甘露日記

古本屋甘露日記 http://www.kanroshobo.com

2005年02月

1日店

朝からなんとなくそわそわと落ち着かない。 もちろん昨日店に運び入れた大量の本があるためだ。さすがに過去これだけの量を買ったことがなく、店の廊下まで埋めるほどになろうとは想像していなかった(^^;。計画的仕入れもなにも古本屋の世界は常に本との出会い頭なので予想なんてできっこない。市場に行ってみて初めて出会う本ばかり。そもそも開札が終わってみて初めて買えたことがわかるシステムだから、入札の段階ではどれだけの量を仕入れられるかなんてまったく目途が立たないのだ。 そういう意味では今回は”うれしい誤算”ということになるのだろう。入札している本は売れると思って買っているわけだから、単純にその量が増えたということは扱える商材がその分だけ増えたということになる。あとはその売り方を考えよということだ。ワタシが買う本は店売りをまったく想定していない本なので、買った本すなわちすべてPCに入力される本ということになる。日本の古本屋で売るか、オークションで売るか。その見極めは買ったワタシの裁量だ。そして、オークションで売るとなれば、入力から落札品の整理・発送作業まですべてワタシ一人の仕事となる(^^;。これが結構ツライ。 いや、一連の作業はやっていて楽しいし、荷造り作業なんていくらやっても飽きないのだが、こう本が積み上がるとねぇー(^^;。入荷と出荷のバランスがよければ店に入荷分がドカンと積み上がるという事態は避けられるはずだが、最近はコンスタントに市場へ行くことが難しくなっている為、勢い大市でドカ買いしてしまうことになる。ドカッと買ってチョビチョビと売っていくサイクル。それでも別に悪くはないのだが、買った直後の本の積み上がりに結構罪悪感を感じてしまうのだ。 早く片付けろ、というどこからともなく感じる声。変な強迫観念。もっとも、買ったままのほほーんではいつまで経っても本が売れないから、これくらいでちょうどいいのかもしれないけどネ。いずれにしろ損なセーカクだとは思う(^^;。 とにかく早く仕事を始めなきゃ、と、朝は昨日録画した「救命病棟24時」もそこそこに仕事を開始。それから1日ずっと仕事仕事仕事だ。今日は一歩も外に出なかった。 夕食はアジの開きとモツ煮込み。女房が昼間1日煮込んでいた。ウマイウマイとあっという間に食べきった。日本食は地味だけど、地味なりに飽きがこなくてしっかり栄養になる気がする。気のせいか。気のせいでもそう思えるならそれに越したことはないよね。nikki1.jpg

大市買い上げ品の引き取り

朝から快晴。まずは9時半から歯医者。 終わってその足でクルマに乗った。昨日の大市会で落札した荷物の引き取りだ。ネットで確認するところによれば34本の大口が見事落札となっており、こりゃあ参ったなぁ、というのが正直な気持ち(^^;。道中は意外にすいていたが千代田区に入ってから流れが遅くなった。 少し早めに到着できたらしくて荷捌き場はまだあいていた。滑り込んでまずは34本口の陳列してあったフロアへ。荷物満載のカーゴが立ち並んでまだまだ昨日の興奮冷めやらぬ雰囲気。経営員の方々は開札日翌日恒例の”宝探し”中。お疲れ様です。 で、肝心のウチの荷物は・・・。ゲ。カーゴ2台に満載だった(^^;。34本口以外にもバタバタと落札できており、ドカドカッと積み上がってしまったらしい。フル稼働中のエレベーターに待たされながら、組合の職員の方に荷捌き場まで降ろしてもらう作業をお手伝いいただきクルマになんとか詰め込んだ。もうこれだけでほとんど一杯になってしまった。そりゃそうだ。でもまだまだあるんだよなぁ・・・。 その後3フロアを汗だくになって回りながら何とかすべての荷物を載せ終えた。時間にして45分ほど古書会館の中を走り回ったことになる。ちょっとまずいんじゃないか、と思うくらいシャコタン状態(^^;。それでもエンジンを掛けて恐る恐るアクセルを踏むとスぃーっと走り出した。さすがに後ろに積み上げた荷物が心配でゆっくり発進ゆっくり停車を心がける。なんとなく前を見ていられない気持ちで左腕で本を抑えながら運転した。あぶねえなぁ。さすがに制動距離が大幅に伸びて安全運転をせざるを得ない状況だ。 約1時間かけてやっと店に戻った。女房に荷物降ろしを手伝ってもらう。一つ一つ荷物を取り出すごとにクルマが小さく”ギ”と音を出す。サスペンションは大丈夫だろうか?伸び切ってやしないだろうか(^^;。 クルマを置いて13時過ぎにやっと昼飯にありつく。さすがに腹が減っていた。サンドイッチとチェリーパイ。うまいねぇ。 店には所狭しと買ってきた荷物の山・山・山。少し自分で売るものとウチでは売り切れないものに分ける必要もあると思うのだけど・・・全部ウチで売れるんだよなぁ・・・。ただこのままだと店の営業が・・・(^^;。 午後一杯かけて本の入力作業と今買ってきた本の整理。事故品の検品もしなければならないし結構大変(^^;。 店を閉めて夕食後はオークション落札品にメール書き。いつもお買い上げありがとうございます。ウルフルズのスタジオライブを聞きながら日本の古本屋でご注文いただいた本の付け合せ。ご注文ありがとうございます。 日付が変わってから日記書き。今日も1日充実した日だった。 2005-02-22.jpg

