甘露日記

古本屋甘露日記 http://www.kanroshobo.com

2004年03月

映画2本

近所のビデオ屋さんが半額セール中。 昨日つい4本借りてきてしまった。実は5本目を取ろうとして”こんなに見る時間あるかな?”と手を止めたのだった(^^;。TV好きはあいかわらず。 昨日は早速「CUBE2」を見た。少し前に市場の先輩から「これ面白いから見てみてよ」と渡されたDVDが前作「CUBE」だった。正体不明の構造物の中に閉じ込められた男女が、散りばめられた脱出へのヒントを元にして迷路のパズルから脱出する、という内容だった。ヒントを読み間違うとペナルティとして与えられるのは”死”だった。 一種の密室劇で見ていてどうしても息詰まる感じだが、謎解きの要素もありハラハラどきどきしながらあっという間に見終えたように覚えている。 その続編ということで2を期待して見た。ところが、正体不明の構造物は”進化”し、ハイパーキューブとなっており、4次元的な存在となっていた。ただの立方体ではなく、時間軸が加えられていた。・・・うーむ、わかりづらい(^^;。 前作で明快だったテーマが、脱出不能のハイパーキューブとなって崩れていた。なんだかCGを見せたいのか、ずれた時間軸で平行世界が出来ている、ということを見せたいのか、どうにもよくわからない映画になってしまっていた。どーやら作り手が前作を超えようとしてアタマであれこれとこねくり回してしまったらしい。見終わったときの感想は、???? という感じ。全然話題にならなかったのもわかる。映画まで脱出不能にしてどーする(^^;? 今夜はラッパー・エミネム主演の「8 MILE」を見た。デトロイトのストリート。ヒップ・ホップの描写には新鮮な驚きがあった。乱暴な意見かもしれないけど、これって俳句とか短歌とか、漢詩とか川柳とか講談とか、と根っこでつながっているんじゃないかしら、と思った。今の気持ちをリズムに乗せて”韻”を踏みながら表現する。詠っている内容がどうとか、そういうことよりも、気持ちの表現としてのラップなら、ただ手段を変えただけのことで、高級も下劣もない。 ラップ・バトルで宿敵に勝って、うかれる仲間を冷静に諭してそのまま一人仕事に戻る主人公の後姿のラスト。見終わってそのストレートなメッセージ性に感心してしまった。いい映画だった。 あと2本借りているんだけど、いつ見ようかなあ・・・。

市場へ

今日もオヤジたちは休みを取って弟のウチへ出かけた。 女房には店番をしてもらい、ワタシは市場へ出かけることにした。何しろ240箱の一口なのだ(!)。 今日もどんよりと曇り空。中目黒駅の目黒川の桜もまだ咲き始めというところで止まっている。開花した直後にフリーズしてしまったかのようだ。 市場で入札。素晴らしい一口だった。あれもこれも欲しい。随分たくさんの札を書いた。書くだけならタダ。落ちたら支払い(^^;。いや、売れば儲かる(ハズ)・・・売れればねぇ(^^;。 先週買った品物の支払いをしていたらRTくんに昼飯のお誘いを頂き、一緒に食べに行った。いろいろと話しているうちに、昨日溝の口へ行ったときに感じた言葉がつい口から出た。 キレイ・最新の資本投下済溝の口駅前ではカメラをポケットから取り出そうとも思わなかった。古い・キタナイ(失礼(^^;)の旧市街に入ったらあっという間にフィルムを撮り切ってしまった。フォトジェニックだから?うーん、そうじゃない。いずれ無くなるから?どうなんだろう・・・。 この間市場への行き帰りに聞いたラジオで、各地でラーメン博物館が人気、と話していた。その内装のテーマはいずれも「昭和レトロ」だった。最新の建物の中に入るとレトロな街並が広がっている。”最新ラーメン”なら小洒落たレストラン風でもおかしくないはずなのに、やっぱり”昭和”なのだ。人はそれに対して違和感よりもむしろ好感しているらしい。 何故か。 先日放送された神保町を特集したTV番組を見た。第一位はもちろん古書店街だが、そういう時に決まって写るお店は靖国通りに面した昭和初期に出来た古本長屋の一角だ。紹介された喫茶店も開業当時のままの外観・内装が”懐かしさ”をもって好感されている。少なくとも神保町は最新よりもレトロを訪れる人から期待されているように思える。変わらない魅力。 新しいものよりも古いものに好感する気質が人にはある。もちろんその逆も印象として強い。ただ、新しいものは常に更新されなければならない運命にある。最新なんてすぐに古くなる。古いものはむしろより古いことでその存在感を際立たせる。 もともと要求されているものが違う、といわれればそれまでの話。でも、どちらも要求したいという複雑な人の気持ちを理解する必要があるのではないか。15時少し前に店を出た。 古本屋はサービス業かも・・・。が今日の結論。

