甘露日記

古本屋甘露日記 http://www.kanroshobo.com

2005年06月

こどもの国

朝から快晴。 少し早起きしてこどもの国へ出かけることにした。今日は真夏の暑さが予想されるため、少しでも涼しい場所へと考えた。こういう日に街中を散歩という強行軍は出来ない。 クルマで出ると40分ほどで到着。駐車場はまだ余裕のある感じ。入場すると早速子供たちは白墨で道にいたずら書き開始。しばらくしてからジャブジャブ池へ向かう。途中フリーマーケットを横目に歩く。息子とワタシはジャブジャブ池を通り過ぎてボートに乗りに行く。娘は女房に子守してもらいながらジャブジャブ池。さぞや気持ちいいことでしょう(^^)。 ボート乗り場はまだ早いこともあってすいていた。ローボートに乗って最初から最後まで息子に漕がせた。もちろん漕ぎたがっていたからだけど、最初はやはり感覚が掴めないらしくて少しまごついていた。まあすぐ慣れるよ。 たっぷりと30分間池の上でゆっくりさせてもらう。日陰に入ると風が涼しかったが、日向は刺すような紫外線。日焼けしそうだなぁ・・・。 時間ぴったりに上がってジャブジャブ池に戻ると女房と娘は竹で作った笛作りの場所にいた。ジャブジャブ池は結構水温が低くて長時間入っていられないのだそうだ。出来上がった笛はプラスチックのリード1枚と竹で出来た簡単な構造。息を吹き入れるとブイブイと音が出る。「にゃはは」と娘が笑う。 息子が移動したくて仕方ないらしい。「早くいこうよ」と再三急かされる。このあたりは戦前戦中に武器弾薬庫として使われていたらしく、いたるところに横穴が開いていて、曰くありげな鉄の扉が外界からの視線を遮っている。いくつか山をくりぬいてトンネルがあり、中は自然の冷房が効いていてとても気持ち良い。水滴がトンネル内部から滴り落ちて水が流れ出している。梅雨の時期を経たので地下水も多いのだろうな。 トンネルを抜けると牧場だった。ポニー乗り場で娘は「のりたいのりたい。ねー、いいでしょ?」と繰り返す(^^;。息子に聞くと「いいよ別に」。兄弟でも反応が全然違う。娘をポニーに乗せて馬場を一周。 続いて牛舎を見学。ホルスタインにジャージー牛など、数種類の乳牛が飼育されている。今は夏の暑い盛りだからいいんだろうけど、暗い牛舎に繋がれている牛たちはさぞや退屈だろうなぁ・・・。牧草を食んでいるもの、反芻しているもの。名札を見るとほんの3歳くらいにも関わらず、図体は山のようにデカく、お乳は大きく垂れ下がっているのだった(^^;。 20050626232159.jpg

