甘露日記

古本屋甘露日記 http://www.kanroshobo.com

2003年11月

大雨

朝から雨。

昨日の予報から1日雨ということだったので、火曜日だけどオヤジたちは休まずに仕事することになっている。ちょっと遅いながらも店を開けに来た。ワタシは仕事場で仕事を始めていた。
そういえば最近ワタシが店に出ている事はあまりない。母親が店頭に座ってオヤジが店の後ろの席に座ると、もう店には仕事をする場所がなくなってしまうのだ。今の仕事はPCに向かうことが中心なので、別に店に居なくても仕事にはなる。倉庫と思って使っているスペースを仕事場として快適にしたくなってきているから、買ってきた本は倉庫に入れず、店に積み上げたままになる(^^;。最近ワタシがこの場所にいつも居る関係で徐々に本が片付き始めた。逆に店は倉庫と化している。

数年前は店の棚をきれいに見せることに腐心していたことを思い出す。店に買ってきた本が積み上がりっぱなしの状態など考えられなかった。店売りが駄目になり、店売りに期待するとこれからはとんでもないことになる、とわかってから、ワタシは意識的に店売り金額をアタマから切り離すことにした。毎日店の売上高を見てはため息をつくようなことはしたくなかった。

店を開けるには大変な労力が要る、とわかったのはつい最近のこと。ネット通販での仕事が主となるにつれ、ご送金いただいた荷物はその日のうちに発送することを最低限のルールとして自分に課した。店を開けている状態だと自分一人しか居ない場合には、”どんなにお客様がいらっしゃらなくても”店に張り付いていなければならない。最近は構わず表に張り紙をして店を一旦閉め、荷造り・発送仕事をする場面もしばしばだ。オヤジに言うと「一人の時はそれでいいよ」と言う。

店を開けることは大事だが、今のワタシにはご送金いただいたお客様の方がもっと大事。店に入ってきても買う気があるんだかないんだかわからない、ただ本を触って出て行く人がかなりの割合を占めるようになった。そういう人たちのために真面目に店を開けていることを疑問に思うようになった。

現代で店を開け続けることは大変なことなんだ、と感じている。

今は店番をしてくれている人が居るからいい。オヤジと母親だ。この二人が働けなくなったらもう店を開店することは難しくなるかもしれない・・・。そんなことを思いながら今日も1日本の入力作業に精を出した。

今のワタシには店よりも大事と思う仕事がある。

三連休も今日で終わり

やっと三連休も今日で終わり。くどいようだけど、ワタシは三連休反対派(^^;。日本人の美徳はよく働くことです。

朝飯を食べた後、この間通販会社から届いていた本棚を組み立てる作業を手伝う。やはりガラの大きなものだから、途中のパーツを組み立てるところまで出来た女房もさすがにギブアップ。最後の仕上げをワタシに、ということだった。
屋上へ向かう塔屋に空きスペースがあることに気が付いたのは、ついこの間のプチ・リフォームに際して荷物非難場所としてモノをあれこれと詰め込んだとき。ちゃんと整理して置かないと入りきらない、という危機感からあれこれと考えたのだ。今まで何も考えずに”置けるから置いておこう”と安易にモノを置いていた態度を改めたのがきっかけ。
上棚と下棚を組み合わせて天井に突っ張りを入れて転倒防止する構造になっている優れもの。3階の階段を上がりきったところにも同様の型の本棚が突っ立っているが、すでに棚は目いっぱい(^^;。モノが多すぎる。
その棚を連結・固定作業はワタシがやるべき仕事だった。力が必要だからね。
階段を昇り切った場所だけに作業も少し危険(^^;。棚を固定するためのネジをたくさん回していたら手が痛くなってきた。一旦洗濯物を干すための突っ張り棒を外したりして大作業。もっと簡単に出来るはずが結構時間がかかってしまった。棚を固定し終わり作業終了。あとは女房と息子にお任せ。整理のために一時避難していた荷物を早速棚に詰め始めた。

10時半を過ぎていたのでワタシはそのまま本屋の仕事開始。オヤジは神奈川の市会へ出かけていた。なんでも山岳書の一口が入ったらしかった。今日は連休中だし天気もよくない。店を開けても仕方ないので、母親が来るまで店を開けずにそのまま仕事を続行した。

釈迦力になって仕事。少し店に積みあがった本も減った気がする。昼過ぎにオヤジが帰ってきた。今日も○○万円買ってしまったらしい(^^;。午後にはクルマで取りに行くという。せっかく減らしてもまた入ってくるんじゃ結果は変わらず、か・・・。

午後いっぱい仕事仕事仕事。人が祝日で休んでいる間に仕事を一生懸命進める。やるべき仕事が見えている以上、やることでむしろ気分が良くなる。やって楽しいうちに仕事をしておきたい。