溝の口

朝からどんよりした空。 昼までに発送仕事を懸命に。午後になってから溝の口の銀行まで用事があったので出かけることになった。外はいつの間にか雨になっていた。まあったくよく降るもんだ。 南武線に乗って溝の口駅。この駅に降りるのは何年ぶりだろうか。高校生の頃に一度降りたか降りなかったか。小学生の頃に鷺沼プールへ行くためにこの駅から田園都市線に乗り換えた記憶があるくらいか。 南武線のホームはそれこそ位置も様子もずっと変わっていない。変わったのは駅舎だ。首都圏環状線のJR駅にしては妙に立派な建物に変わっていた。銀行のある北口へ行って驚いた。駅前が東京ドーム二つ分はあろうかという大きさでバスターミナルになっており、その周りをぐるりと歩道橋が囲んでいて、大型商業ビルまで歩道橋づたいに行けるように街が改造されていた。駅から吐き出された人たちは自然に歩道橋から大型店に誘導される。随分と変えて仕舞ったんだなぁ、と思った。 ワタシの目指す銀行は駅前の広場に面していないので、歩道橋から降りる必要があった。ところが、歩道橋を降りると以前の溝の口の町並みがあった。道は細くてスーパーが何軒も通りに犇きあい、道路には放置自転車が溢れていた。妙にほっとした。傘を差しながらその様子をT3で撮影。 銀行で用事を済ませ、昔の記憶を頼りに田園都市線溝の口駅の向こう側へ向かった。ガードをくぐって少し歩くと、記憶のある風景が迫ってきた。トタンで通路を囲った旧商店街。小規模のまるで昭和初期からあるような商店が軒を連ねる。南武線の線路のすぐ横に現在も健在だった。少し薄暗い通路では退屈そうに店主が店番をしている。古書店もあったので中に入ると、結構いいお値段で本が並んでおり、ウチよりもむしろ高い(^^;。負けた。 T3でノーファインダー撮影。フラッシュ無しで撮っているうちにあっという間に36枚撮り切ってしまった。こういう雰囲気、光の感じは新丸子にも過去にあった。買い物に行った覚えもある。ところがキレイな大型店がどんどん出来てしまい、消えていった。現在はマンションが建っている。 駅前には大型資本が投下され”平成”に変わってしまったが、わずか100mと離れていないここは資本から逃れて”昭和”が保存されている。 どっちがいい、という話ではない。ただ、この場所に入ったとたんに、ワタシのT3は休みなくシャッターを切っていた。

寒いなぁ

天気が悪けりゃ気温も下がる(^^;。 先週来の低温は明日まで続くらしい。まあ、開花の始まった桜がゆっくり楽しめるからいいのだろうけども。 昨日がんばって仕上げた愛書会展の荷物を一斉発送。郵便局の集荷を頼んでも良かったんだけど、嵩張って仕事の邪魔になるので開店と同時に郵便局へ持ち込んだ。スッキリしたのも束の間。ネットで頼んでおいた巻ダンボールとプチプチが届いた。これも結構大きくて・・・(^^;。5本一度に頼むと送料が半額になったり無料になったりするんだけど、その送料を浮かすために貴重な置き場所が狭まってしまうことを考えるととても実行できないのだった(^^;。 女房に店番と本のデータ入力作業をしてもらい、ワタシは荷造りの続きや、ここ数日できなかった本の値付け作業をする。店の売り上げは入ってくる人に反比例するかのように低空飛行(^^;。こんな天気の日は店番していてもしょうがない。と思うものの、子供の世話をしながら店番してくれている女房を店に置きっぱなしにすることも出来ず。何となく仕事は捗らない。火曜日は定休にしちゃおうかなぁ・・・(^^;。 郵便局を3、4回往復する。帰りはガード下スーパーの中を突っ切ってくるのだが、今日は有名アイスクリーム(ハーゲン○○○)の安売り日。お茶の時間にご馳走してやるか、と店番をしている女房に、買ってくるけど食べるかい?と聞くと、「えー?この寒いのにアイス?」と言われた。へー、食べないの?「私は抹茶がいいなー♪」とすかさずリクエストされた(^^;。ハイハイ、買ってきますよ。 ワタシはラムレーズン、女房にはリクエストどおりグリーンティー、息子にはクッキー&クリーム、娘にはストロベリーを見繕った。ラムレーズンはお酒入り。香りのいいレーズン。食べ終わるとちょっと酔っ払ったかな(^^;?たいした量は入っていないから全然大丈夫。でもパッケージには「お子様には注意してください」と注意書きがあった。 店を開けていてもしょうがないので、少し早めに閉めて遅れに遅れていた甘露旬報を更新。旬報も年明けからこっちお客様の反応が全然無しなので今回で最終回にしようかな。 夕食はカレー。トータス氏のラジオを聴きながら仕事。初ドラマで共演したいかりや氏のことを語っていた。そういえばあのドラマには今をときめく上戸彩も出てたなぁ。今夜は青山で通夜だとか。

