見せてくれたのは大きな収穫だと思う。

サッカーを見終えてからはまた仕事と日記書き。

今日も1日店

朝は8時起き。

息子は学校で出かけるところ。あ。そうか今日から平日だ。週の半分も休むもんだから感覚が麻痺してるな・・・。

愛書会展の送り荷物は昨日で作り上げていた。17時過ぎに出来上がったものと今日ご入金いただいた荷物でやっぱり店頭には発送を待つ郵便物が積み上がった。いつもお買い上げありがとうございます。

女房も久しぶりに本のデータ入力作業。娘の運動会などイベントが続くのでなかなか続けて出来ないけれど、少しずつでも進めてくれると助かる。ワタシは木・金と市場で買って来た荷物の整理開始。愛書会があると木曜(陳列)から月曜(発送)まで何にも店の仕事が出来ないからねぇ(^^;。それはそれで困るんですワ。

今日も作業をしながらついついラジオ代わりに「王様のレストラン」DVDの副音声をかけて聞く。もう何回見たのかな・・・(^^;。これだけ見れば買った金額なんて安いもんだ。いや、まだまだ見ますよ。

今日はお一人たくさんお店で買っていただけたお客様がいらっしゃり、送料サービスでお送りすることに。みかん箱にたっぷり一箱。ありがとうございます。

閉店後はご注文メールにお返事書き。

1日店

朝起きるとものすごい晴れ。
真っ青な空と幾分涼しい風。昨深夜ザーッと降った雨のおかげかな?

都合でなかなか見られなかった「コトー先生」の最終回を朝飯を食べながら見る。先端医療の世界でしっかり活躍する先生の様子が描かれた。離れ島の診療所で回診する先生の姿との対比が興味深い。場所も状況も全く違うけど、そのどちらも医療の”現場”であり、命との真剣勝負の場だ。
ただ、ほかの漫画やドラマなどで”現場”にだけこだわっていても、それで救えるのは「関わった患者さんだけ」だ、と現場主義を批判する立場の人間も描かれていた。研究を重ねて理論を確立し、その方法を一般化させることで何万人もの患者を救うのも医者の仕事、という主張だ。もちろんどちらも間違った立場ではないはず。問題があるとすれば、そのどちらもが自分にこそ正義があると信じ、相手方を非難する傾向があることだろうか。
物語の世界だからすべてが真実ではないとは思う。こう描くことでドラマとしての盛り上がりが期待できるからだと思いたい。
ドラマの最初からライカを持った事務員が盛んにシャッターを切っていた。その写真集が島へ戻るかどうか迷っていた先生の背中を押す。もちろんプロの写真家が撮影したスチールだと思うのだけど、いい写真だった。モノクロで描かれていたら、と期待したのだけど、もし実際に相だったらデキスギと逆にしらけたかもしれない。
島に戻った先生を迎える人たち。中島みゆきさんの歌声を聴きながら、すでに心は続編を期待していた。

先日発売された「王様のレストラン」のDVDには、特典として出演者によるコメンタリーが本編と同じ時間だけ収録されていて、これが別の意味で面白い。今日は1日愛書会展の荷造りに明け暮れたのだけど、作業をしながら音声をつけっぱなしにして聞いていた。主演の松本幸四郎さんや山口智子さんはもちろん、鈴木京香さんのボケっぷりや、意外に”いい人”な西村雅彦さんの素な面、また出演者の方々のその後の様子が伺えて面白かった。本編を通しで一度見て、コメンタリーを一通り聞いたから、このDVDを合計1000分以上回したことになる(^^;。コメンタリーを聞いたからまた一通り見たくなってきた。こういうよく練れたドラマは大好きだ。

今日発送した荷物は27通。それでも郵便局の集荷係の方が来た時間が幾分早かったので、積み残し有り。それは明日郵便局から発送する予定。

お休み

なんだか久しぶりの休み、という気がする。

朝は7時に起こされる。まだ眠いなぁ。でも、今日は快晴で子供たちがこどもの国へ連れて行けとせかす。女房も早起きで張り切っていた。

仕方なく(^^;起きて、たまった新聞紙を縛って小学校の資源回収に出す。昨夜に引き続き荷造り仕事をしていると「用意できたわよー」とお呼びがかかる。朝パンを食べてもう少し仕事。店に下ろしてから出発。

10時過ぎにクルマで出たものの、途中246が渋滞していた。暇つぶしにしていたしりとりを棄権してナビを駆使。渋滞を避けて到着すると、すでに第二駐車場へ向かうクルマの渋滞が最後の角をずっと過ぎて繋がっていた。
ここで入るとちょっとズルイかな、と思いながら信号が赤だったのをいいことにUターン。ショートカットで列に入れてもらう。スイマセンね。

11時半に園内へ。早速ミルクプラント前で買って来たおにぎりを食べ、名物のソフトクリーム。そのあと広場のお山に登って駆け足で降りたり。子供たちといつものサイクリングを回ると結構ヘトヘトになる(^^;。日頃の運動不足を実感。娘は変わり自転車へ向かい、息子と二人でゆるーいローラーコースターに乗る。空は曇ってきていたが、運動したせいか汗がどっと出る。持ってきた水筒はすぐにカラになり、売店で買ったペット茶が瞬く間に消えていく。

子供たちのリクエストで娘はジャブジャブ池へ。息子とワタシはボート乗り場へ。普段ガラガラなのに今日は行列。30分400円。狭い通路を通りたがる息子。ワタシは一切操船せず、息子に任せることにしたものの、向こう側から来たボートとすれ違うのが難しく、オールの捌き方を教えたり。