夕食はソースやきそば。ついビールも飲む。一生懸命仕事した後のビールはうまいねぇ(^^)。

寒い休日 その3

人が居ない理由はすぐにわかった。北側(藤沢側)へ行くと冷たい北風がビュービューと吹きつけたのだ(^^;。「ひゃー寒い」と女房。彼女は前から人一倍寒いのが苦手。娘は人が居ないのをこれ幸いと駆け回る。こらこらおとなしくしなさい(^^;。

さすがに見晴らしがいい。南には曇天の下の赤く色づいた空にぽっかりと大島が浮かんでいた。ところどころ雲の切れ間から差し込む日差しがスポットライトのように海を照らす。曇天だけに海のその部分が余計キラキラと光って見える。外海には無数のヨット、海岸には無数のサーファー。湘南の海。この風景を嫌いだと言う人が居るのだろうか。

さすがに寒くなったので下層に降りる。他の人も寒いと思っていたのだろう、さっきよりも混んでいる様子。しばらくして居場所がなくなり、子供たち二人と一緒に階段で降りることにした。女房は高所恐怖症のため、とてもじゃない、と一人エレベーターへ(^^;。以前旧江ノ島タワーの頃に階段で降りたときの怖かった思いが忘れられないらしい。たしかに旧タワーは木造っぽくてちょっと怖かったかもね。今思えばあれも味だけど(^^;。

2階のデッキに降りて少し休憩。ポットのお茶を飲んで温まる。そのあとは温室の遺構を見学してから江ノ島を降りた。結構人通りは多かったけど、仲見世の売店は暇そうだった。参道商売も楽ではなさそうだなぁ。そうそう、鶴太郎美術館が潰れていた。

お土産も買わずに橋を渡る。コンビニに入ると、「湯豆腐プレッツェル」「すき焼きプレッツェル」なるものを見つける。こういうバカバカしいものが好きな性質のワタシ。お茶と一緒に女房に渡すと「えー、買うの?」と言われた。「湯豆腐」の方だけにした(^^;。
海岸に腰掛けてさっき買ってきた「湯豆腐」を食べる。ポン酢醤油の風味が利いていて結構好きな味。女房は「うわー、変な味」と言いながらワタシと同じくらい食べていた。

海岸で子供たちを遠く波打ち際に遊ばせながら夫婦してしばらく会話。そういえば最近ワタシが深夜まで仕事しているからちゃんと子供のことを話す機会がなかったな。ワタシはこう思う、というと、女房はこう考えている、と返す。会話はキャッチボールだからいつまでも続いていく。子供たちが戻ってきたところで今日は終了。

帰りは1号線が渋滞していた。第三京浜を降りたのが17時過ぎ。ファミレスで食事してから帰宅。楽しかった。

寒い休日 その2

たくさん人が居るからにはたくさん釣れてもよさそうなもの。でも渋いらしい(^^;。釣れてるところを見たことない。
と、思っていたら竿が半円を描いている人が居る。息子と二人で様子を見に行く。お。釣り上げた。・・・ありゃりゃウツボだ・・・。まあ、外道でしょうなぁ。潮溜まりに放されたウツボはウネウネと身体をくねらせた。

いつまでも居ると寒くなってくるので、写真を撮って展望台のほうへあがろうと移動開始。足場の悪いところではしゃぐ娘がコケないように、さっと手を掴みに行った女房は滑ってコケた(^^;。
売店で焼くイカ焼きの香ばしい匂い。「おいしそうだよね」と昼飯を食べたばっかりの女房。今度来たときは食べようか。
階段を昇り始めると上からは団体さんがひっきりなしに降りてくる。さすがに三連休だからか、人はどんどん増えてきた。

奥津宮から山二ツを抜けて展望台へ。リニューアルオープンの展望塔に登るのが今日の目玉。入り口には「江の島サムエル・コッキング苑」と書いてある。何?この名前。
入場料と展望塔に登る料金は合計で大人一人500円。パンフレットを見ると「江の島サムエル・コッキング苑」の由来が書いてあった。明治の貿易商サムエル・コッキングという人が、この地に私有の温室を作ったのだそうな。いままでそんな施設なかったぞ、と思ったが、今回埋め立てられていた遺構を掘り起こして整備したのだそうな。へぇー。

まずは展望塔を目指す。「待ち時間は20分です」と入り口で言われた。「じゃあトイレに行ってくる」と女房は娘を連れてトイレへ。ワタシと息子は行列に並んだ。ところが意外に早く列はすすんで行く。入場改札ギリギリの場所で女房たちが帰ってきた。なんでもトイレも行列だったのだそうな。”なんだ、ここでも行列か”と思っていたら、後から入ってきたご年配の奥様方が「あら、ここでも行列よ」と言っていたそうな。女房もそろそろそういう年代に差し掛かってきたってこと(^^;?