横浜へ

冬型の予報。・・・あんまり晴れてないなぁ・・・。 とはいえひさしぶりの青空を見た。多少気分も晴れながら横浜へ。もうすぐ2月も終わる。早い早い。あっという間に今年も終わる気がしてきた。それはそれでうれしいかも・・・ネ(^^;。 もうすぐ発行しなければならない古書ニュース原稿の執筆。まだ細部は仕上がっていないものの、骨格部分はそろそろ書き上げなければマズイ。頂いた原稿を入力するのもほとんどワタシの仕事と化しており、入力するってことは編集作業をしていることにもなってくるわけで、ちょっといろいろな方面に関わりすぎている気もする。 今日は東京の中央市会大市会の開札日なので、皆さんそちらへ入札に行っておられる様子。出品物も少ないし入札に来ておられる方も少なめだった。ウチ向きの品物がいくつか出ていたので入札。札を書きながらそういえば昨日書いた結果はどうなったかな、と少し気になる。あんまり買っている場合ではないのだ・・・(^^;。 昼飯は近所の蕎麦屋さん。ひさしぶりにカツ丼を食べる。蕎麦屋に来てまでカツ丼を食べなくてもいいのだが、まあたまには。普段鳥南蛮ばっかりだから。 市会の結果は入札したうちの半分が落札。さて、どうやって持って帰りましょうか・・・。 タイムレコーダーは16時半。まだ明るいうちに帰ることが出来た。店に戻ってネットで中央市会の落札品をチェック。・・・う・・・いやあ、倉庫が欲しくなるほど落としてしまった・・・(^^;。 さあっ、バリバリ売らなきゃ!20050221230751.jpg

中央市会大市会

待ちに待った大市会(^^)。 さて、今回はどんな本と出会えるだろうか。・・・にしても天気が悪いなぁ。雨は落ちていないもののぐずぐずとした曇り空。妙に寒くないところが春しているといえば言えるか。梅は咲いたか桜はまだかいな。 今日発送分の荷物を発送できる形にしてから店を出た。11時を過ぎていた。車中は今日も本を読む。何とかの一つ覚えの森山大道氏の本。この人の写真論は日常の生活の延長線で語られるだけに恐ろしく深く感じられる。道を歩いていたらいきなりストンと写真の坩堝へ突き落とされる・・・みたいな。生きる事と写真をこれほど近づけてしまうというのもリスクだな。でもこれくらいじゃないとあの境地には至れないのかも。様々な思いが心を支配する。面白い。 入札前に次回愛書会展の目録原稿と宛名ラベルを古書会館所定の場所へ置く。よし、これから開札順を追って入札開始だ。第一回開札の札がかかっている場所は嵩物が中心だけど、これがまた玉石混交で買えば必ず儲かる口が多い。もっとも入札する人によって玉と石の区分けが微妙にずれるので入札札が荒れるのもこの手の口の特徴だ。一冊モノはその本の相場ズバリを知っていないと落札できないが、大山の場合には門外漢でも比較的参入しやすい。石と思って特に踏まなかった本が調べてみたら玉だったなんてイイコトが起きる可能性が高い。・・・ま。この話にはすべて”売れたら”という大前提が横たわっているのだけど(^^;。 今回はその展示量もさることながら、欲しい本が多いことでも圧倒された。ドーンと壁面一杯にズラリと関連図書ばかりが並んでいる。いくらになるだろうなぁ。買ったとしてこれに仕事をかけるとなると・・・。と買わないうちにあれこれと心配したりして。取らぬ狸のなんとやら。 合計したらものすごい金額になる札を書きまくった。まあどうせ落札できるのはそのうちの極々わずか。安心して書きまくった。 書きまくった後は腹が減る。時計は2時半近くになっていた。古書会館から道を隔てた向こう側にあるカレーのお店でビーフカレー。スパイス感たっぷりで辛くてうまい。日曜日はカップルが多く、30倍カレーなんかを食べてるツワモノも。ワタシはいつもどおり1倍で(^^;。 途中渋谷で現像に出したフィルムを受け取り店に戻る。あとはいつもどおり本の入力作業。アップしたとたんにご注文が入ったり。いつもありがとうございます。 やっぱり本がたくさんある場所に行くのは気持ちが良い。まして欲しい本が積み上がっているとなればなおのこと。あとは思ったとおりの値段で落札できれば言うことなしなんだけどなぁ・・・。開札日は明日。20050220224149.jpg