1日店

朝から快晴。夏もいよいよ本番。 新聞を見るとまだ梅雨は明けてないという主旨で気象庁の釈明が載っている。コレって毎年やってない(^^;?できるだけ平年並みに日にちを揃えたい気持ちもわかるし、外したときの批判が多いのもわかるけど、世間の実感とは大きくかけ離れてるよね。民間はそういうとこ早いよー。7月2日オープン予定だった某遊園地のプールは予定を大幅に繰り上げて今日から営業開始。つまり民間ではもう夏ってこと。東京では梅雨明けってことサ(^^;。サッサと梅雨明け宣言をして早く夏の渇水対策を始めて欲しい。とっとと節水の呼びかけをした方がいいと思うんだけどなぁ。 オヤジと母親は先月予約した川崎ミューザで行われる吹奏楽のコンサートに出かけていった。店を開けても仕方ないって(^^;?女房は子どもたちと図書館に出て行ったので、ワタシ一人作業場に残ってひたすら荷造り作業。おかげさまで本日は○○万円の売り上げ。いつもお買い上げ有難うございます。確かにお店を開けててもこの金額はもはや売れないなぁ・・・。 女房たちが戻ってきて一緒に昼を食べてから店を開ける。文庫をドカーンと買っていただけたお客様。どうもありがとうございました。うん、やっぱり店は開けなきゃだめだな(^^;。 暑いなか扇風機を回すと、それなりに涼しい。クーラーの涼しさって長時間たつとなんとなく冷や汗のような変な汗を出す。暑いのはしょうがないとあきらめて暑い暑いといいながら汗を吹き拭き仕事をするのがウチの夏ということで。 オヤジたちはのんびりと16時頃帰ってきた。「良かったわよー」という言葉をシャワーのように浴びた(^^;。2000人くらい入るホールらしい。そりゃスゴイ。音響世界一。今度リッカルド・ムーティも来るらしい。「でもそのチケット3万円もするのよ」と母親。そんな超高級な演奏じゃなくてもいいから一度聴きに行きたいものだ。 みやげに買ってきた久寿餅をお茶の時間に頂いた。ウマイねぇ。ワタシが子供の頃から親しんできた川崎の味だ。 夕食はシャケの混ぜ寿司。どうしてシャケってご飯に合うんだろうってこの間も書いたか(^^;。つい給料日まで封印していた禁を破って発泡酒を買ってきて開けた。ぷはぁ、やっぱり夏にはビール、じゃなかった発泡酒でしょ(^^)。 夏はコレがあるから太るんだよなぁ・・・。 20050626000129.jpg

見学

朝から横浜へ。 暑い(^^;。どうやら実質的な梅雨明けらしい。もちろん気象庁から発表はないけれど。今日から真夏日。つまり夏だ。9月の終わりまで実質3ヶ月間の長い夏が今年も始まった。 11時半に古書会館を出て東横線に乗った。久しぶりに神田を目指す。明古は期末の特選市会で、優品の一口物の入荷があり賑わっていた。一通り入札したあと昼飯へ。今日はいもやの天麩羅を食べることにした。すでに13時半過ぎだったので店内はガラガラ。まあこんなに暑くなり始めでは火のそばに行きたくないよね(^^;。天麩羅鍋は180度。気温の6倍の暑さです。普段より余計にゆっくりと噛んで食べた天麩羅は美味だった。 しばらく時間を潰してから古書会館に戻る。開札作業は続行中。落札した荷物を整理しているうちにKさんとMさんに遭遇。もうすぐ公開のSWについてあれこれとお話など。なんでも○○でやっているレイトショーは5.1chで280人も入れる劇場にたった10人しか居ない貸し切り状態を味わえてとてもGOODだとか。いいなぁ・・・。映画館へはハウル以来行っていません(^^;。 帰り道、さっき撮ったフィルムをBカメラに出す為渋谷で途中下車。ついでにちょっと思い出したのでセンター街の中にあるレコード店へ。ちょうど普段聴いているラジオ番組がここにあるスタジオで生放送中のはずだ。一度平日にここに来て覗いてみたかったのだ。渋谷のスクランブルを歩く。ものすごい人口密度。一体今日はお祭りか何かが開かれているの?という感じ(^^;。ただの普通の日でこれだけの人出。普通の感覚なら十分異常事態だと思うのだが、これで普通というところが渋谷のすごいところ。何処から来て何処へ行くのかこの人波は・・・。 レコード店の2階へ上がると、スタジオの向こう側でラジオの生放送中。これまた普段ラジオで聴いている声の主がすぐ目の前に。予想に反してラジオで聴いているときには伝わらなかった”緊張感”溢れる現場だった。秀島史香さんの「女の子ドライバーからの一言」を生で見る。満足。 店に戻るとラジオからはさっきスタジオを見てきた番組が流れている。お茶を飲みながら、帰り道にちょっと寄ってスタジオを見てきたよ。とオヤジに言うと「え?ちゃんと史香とか居たの?」だそうな。オヤジもファンらしいな・・・(^^;。 「一度センター街のそばを通ったんだけど、場所がどこだかわからなかったんだ。」あーそーですかい。ミックスマシーンの時間帯。きみまろトランスが今日も全開だ。 20050625005044.jpg