目の前にエレベーター入り口があるのだけど、Dランドよろしく、改札を入ってから行列はエレベーターの周りをぐるっとひとまわり。ゆっくりと最上階まで上ると人はそれほど居なかった。展望室は二層構造。下層はガラスが張られていて、上層は板張りのデッキ(露天)になっていた。すぐに上層へ階段で上がる。意外に人が居ない。なんだ混んでないや。ゆっくり見られそうだな。

寒い休日 その1

朝起きて快晴。

早めに出かけることにする。今日は恒例の江ノ島詣。近いのにちょっとした遠出気分になれるところがいい(^^)。

軽い朝飯を食べてから出たので、出発は9時。第三京浜から横浜新道。戸塚の料金所は少し渋滞していたもののETCで素通り(^^)。便利だねぇ。
1号線は原宿を過ぎるとガラガラ。藤沢駅は通らず、そのまま直進して海岸へ出る。中部駐車場へ停めたのが10時過ぎ。まずまずのペース。
ところが空がいつの間にか曇っている(^^;。風は北風。ちょっと寒い。江ノ島水族館は来年の4月に以前マリンランドのあった場所でリニューアルオープンする予定とか。現在も大規模工事を展開中。現在営業中の水族館も来年1月で閉館されると看板に書いてあった。江ノ電駐車場は大幅縮小の上、いままであったレストハウスなどはすべて取り壊されていた。いろいろと変化するなぁ。
大橋の途中にある船着場から船に乗って、江ノ島の裏側へ向かう。まだ時間が早いせいか、乗客は少なくて済んだ。岩場へ到着の間際に横波でゆーらゆらと船が揺れた。「きゃー(^O^)シーソーみたいー」と娘。船釣りも楽しいぞぉー。

今日も飽きずに携行したカメラはM6にズミクロン35mm。どうやらこの組み合わせがあればワタシの写真のほとんどは撮影できてしまいそう。一時はズミルックスも、なんて思ったけどちょっとワタシには使いこなせそうもないし、じゃあこのズミクロンをどうすんの?となってしまう。限られてきた用途。出番を待つカメラ。少し気の毒になってきたなあ。思い切って機材の整理を考えるか・・・(^^;。ちょっと思い立ってマキナ67。そして使い切っていないフィルム消化のためにローライ35Sも携行した。

少し早めで少な目の朝飯だったため、娘がはやくも「おなかすいたー」と言い出した。岩場にある適当な場所を見つけて、女房が朝早く起きて作ってくれた弁当を広げる。ウィンナーとピーマンの炒め物と、鶏肉のチーズ焼き(冷凍食品)。赤飯のおにぎりはたっぷり三合分だそうな。この間中華街で買ったウーロン茶と紅茶がポットに入っている。早速ポットのあったかいウーロン茶を飲む。寒いこともあってか、とてもウマイ。最初渋茶にしてしまった女房だったけど、だいぶ淹れ方が上手くなったね(^^)。

食後は磯でしばらく散歩。相変わらず大勢の釣り人があたり一面で磯釣りを楽しんでいる。

天気がいいなぁ

朝起きて快晴。

昨日は暑いほどだったけど、今日はちょうどいい。

店をあける前に昨日の市会で落札している本を神田まで取りに行くことにする。10時過ぎにクルマで神保町へ向かう。中原街道と環七の交差点で事故(^^;。それ以外は三連休初日と言うこともあって道はすいていた。

道中ラジオを聞いていると、高橋幸宏氏が喋っていた。今度細野晴臣氏と一緒にスケッチショウというユニットを結成したらしい。テクノを”ピコピコ”というなら、”チリチリ”と幸宏氏のいうジャンルにハマっていて、今回発表した曲もチリチリだった。以前のYMO当時のノリは全くない。いろいろな意味で突き詰められた楽曲なので、好き嫌いは分かれるだろう。聞いた感じ、ワタシは邪魔にならないBGMのような雰囲気にも思えたけど、不思議に一度聞くと忘れない印象を与える。

古書会館の控え室。昨日おとといと出品点数が多かったのでフロアには本があふれんばかり。片付けはきっとタイヘンだっただろう。昨日はオヤジが入札していたけど、店に戻ってきたとき「結構高いなぁ・・・」と感想を漏らしていた。あまり落札できなかったんじゃないか?と思いながらヌキを見ると・・・なんだ結構落としてるじゃないの(^^;。量にしてカーゴ2/3ほど。金額にして○○万円。立派なもんです。逆に気もそぞろだったワタシの落札はほとんど無し。ちょうどいいバランスか(^^;。
帰り道もスムーズに通り抜け、12時半には帰り着く。また店に本があふれんばかりとなってしまった。

午後は今日発送できる本の荷造り作業と、買ってきた本も含めた入力作業。
晴れた土曜日はお店の売り上げもよく、ホッとする。お買い上げありがとうございます。

夕食はおでん。いつものタネものに鳥の手羽を入れてもらう。おでん汁で煮込まれた手羽は柔らかくてウマイ。汁にもほどよく油がまわってコクが出たような気もする。出汁が出たとは思わないけれども。

明日は久しぶりに天気のいいお休みの日。さて、どこへ出かけようかしら。
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