おゆうぎ会

今日は幼稚園のおゆうぎ会。冷たい雨が降る。 朝8時に女房は幼稚園へ娘を送りに出る。年々このおゆうぎ会を見学する人は増え、とてもじゃないが一度きりの公演では観客を捌き切れなくなっていたらしい。両親のほかに親類(特にお祖父ちゃんとお祖母ちゃん)も見たいとなると会場に入りきらないのだ。まず両親の見学日と親類の見学日の二日間に分け、その上さらに1日の公演を2回に分けて見学者を分散させる、と大変そう。以前と違ってカメラだビデオだと見る方も場所取りに神経を尖らせたりするのが遠因ではないかなぁ・・・。もちろんウチもその原因の一人だけど(^^;。 今回の見学は前半後半で言えば後半の2回目。朝10時半に幼稚園へ到着。もう開場してあって見学者は会場入りしていた。毎年のように後ろの立見席。息子が出演した6年前に一度前の席に座って見学したことがあるが、逆にステージから近すぎて見渡せないということもあるので後ろのほうが良い席と言えなくもない。 年少組から順に年長組まで。音楽にあわせて踊る踊る。圧倒的に女子が多い学年もあったりして。人数が多いと見栄えがするなぁ。 ワタシも小さい頃はこの幼稚園に通ったし、このおゆうぎ会にも出た。あの頃は音楽劇ではなくてセリフもあった本当のお芝居をやった。今はそこまではやらせていないようだけど、なんでかなぁ。 お目当ての学年の披露が終わるとサッと会場を後にする方も数名。おかげで前の列が少しあき、カメラ撮影にちょうどよい視界が開けた。女房にDVを預け、ワタシは一眼デジカメを構える。劇が始まった。とたんに一斉に周りの人たちのDVが回りだす。すごいね(^^;。 音楽劇は滞りなく無事に終了。園児による終わりの言葉。ここはカンペなし。たぶん毎年同じセリフだけど、無事に言い終わってくれると聞いているこちらもホッとする。この一体感を劇でも!と言っておきたい。 教室に戻った園児たちは母の会からのおみやげを受け取ってからお着替え。先生にご挨拶をして三々五々解散。お疲れ様。 子供達の一生懸命に動く姿に心洗われた気持ち。まみれてるもんなぁ。普段は大人世界に・・・。まみれきってる。仕事して磨り減った心を再生してもらった。ありがたや。 大人ももっと子供達のように純粋にがんばれたらいいのに・・・。 店に戻って昼飯。少し仕事をしてからはお休みなのでのんびりする。子供達と人生ゲーム。大勝。ひと寝入り。夕方になってお隣で夕食。雨は1日降り続いた・・・。20050219234936.jpg

横浜へ

車内で本。外は曇り空。予報では夕方から雨。 古書会館に到着して仕事を始めると、組合新規加入希望の方がいらっしゃった。朝早くからありがとうございます。必要書類にご記入頂き、加入に際して必要な事柄を順を追ってご説明申し上げる。要領が悪いからか、話が変に前後したりして(^^;。普段何気なく市場で売買していることも、いざ説明しようと思うと結構複雑で細かいルールが多いことに気づかされる。長年かかって出来上がってきたルールだけに一つ一つ検証してみるとなるほどと思わせる理由がしっかり隠れていたりする。説明しながらもなんとなく自分でも反省しながら(^^;。 説明している本人がこの調子じゃあ、ちゃんと伝わったか心許ない。ただ何事もそうだと思うが、前もっていくら説明して実際に始めてみないことには身に付かないので、すべてはご加入後のお話となってしまうだろう。 午後、少し前の理事会で消火器の設置数を増やしておいたほうがいいということがあったので、昼休みがてらみなとみらいのホームセンターへ。ここはかなり巨大な敷地内に2フロアあり、ホームセンターとしては全国でも売り場面積で広さ上位に来るのではないだろうか。消火器のコーナーには数種類置いてあったが、一番大きいサイズのもので4000円弱。3500円、3000円と、大きさに応じて値段は少しずつ下がっていく。消火器を入れておく「消火器」と白で書かれた赤い四角い箱が消火器よりも少し高い値段が付いていた。買わなかったが。消火器は一番大きいサイズとその次のサイズをひとつづつ購入した。 古書会館に戻ってから早速設置。入っていた箱を切り抜くと簡易設置箱になった。 店には18時少し前に戻る。荷造り作業。受注品をそろえてメール書き。いつもお買い上げありがとうございます。 夕食はとりのからあげとブリあらの煮付け。ブリってあらだとものすごく安いらしい。ハラミの部分に脂がのっていてうまいこと(^^)。別に高い金出して切り身を買うこともないなぁ。むしろこっちのほうがおいしいのではなかろーか。 夕食後、甘露PHOTO日記を書く。20050218233207.jpg
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