昨夜は熱帯夜。
朝は寝汗で起きる。寝るときにエアコンをかけたため、タイマーで夜中の3時頃にそれが停止し、あとは締め切った部屋の寝息で室温が徐々に上昇したためらしい(^^;。エアコンが停止して15分したら自動で襖がスッと開いてくれればいいのにな・・・ってむしろ怖いか。
朝飯を食べながら昨夜録画しておいたトリビアを見る。久しぶりに全編面白い。平井堅にミジンコ。アマゾン川とカニかぁ。てことは平井堅の歌を120%に早めたら一青窈の歌になるのかな・・・?(^^;。
昨夜大量にオークションで落札いただいたので、今日はその発送作業を1日中。オヤジたちは火曜日日帰りで北八ヶ岳へ行ってきたらしい・・・!。北八ツっすよ!あー、びっくりした。そのときに撮影した写真を見せられた。天気が良かったらしくて空と山の緑のコントラストがまぶしい。でかい岩のゴツゴツしたところをよじ登って会心の笑顔。気をつけてよね。
朝のTVで少し元気が出たか、午後もなんとかしっかり仕事ができた。
まあ、それにしても梅雨はどこへ行ったのか?という感じの天気が続くものだ。
夕食後も仕事。スガシカオ氏のラジオを聴きながら日記書き。
2004年06月
朝からなんとなく落ち着かない。
発送するべき荷物をすべて梱包し終えてしまうとあとは仕事をする気力が湧いてこなかった。いろいろと考えなければならないことが詰まっていた。詰まっているなら始めなければいけないのだけど、ワタシ一人で決済できないことも多くなってきた。気がかりが増えた。なんとなく落ち着かない。どうしたらいい・・・。
ひとつハッキリさせなければいけないことがある。それも緊急に。解決した、と一人決めてもやっぱり気になる。それは結局全然決着していないことを逆に証明しているようなものだった。こんなにあれこれ考えることなんて久しぶりだ。ちょうど1年前、明古の大市を前にして経営員主任をしていたあの頃の精神状態に似ていた。あの時も今日のように何をしてもなんとなく落ち着かなかった。
午後、黒いスーツを着て出かける事になっていた。結局仕事は出来ず仕舞い。出かける時間になった。バックに岡本太郎の「美の呪力」を放り込み、日比谷線直通電車に乗った。電車が地下に入り、六本木を過ぎるころに眠くなった。気がつくと地上を走っていた。終点が近かった。
初めて常磐線に乗った。二つ目の柏駅。そこからさらに乗り換える。下車するべき駅の改札を出てタクシーに乗った。
組合とオヤジの名代としてお焼香。ふるまいの会場で組合の方々にお会いする。歴代の理事長・専務理事経験者の皆様。時計を見ると18時半を過ぎていた。
お食事を頂いてから再びタクシーで先ほどの駅へ皆さんとご一緒に。そのまま皆さんワタシと全く同じルートで帰路につく。いろいろな事を話しながらだったが、さすがに道中は長かった。上野からJRの方が早い方多かったんじゃないですか(^^;?ワタシは新丸子で先に降りた。お疲れ様でした。
店に戻る前にコンビニの弁当を買う。ちょうど21時すぎ。PCを開けるとオークション終了のメールが40通入っている。いつもお買い上げありがとうございます。少しアタマが働き出したか。仕事をすると元気が出た。でもそれってその間は何も考えなくていいからなのかもしれないな・・・(^^;。
メール書きと日記書きをしているうちに日付が変わった。
仕事というのはなぜか重なって一時に襲い掛かってくるものだ・・・(^^;。
昨夜、組合関係のあるお知らせを頂き、早速組合の連絡網に流すべく、各理事に連絡をした。そのとき、何か他のことがアタマにあったのか、1件重大な事を言い忘れてしまったようで、結果として怪情報を流してしまったことになった。程なくして情報がおかしい、とある方からご連絡を頂き、自分のミスに気がついた。すぐ訂正のお知らせを流したが、昨夜のうちに2度も電話を受けた方はさぞやびっくりなさっただろう。
今朝は今朝ですぐに手配しなければならない事があった。そんな緊張感もあってか、少し早く目が覚めてしまった。息子は小学校へ行き、娘が朝ごはんを食べていると電話が鳴った。果たして学校からだった。さっき出かけていった息子が学校で手に怪我をしたらしい。すぐに病院へ連れて行くので、保険証を持参してほしいという連絡だった。あいにくの火曜日。オヤジたちは台風一過の青空を満喫しに朝からどこかへ出かけているはずだった。こんなときに限って・・・(^^;。
女房に病院まで付き添ってもらうことにした。どうにか娘のお弁当が完成していたのが不幸中の幸い。娘を連れて幼稚園を往復。お母さん方に混じって娘を教室まで送り届ける。
帰ってからは早速にお電話を数回。しばらくして昨日連絡した事項に変更が出たと再びご連絡を頂いた。昨夜の作業を今一度。さすがにちょっと気が滅入った(^^;。