1日店

朝は雨が降る。もっと降っていいよ。どうせ今日は1日店だから。 メールボックスを開けるとYさんからメール有。昨夜書いた日記を早速読んでくださったらしい。ストリップ劇場がそばにある、と書いたが、それは誤りで、昨日のパーティの会場が元ストリップ劇場だった場所そのものなのだそうだ。昨年ストリップ劇場は閉場してその跡地にカフェがオープンしたというのだ。そうか、渋谷からも昭和がどんどん消えていくんだなぁ・・・。 思えば新丸子にもかつてストリップ劇場があった。普段は成人映画ばかり上映する映画館も2つあって、その前の道を通るときには子供ながらにドキドキしたものだ。そういうオトナの世界をチラっチラっと垣間見せてくれる場所がかつては身近にあった。流行らなくなったのか、追い出されたのか、我々の目の前からそういう場所は姿を消していく。良い悪いは別にして世の中の変わっていく様子を目の当たりにする想いがする。今の子供たちはどうやってオトナになっていくんだろう・・・。 朝降っていた雨はすぐに止んでしまった。時折太陽も差す天気。これから1週間くらい天気が良いらしく、真夏並みに気温も上がると天気予報。もう梅雨は終わるのかねぇ。短かったなぁ。 いつもの通り荷造り作業。ご入金がポツポツと少し少なめで荷物も少なめ。その分落札お取り置き分の本が山のように積み上がっている。いつもお買い上げ有難うございます。 18時過ぎ。ちょうど仕事が一段落したので甘露PHOTO日記に追加記事。写真そのものはたいした写真が撮れなかったが、先日の上野動物園の事を残しておきたかったので。ハンパに余ったフィルム消費のために渋谷で撮ったカットに気に入ったものがあったってのも妙なもの(^^;。これは過去のコーナーに載せることにした。 ルサールで撮った写真はスパッと明快な感じがして気持ちの良い写真が撮れる気がする。レンズがカメラボディに半分以上隠れる対称型広角レンズは一眼レフ時代になって消えてしまったが、コンパクトという利点一つだけでもニーズはあるような気がするのだが・・・。単体ファインダーを付けて撮影するというスタイルも気分が乗れる気がする。 夕食は天麩羅とそば。月末が近づいてきてお酒を買うカネがない(^^;。今週は晩酌なしで過ごすことにします・・・(^^;。まあ今週は2日も飲みに出てるんだからウチでまで飲むことはないやね。 20050624003729.jpg

フライング・ブックス!

2年前、渋谷でフライング・ブックスという古本屋を立ち上げたYさんとは、実は明古の経営員仲間だ。 今回、彼が書き下ろしの著作を出版されたという。その出版記念パーティが開かれるというのでお邪魔させてもらうことにした。こういうパーティにもぐりこむのは今回が初めてだ。 会場は彼のお店のすぐそば。有名なストリップ劇場がすぐ近くにある飲み屋街のど真ん中。彼の店もそういう街のど真ん中にあるということだが。 『フライング・ブックス 本とことばと音楽の交差点』著書にはこんな題名が付いていた。「古本屋+カフェ+イベント・スペースの不思議な空間「フライング・ブックス」。東京・渋谷、国内外の本や雑誌が並ぶ店内ではコーヒーやワインが飲め、定期的に開かれる朗読会やライブは廊下まで人が溢れる。店の立ち上げから、詩集出版、音楽レーベル立ち上げ、アメリカ西海岸古書買い付けツアー、イベント制作、ビート詩人との交流まで。」彼の著書に添えられた文章だ。 音楽との融合は彼が無類の音楽好きであることと無関係ではないだろう。彼の活動を通じて広がった世界観は思っていたよりもずっと広く、当然のように古書業界にとどまらない。詳しくは著書を参照していただくことにするが、パーティは来賓のロバート・ハリスさんのスピーチでスタートした。普段ラジオで聴いている声の主が目の前に。 しばらくして彼が深く関わっているグループSuikaの演奏が始まった。ポエトリー・リーディングはお恥ずかしながら初めて目の当たりにした。ウッドベースを爪弾きながらラップする演奏。それにあわせるようにキーボードとパーカッションが合わさって不思議な高揚感を味わうことが出来た。気持ちが音となり、言葉となり、そしてそれが合わさって音楽になる。そんな音楽という表現の原点のような精神を感じさせてくれるいい演奏だった。本とことばと音楽の交差点としてのフライング・ブックスの目指さんとしている方向性を垣間見させてもらった気がした。 本の世界を閉じたイメージにしたのは誰だろう。本は彼によってこれほどまでに自由な存在として広がっているではないか。本は他メディアと融合することが出来る。その可能性はまだまだ広がっていく。そんな将来性を感じさせてくれた夜だった。 最後近くなってRTくんがスピーチ。よどみなくスジの通ったいいスピーチだった。それがなんとなく今日のシメの言葉のようにワタシには思えた。 帰りの東横線では頂いたばかりの本を読み始めた。あ。ワタシも出てくるのね(^^;。 20050623003224.jpg