荷造り三昧

朝からベチャベチャと雨。気分は最悪。 春先の雨はコトのほか冷たい。まして数週間前に5月の陽気になってからは身体がこの寒さに付いていけない。せっかく咲き始めた桜もあまりの寒の戻り方にビックリしているのではないだろうか。暑さ寒さも彼岸まで(?)。ウソばっか(^^;。 朝から荷造り三昧。途中、愛書会展の荷物が帰ってきたので、オヤジとワタシで迎える。今回は2日目が1日雨だったこともあり場売りは過去最低。経費の掛け甲斐もない。だから雨ってキライさ。 しばらくしてから母親と3人で全部品物を上に上げる。この作業はいつも結構大変だ。オヤジはその作業で午前中は仕事納め(^^;。早いなぁ。すぐに昼飯を食べに階下へ降りていった。ワタシはそのまま荷造りの続き。ただでさえ仕事は押していて、先週の木曜日から追いつくのがやっとだ。 それでも”無理をして”昼飯の時間に昨日借りてきた「僕の生きる道」を見出す。ビデオテープだとHDDにそのまま録画が出来るため、あとでDVDに落とすことも出来る。てっきりコピーガード仕様になっていて録画できないと思っていたけど出来るんだね。ただ、元のソースはアナログだから、画像はそれなりに劣化している。とりあえず売り物レベルにはならない。でも普通にドラマとして見て楽しむ分にはこれで十分ではないだろうか。 舞台は学校。普通の高校教師が職場で受けた健康診断が発端で「余命1年」という診断を受ける。それが第1回の大筋。「ブッダ」を読んでからここのところずっとアタマをまわっていたテーマだ。続きを早く見たくて仕方ない。 夕飯の時に見てしまおうか、と思っていたら、子どもたちが「犬夜叉」の映画を録画していて見ることかなわず。ウチではチャンネル権は死語ではない。さすがに子供が録画したいと思っている番組を強権発動で途中停止するわけには行かないだろう。 にしても、このアニメ、いつ見ても「かごめぇー」と叫びながら登場する犬夜叉と、「いぬやしゃぁー」と犬夜叉のピンチを心配するかごめの印象しかない(^^;。偉大なるワンパターンと言えなくもないけど、もうちっとまともなストーリーを考えて欲しいなぁ。 そーいえば「ワンピース」も空島編になってからルフィの戦う動機の必然性が欠けてしまい、アラバスタ編に比べて数段見劣りするなぁ・・・。 夕食後も荷造り三昧。23時を過ぎて雨はやっと上がったらしい。

骨休め

昨夜は早めに休んで、今朝はゆっくり起きた。 新聞を開けてびっくりした。いかりや長介死去とある(!)。もちろん、ワタシは8時だヨ!全員集合の世代だ。新聞の扱いも社会面ながらかなり大きい。 女房は今日子供たちを連れて恒例のおはぎ(ぼたもち)を作りに出かけている。午前中はワタシ一人でTVの前に座り、氏のヒット作「踊る大捜査線」を3時間じっくり見てしまった。このドラマは7年前の1997年制作だ。ここで元気良く演技しているいかりや氏は7年後に自分が死ぬことをちょっとでも考えていただろうか。もちろん人はいつか死ぬ存在だが、具体的に”7年後”とは考えていなかっただろう。このドラマがヒットした時、もし自分が7年後に死ぬと予言されていたとしたらどんな気持ちになるだろう。仕事に集中できただろうか。それとも、仕事どころじゃないと思ってしまうだろうか。 先日読み終わった手塚治虫「ブッダ」が思い浮かんだ。シッダルタは死を恐れた。人は死に直面したとき恐怖する。その恐怖から逃れることは出来ないのか。それがシッダルタにとっての命題だった。普段人は死を日常から追いやることでその恐怖から逃れている。悟りをひらき「ブッダ」となるまでの彼の苦悩はそのまま我々の苦悩でもあった。 ドラマは楽しめたが、何となく考えさせられた3時間だった。 昼飯は女房が作ってきたおはぎ。たくさん食べてお腹一杯。外が寒いから出かけたくないという女房と息子。出かけたいワタシと娘。食後の散歩がてら娘と外に出た。 歩いて小杉へ。普段娘が通っている音楽教室をワタシに見せたいと娘が言う。ビルの3階まで上がって入り口まで案内してくれた。そのあとは駅のそばにある公園でしばし遊ばせてから小杉駅の向こう側をグルッとまわって綱島街道へ出る。南武線を渡る跨線橋の上は新幹線を見るのに好位置。しばらく見てから小学校の前を通過してビデオ屋に寄る。半額セール実施中だったので、つい「僕の生きる道」の1巻を借りた。 夕食まで仕事。今日は休みだがこの3日間は愛書会のためにほとんど仕事が出来ず、片付けておきたい仕事が山積していた。休むのは簡単だが、遅かれ早かれやらなければならない仕事なら早めにやっておいた方がスッキリする。 夕食はたこ焼き。最後はタネがなくなってきてウィンナーを切って入れたり(^^;。たこ焼きじゃないとも言えるけど、なんでもおいしく食べられればいいのサ。
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