ボートを降りてジャブジャブ池に戻ると、雲行きが怪しい。ぽちぽちと雨が落ちる中、イベントなのか、さっきから始まった紙芝居に見入る娘。終わり次第、駐車場へ向かう。

帰り道は順調。クルマを駐車場に置いてから近所の焼肉屋さんに入る。焼肉食べたのは久しぶり。子供たちは思っていたよりも焼肉が好きらしい。あとから頼んだユッケもビビンバも冷麺も食べつくした。すごい食欲。
ワタシはワタシでビールをジョッキで3杯飲んだら酔っ払ってしまった(^^;。家に戻ってから横になると熟睡。傍らで人生ゲームをやっていたことに気が付かず。

21時過ぎからたまった日記書きと、先日来楽しみで見ている「王様のレストラン」の続き。

愛書会展二日目

朝は7時過ぎに起きる。

早速荷造りなど。発送できる形を一通り作った後、朝飯を食べて出る。子供たちは今日から三連休(!)らしい。このあいだ夏休みだったじゃんか。よく休むよなぁ。

10時開場。土曜日は少し落ち着いた雰囲気。帳場には当番さんが座っている。ワタシは11時半から帳場に出る役割。それまでに昨日落札した品物を見に保管場所へ。二重に縛りを入れて今日の愛書会の荷物と一緒に運送にまわすこととした。
金券売り分もヒマなうちに清算。当日会場へいらっしゃるお客様は会場で清算していただけるのだけど、遠方であったり、都合があわないお客様に品物をお送りするケースがある。そのときには金券を切って我々業者がお客様の支払う金額を会に立て替える。その事務手続きは毎回結構神経を使う。やはり会場で直接決済していただけるのが一番ありがたい。

11時半から13時まで帳場のレジ前に座る。そのあと昼食へ。今日は靖国通り沿いのカレー屋さん。ここのカレーはどこのカレーとも違うおいしさがあり、好きだ。仮場所で古書展をやっていた間は食べられなかったから、約1年半ぶり。うまかった。

次の役割まで時間があったので、大型新刊書店で棚を見る。日本を代表するこの書店は規模もおそらく日本一ではないかと思うのだが、人出の多い週末にもかかわらずレジはそれほど忙しそうに見えない。本好きの方が本を買う際、実際に手に取って決めるという従来の方法に代わり、本を検索して探し当てる方法が台頭している。一見時代にマッチした合理的な方法にも思えるのだが、本探しの本当の魅力は、店頭で思いもかけなかった本との出会いにある。あらかじめ誰かの好評を頼りに買うよりも、店頭で実際に”本との出会い頭”を楽しむにしくはない。レジは回っていなくても、人はたくさん入っていた事にちょと安心しながら店を出る。帳場に立つ約束の14時半が近づいていた。

16時前から今日の売り上げ札計算。17時に閉場し、展示した荷物の片付け。今回は来週の月・火・水と古書展の予定が入っていたため、棚の片付けは免除。ラッキー(^^)。売り上げを頂いて店に戻る。

夕食を食べてから仕事。世の中は三連休。明日は日曜日だけどせっせと荷造り。休日でも郵便局に集荷してもらえるのです(^^)。

愛書会展初日

7時起き。アッチいなぁ・・・。

今回から愛書会展の会期中はワタシだけが出席ということになった。オヤジが会員なのに「べつに二人行かなくてもいいでしょ?」とまるで他人事(^^;。ワタシはワタシでちゃんと仕事はあるんだけどなぁ・・・。

9時過ぎに会場入り。帳場の整頓などをしているうちに古書会館入り口に行列が出来、「荷物搬入のクルマが入れないよ」とクレーム有り。すぐにゲートを開けて地下会場手前までお客様を誘導する。場内は冷房をガンガンに利かせており、設定は18度になっていた。

10時少し前。「そろそろ開けましょうか」という声が上がるも「いや、前に10時前に開けたら、遅れてきた人から何で時間を守らないんだ!とクレームがあった」という意見が出て、やっぱり時間通りに開けることとなる。

10時開場。だっとお客様が駆け込み、早速猟書をはじめられる。ワタシはレジに座り、伝票の検算係り。最初の30分はそれほどでもないが、11時を過ぎたあたりからお客様がひっきりなしに清算されるものだから大変な忙しさ。接客は4、5人だがレジは1箇所。集中するときは集中する。とにかく順番を守って捌くことを心がける。
そんなこんなしながらも12時を過ぎて、いったん食事に出る。なんとなく今日も牛丼。なぜならゆっくり食事をしている暇がなかったからだ。

食事をしてからすぐに明古の会場へ。ざっと入札。本命の品物を今日も見つけられた。
ワタシのいう本命とは、他の方があまり注目していないのだけど、ワタシなら売りこなせる品物のこと。つまり、あまり金額的には高くならないものを”本命”としている。市場の取引で高いものを”人気がある”と判断して高札をおごるのはウチの常識としては誤りだ。高いものはウチでは売れない。話は至極単純である。

入札後、あわてて地下の古書展会場へもぐる。場内は午前中に比べればだいぶ落ち着いていた。それからはゆっくりとしたペースを保ちながら18時の閉場時間まで。明古では本命も落札できた模様。でもカーゴ1台分かぁ(^^;。

閉場後、会食。近所の居酒屋へ。少し前なら中華料理のコースなんて食べていたけど、売上高の減少に伴いこういうことに。でもこれくらいでちょうどいーけどな。久しぶりにビールを心置きなく飲む。

帰ってからご入金いただいた品物の荷造り。ご注文品へのメール書き。とにかく朝から深夜まで仕事仕事仕事。
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