朝飯を食べて店を開けずに仕事。荷造り作業とメール書きしなければならない案件が積み上がっていた。気持ち的にも店を開けている余裕などなかった。しばらくして女房が帰ってくる。果たして息子は左手小指の骨折だったらしい。不自然に曲がった左手小指をお医者が直して麻酔注射を打つ様を見ていたら、女房の方が貧血を起こしてしまったらしく、治療を受けた息子の横で女房もベットに横になって休んできたという(^^;ヲイヲイ。
折れた骨をくっつける作業。痛み止めの麻酔を打つ時、激しい痛みを伴うはずだったが、息子は気丈にも泣き声を出さずに我慢していたらしい。そうか、えらいな。涙はポロリと落ちたらしいが。
添え木で固定したあと、そのまま学校の授業を受けているらしいから、まあたいしてひどい事にはなっていない様子。ちょっと安心した。
ワタシはワタシでなかなか進まない仕事と格闘していた(^^;。この暑さがコタエタ。
神奈川古書組合には女性の会という組織があり、活発に活動なさっている。
女性店主、店主の奥様の区別なく、神奈川古書組合に関わりのある方で女性であれば参加資格ありと伺った。とかく男社会と言われがちな古書籍商の世界だが、横のつながりのひとつとして女性の会が機能しているというのは、とても心強いことだと思う。神奈川組合の結束の強さのあらわれと言えるのでは。
今回、組合理事の改選に伴い、女性の会も役員改選の承認を兼ねた会合が開かれるということで、現理事として理事長共々お招きいただき、ワタシも僭越ながら参加させていただくことになっていた。
朝は少し早起きして早く出る。スーツを着たものの台風が接近中(^^;。古書会館へ行く前に先日結局は印鑑カードを持参忘れで取れなかった印鑑証明書を法務局へ取りに行く。これは全くワタシのミス(^^;。段取り不足から起きた事態。
申請書を出して印鑑証明が出来上がるのを待つ間、待合場所のTVは四国が台風の暴風圏に入った事を伝えていた。
幸にして雨に降られないうちに古書会館到着。あれこれと仕事を済ませたあと、女性の会の会合が開かれる会場へ車に乗せていただき(感謝)移動。現地にご集合の方と合流して横浜スタジアムそばにある素敵な会場のレストランへ。
おいしいランチを頂きながら、これから女性の会はどう進んでいくべきか、と話し合われていた。詳しい内容はここには書けないが。
15時過ぎに古書会館まで再びクルマで運んでいただき(感謝)、組合の事務仕事の続きを。組合に新規加入申請をしていただいた方にご連絡申し上げた。今期に入って3人目。皆さん以前から加入申請を頂いていた方なのだが、今回晴れてご加入の運びに。どうかよろしくお願いいたします。
外はいつの間にか強い雨と強い風に変わっていた。いろいろと作業をしているうちに時計は簡単に17時を過ぎていった。充実した1日だったのだろう。時間が早く過ぎた気がした。
退出する頃には雨は止んでいた。店に戻って仕事に夕食。メールボックスには50通ほどのメールが・・・(^^;。
一つ一つこなしていくうちに新しい緊急の仕事が入ってきたりしてアタマがしばし混乱したらしい。1件単純ミスをするなど、恐縮することしきり。
んー、イカンなぁ・・・。全くもって自分のキャパの狭さを痛感。
よく考えれば、月曜と金曜がすぐにやってくるのなら、同じだけ日曜日もやってきているはずなのだけど、どうしても同じじゃないような気がする(^^;。
朝は8時頃に起きて資源回収に新聞を出す。朝飯はパン食。食べ終わると11時すぎ。晴れて風が強い。台風接近の情報有。
実は15時までに小杉へ帰ってこなければならない用事があった。近場で済まそうということになり、それならまだ一度も乗っていないというMM線に乗せるか、となった。初めて行く場所ではないが、初めて乗る電車に女房や子供たちは少しはしゃいでいる。割引乗車券MMチケットは往復で全員分だと2000円弱。瞬間、高い、と思ったが、まあ往復料金だし、意外にどこかへ出かけるとなると電車賃はそれくらいかかっているのだということ。
元町・中華街終点に辿り着くと、なんだかDランドにあるアトラクション乗り場のような雰囲気のホーム。日曜日だというのにごった返す様子もない。ところが地上に上がって中華街へ行ってみると、昼時という事もあって大変な人出。ガラガラのMM線に乗ってきたからか女房は不思議そう。「こんなに人人人でいったいどこから来たのかな・・・」うーん、そうだなぁ、結局はJRでここまで来る人が多いんじゃなかろうか。MM線の料金はものすごく高いからね・・・(^^;。
「おなかへった」の大合唱(^^;。中華街香港路にあるお店に入った。さすが休日の中華街は行列のお店もそこかしこ。でも本当に行列・イコール・うまいなのかしら・・・。行列店に入った事ないからわからない。
安セット二つと息子にチャーハン。ちょっと足りないか、と思ったが、娘にもそのなかから食べさせて結構お腹一杯になった。昼ビールもつけて全部で○千円とは安い!