夏至LOHAS

ラジオは朝からLOHASと繰り返している。今日の日の入りは19時とか。 地球環境問題。この言葉自体は随分前から言われていた気がするけど、どこか実感を伴わなかった気がする。 戦前、日本は高リサイクル社会だった。石油は血の一滴と云われ、その石油を止める、と言われたことが戦争のきっかけにもなったほどだ。あの時石油を止められたら日本人は半年と生きられなかった。 何事も無駄には出来ない。資源が出ない日本は高リサイクル社会にならざるを得なかったのかもしれない。戦後は高度経済成長に象徴されるような高エネルギー消費国となり、遠くからエネルギーを輸入するようになり、最近では食料までも飛行機を使って遠くから取り寄せるようになった。エネルギーも食料もモノであるかぎり、運搬にはコストとともにエネルギー消費が伴う。カネという概念は文明の象徴ではあるが、エネルギーや食料というのはある意味”実物”で、カネを持っている国だから買う権利がある、という構造に頼らざるをえない状況は、仕方の無いこととはいえ根本的な脆さを伴う気がする。ある日突然「カネに価値などない」と言われて売ってもらえなくなったらどうするんだろう。砂漠のど真ん中に放り出されたとして、たとえ100万円持っていても、すぐに水が欲しいときその100万円は何の役にも立たない。 ワタシが子供の頃は近所に工場がたくさんあり、川崎は京浜工業地帯の中心地として埋め立てられた海岸には大規模工場がズラリと並んで朝から晩まで火を噴いたり煙を噴き上げていた。極最近になって工場の海外移転が進んで泡だらけの汚かった多摩川も浄化されてきた。ただ、それは工業化の汚い部分を隣国に移しただけで、地球規模で考えれば状況は悪い方向へ進んでいることに変わりはない。 ここ数年夏が暑くなり、冬が寒くなくなった。自然と地球環境を考える流れが出てきたように思う。クール・ビズなんてもっと早くやっていればよかったのにと思う。食事も何か買って食べると包装が必要になる。一番いいのはやはり基本に立ち返ったウチご飯を家族みんなで食べること。 ラジオからはカエラ姫。今日は世田谷ものづくり学校からの生中継。電気を使わないキャンドルな雰囲気でLOHASを訴える。無駄を生まない生活。うーん、考えると大変だ、とも思う。基本的にはゴミを少なくするような生活を心がければいいのかな。 古本屋を単純にリサイクルの観点から見るのは基本的に難しいとは思うけど、読んだ本をただ捨ててしまうしかない社会はLOHASじゃないよなぁ。この仕事が環境問題に少しでも繋がっているんじゃないか、と思えるんだから、思い切って環境系職業と名乗ってしまおうか(^^;。 20050621234153.jpg
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