安物を食って喜んでいるが、高いものを食べてうまいのはアタリマエのこと。どんなに高いものでも食べられる身分になったとしても、満足できるかどうかはそうなってみなければわからない。個人的な感想だが、何を食べるかということよりも、誰と食べるか、の方が食事を楽しくする重要な要素だと思う。無理して高いものを摂っても値段の分だけ楽しさが増えるかといえば多分そうはならないと思う。
山下公園へ。強風に関係するのか、空にレンズ雲がポカリポカリと浮かぶ。「龍の巣だー!」と息子。ラピュタの見過ぎ(^^;。
よく晴れて暑い。公園の噴水が強風にあおられて飛び散る。キャーキャーいいながら子供たちは噴水に寄っていく。楽しそうだ。山下公園を海岸沿いに歩き、インド給水塔横にある休憩所でお茶を飲みながらしばし休む。ごくごくとすぐに飲みきってしまった。その休憩所の裏から元貨物鉄道跡の高架線が整備されて散歩道になっており、いい眺めをみながら大桟橋まで歩いた。
時計を見ると時間があまりない。大桟橋前からお散歩しながら日本大通駅。14:30を過ぎていた。15時ぎりぎりに小杉駅到着。女房と娘は音楽教室へ。ワタシと息子はウチに戻った。
夕食は17時過ぎから近所の焼肉屋。食べている途中にある方からお電話があり、一旦切って店に戻ってから電話をかけた。そのあとの事はここには書けません(^^;。
昨日仕事が一段落した気分もあったか、今日は終始スローペース(^^;。
こういう時は無理して頑張らないほうがいい。むしろ気をつけてスローに徹することにした。この1ヶ月振り返ることをほとんどしなかったので、店に届いていた「古書月報」も読んでいなかった。
東京組合機関紙「古書月報」は一般の方には配布されていないのだが、毎回古書業界の裏側をいろいろと詳しくお知らせしていただけるので愛読している。今回の特集は「古書即売展」。座談会とアンケートから、古書展の今まで・現在・これからの展望が語られている。最大規模だった夏と冬の伊勢丹展が無くなったが、即売展はこれからどのような道を辿っていくのか。
目録の充実、会場の工夫、企画の面白さ。古書展で仕掛けることが出来るのはこういったところだろうか。ただし、経費の問題がある。ある古書展では売り上げの約3割が経費となっている実態があるなど、採算ぎりぎりという場合も少なくないという。
現在開催している同人展の会長宛にアンケートを行っており、その中で気になる回答を複数見つけた。「会員の確保が難しい」。参加したものの経費の問題でうまく商売になっていかない場合があるような気がする。もうひとつ目立つ回答として「名簿の充実」がうまく機能していないと皆さん嘆いている。名簿が悪いから売れないということなのだろうか・・・(^^;。
これはワタシの感想に過ぎないが、古書展参加のメンバーは古書展全盛期を経験した方々によって未だ支えられている気がする。「その後が育たない」とのご批判もあるだろうが、時代とともに商材もニーズも変化してきている点を見逃すわけにはいかないのではないか、と思う。「あの当時10万円した本が今じゃ1万円だ」などというお嘆きはいろいろな場所で聞くことが出来るが、その代わりに「昔は安い本だったんだよー。何度も扱ったさ。それが今じゃ20万円だものねぇ」という本も実際にいくつも存在する。
その時代その時代で売れる本は絶えず変化する。という事は、売り方だって変化するのが当たり前なのではないか。10年前はインターネットなんて想像だにしなかった。それが今ではウチは立派なネット古書店だ。総合的に考えてワタシには今これしかない。
ワタシには古書展に参加する力量はない。ただ、それに代わる方法でやって行きたい意欲はある。
ならそれでいいんじゃないの?と現在のワタシ。
アーカイブ
カテゴリー
アクセスカウンター
- 今日:
- 昨日:
- 累計: