朝は寝坊。起きたら8時すぎ。もちろん休みの日だから寝坊OKです。
朝から少し仕事をして、朝飯にパンを食べて出かけることになった。先週流れた門前仲町へ行ってみますか。なんだか今週は大阪行きもあったりしたから全然仕事をした気にならないや・・・(^^;。遊んでばっかりだ。
渋谷から銀座線で日本橋。東西線乗り換えで門前仲町到着。意外と近い。外に出るとちょうどお昼時。真上から太陽光。あちいなぁ・・・(^^;。
深川不動堂への参道を歩く。両側には深川丼のお店や御土産物屋さん、お菓子屋さんが並んでいる。鰻屋さんが複数あって、辺りは鰻の香ばしいにおいが漂っている。ここ深川不動堂は成田山の別院だという。なるほど。
すぐ隣に公園があり、娘はこの暑いのに「あそびたーい」と駆け出していった。ちょっとした遊具があるだけの公園。日向はじっとしていられないくらい暑い。がんばるなぁ。がんばらない大人は日陰で汗を拭きながら水筒のお茶を飲むのだった(^^;。
めいっぱい遊んで来た娘は汗ぐっしょり(^^;。女房が丁寧に汗を拭いてあげてから「ほら、お茶飲みな。」と水筒を突き出した。
公園を突っ切って大通りを目指す。今日は清澄にある深川江戸資料館までは行くつもりなのだ。とはいえ汗をかいたら腹がへったな。大通りへ出る前にちょうどヨサゲなお店を発見した。おそばのセットが800円ほど。すいているみたいだし入りますか。
とりあえずビール・・・(^^;。で、そば(十割そばとある)とミニ天丼のセットやら、シラス丼のセット、鶏そぼろ丼のセットをそれぞれ頼んだ。ビールをグィーっと飲んでくつろぐ。そばもおいしくてどうやら手打ちらしい。安くてそれなりに量があった。なかなか良かったなぁ(^^)。
再び炎天下。目の前に赤札堂。「日傘買っていい?」と女房。うん、いいよ。道中は長いからね。2階フロアに上がるとあるある。晴雨兼用の折りたたみ傘が500円(!)。・・・安いなぁ。女房と娘で微妙に趣味が合わないらしく、買うまでしばし(^^;。
大通りを北上。ええと地図ではどうなってるかな。ガイドブックを見る。この先にお寺があるな。川を渡ると信号の向こう側に「法乗寺・深川閻魔堂」があった。どうやら拝観自由らしいので閻魔堂を覗き込んでみた。中には真っ赤な顔をした閻魔様が座っていた。デカイ。物の説明によれば高さ3.5mとか。ガラス戸をガラッとあけると目の前にお賽銭箱がある。箱にはいくつもの穴が開いており、それぞれに「厄除け」やら「開運」やら書いてあって、お賽銭を入れると閻魔様の法話が聞けるらしいのだ。
早速子供たちに小銭を渡し、入れてごらんと勧めた。チャリンと箱に落ちるが早いか、荘厳な音楽をバックに重々しい声で20秒ほどの法話が流れた。おおお。ハイテクじゃないか・・・(!)。 再び大通りを北上。左手に清澄庭園のこんもりした緑が見えた。あとで行くからね。しばらくすると道の両側に江戸資料館入り口とわかる門柱のある場所に出くわした。あ。ここだここだ。この通りに入るとさあっと気温が2、3度下がった気がした。街路樹があって程よく日陰なのだった。両側には御土産物屋さんがある。「日本でいちばん”まずい”佃煮の店」とあって、”まずい”は逆さに書いてある。てことは、いちばんおいしいってことだね(^^;。 左手に霊巌寺。じつはこの通りは霊巌寺の参道と云われている。その霊巌寺の隣に深川江戸資料館はあった。入場料大人300円、子供50円。ガラガラだと思って入ったら結構人が居て、ちょうどこの辺りの観光拠点になっているらしい。入り口を入ってすぐに地下へ降りるようになっている。そこには江戸時代のこのあたりの街並みが再現されていた。 街並みだけではなくて、建物の中のディティールまで細かく作りこんであり、八百屋にはちゃんと野菜が並び、米屋にはお米の入った米びつ、屋台の天麩羅屋に蕎麦屋まである。裏通りには長屋もちゃんとあって、その中央にはしっかり井戸が据えてある。猫がにゃあと鳴けば、夕立が降ってきて雷が鳴る。夜には海の向こう側に満月が浮かぶという凝り様だ。 最初あまり期待していなかったらしい子供たちは、この細かいディティールに興味深々のようで、隅から隅まで見落としなく見て回ろうとする。八百屋の野菜は全部触って「これ見てー!こんにゃく!ゴムで出来てるよ」とか、米屋の番台にある大福帖を見たり、5つ玉のソロバンを見たり、長屋の部屋に上がりこんで「ここ結構いい部屋だね」と言ってみたり。楽しそうだな。 船宿の前は船着場になっていて、ちゃんと水が張ってあり、舟が浮かべてある。その向こう側がスクリーンになり、雨やら満月の演出に使われている。いやあ300円の施設にしてはキチンとしているので好感。これだけ人が入るのもわかる気がする。外はまだまだ暑いだろうから、ここで長屋の様子を見ながらゆっくり休んで外に出た。
再び霊巌寺の横を通り、大通りの北上を再開した。 清澄庭園を横目に更に北上する。今度の目的地は芭蕉庵史跡展望庭園。ガイドブックを見た女房が偶然見つけたもの。隅田川に向かって芭蕉像が建てられているというのだ。 ちょうど清洲橋が左手に見えている。せっかくだから見に寄ろう。久しぶりに近くまで来た。いつ見ても美しい橋だ。永代橋、勝鬨橋と並んで隅田川に架かる代表的な橋だ。その前の信号を渡り、隅田川沿いに歩く。マンションばかり立ち並ぶ界隈を左に曲がると、萬年橋という鉄でできた立派な橋が姿を現した。震災復興で作られた橋はどれもデザイン的に優れているなぁ・・・。 すぐ左に曲がると芭蕉稲荷神社があった。ここにかつて芭蕉庵があったとある。なるほど、それで芭蕉の像が作られたのか。有名な「古池や 蛙飛び込む 水の音」はここ深川で詠まれたらしかった。 隅田川沿いのごつごつした石の階段を昇るとそこが芭蕉庵史跡展望庭園だ。うーむ、眺めがいい! 隅田川と小名木川合流点のパノラマ。目の前には清洲橋の全景。遠くから観光船がジェットスキーを従えて悠々と浅草へ向けて進んでいく。隠れ散歩人のワタシとしては最近にないヒットな風景だった(^^)。散歩の終点にふさわしかったね。何枚か家族写真を撮った。芭蕉さんは遠い目をしてこの風景をいつまでも見つめていた。(そりゃそーか)
来た道を戻る。萬年橋を渡ってすぐの自販機で水を買って飲んでいるとお相撲さんが二人前を歩いていく。見渡してみると左手になんと「北の湖部屋」があった。マンションの1階、という感じだったが、その部屋のベランダに干してあるTシャツは明らかに超ビックサイズだったので、このマンションのような建物全体が相撲部屋になっているのだろう。部屋を構えようと思ったらひと財産必要だという意味もよくわかる。 清澄公園で娘が遊びたいというので付き合う。その間に息子は女房と近くにある深川図書館に行っているという。二手に分かれた。 施設老朽化で放置されているジャブジャブ池周辺で遊んでから図書館で合流。随分立派な建物だったな。 清澄白河駅から半蔵門線に乗り帰ってきた。いい散歩になった。 晩飯はその他雑酒2を飲みながらそうめんをつるるっと頂く。ウマイねぇ(^^)。暑いけど夏には夏の楽しみがあるよね。
早速子供たちに小銭を渡し、入れてごらんと勧めた。チャリンと箱に落ちるが早いか、荘厳な音楽をバックに重々しい声で20秒ほどの法話が流れた。おおお。ハイテクじゃないか・・・(!)。 再び大通りを北上。左手に清澄庭園のこんもりした緑が見えた。あとで行くからね。しばらくすると道の両側に江戸資料館入り口とわかる門柱のある場所に出くわした。あ。ここだここだ。この通りに入るとさあっと気温が2、3度下がった気がした。街路樹があって程よく日陰なのだった。両側には御土産物屋さんがある。「日本でいちばん”まずい”佃煮の店」とあって、”まずい”は逆さに書いてある。てことは、いちばんおいしいってことだね(^^;。 左手に霊巌寺。じつはこの通りは霊巌寺の参道と云われている。その霊巌寺の隣に深川江戸資料館はあった。入場料大人300円、子供50円。ガラガラだと思って入ったら結構人が居て、ちょうどこの辺りの観光拠点になっているらしい。入り口を入ってすぐに地下へ降りるようになっている。そこには江戸時代のこのあたりの街並みが再現されていた。 街並みだけではなくて、建物の中のディティールまで細かく作りこんであり、八百屋にはちゃんと野菜が並び、米屋にはお米の入った米びつ、屋台の天麩羅屋に蕎麦屋まである。裏通りには長屋もちゃんとあって、その中央にはしっかり井戸が据えてある。猫がにゃあと鳴けば、夕立が降ってきて雷が鳴る。夜には海の向こう側に満月が浮かぶという凝り様だ。 最初あまり期待していなかったらしい子供たちは、この細かいディティールに興味深々のようで、隅から隅まで見落としなく見て回ろうとする。八百屋の野菜は全部触って「これ見てー!こんにゃく!ゴムで出来てるよ」とか、米屋の番台にある大福帖を見たり、5つ玉のソロバンを見たり、長屋の部屋に上がりこんで「ここ結構いい部屋だね」と言ってみたり。楽しそうだな。 船宿の前は船着場になっていて、ちゃんと水が張ってあり、舟が浮かべてある。その向こう側がスクリーンになり、雨やら満月の演出に使われている。いやあ300円の施設にしてはキチンとしているので好感。これだけ人が入るのもわかる気がする。外はまだまだ暑いだろうから、ここで長屋の様子を見ながらゆっくり休んで外に出た。
再び霊巌寺の横を通り、大通りの北上を再開した。 清澄庭園を横目に更に北上する。今度の目的地は芭蕉庵史跡展望庭園。ガイドブックを見た女房が偶然見つけたもの。隅田川に向かって芭蕉像が建てられているというのだ。 ちょうど清洲橋が左手に見えている。せっかくだから見に寄ろう。久しぶりに近くまで来た。いつ見ても美しい橋だ。永代橋、勝鬨橋と並んで隅田川に架かる代表的な橋だ。その前の信号を渡り、隅田川沿いに歩く。マンションばかり立ち並ぶ界隈を左に曲がると、萬年橋という鉄でできた立派な橋が姿を現した。震災復興で作られた橋はどれもデザイン的に優れているなぁ・・・。 すぐ左に曲がると芭蕉稲荷神社があった。ここにかつて芭蕉庵があったとある。なるほど、それで芭蕉の像が作られたのか。有名な「古池や 蛙飛び込む 水の音」はここ深川で詠まれたらしかった。 隅田川沿いのごつごつした石の階段を昇るとそこが芭蕉庵史跡展望庭園だ。うーむ、眺めがいい! 隅田川と小名木川合流点のパノラマ。目の前には清洲橋の全景。遠くから観光船がジェットスキーを従えて悠々と浅草へ向けて進んでいく。隠れ散歩人のワタシとしては最近にないヒットな風景だった(^^)。散歩の終点にふさわしかったね。何枚か家族写真を撮った。芭蕉さんは遠い目をしてこの風景をいつまでも見つめていた。(そりゃそーか)
来た道を戻る。萬年橋を渡ってすぐの自販機で水を買って飲んでいるとお相撲さんが二人前を歩いていく。見渡してみると左手になんと「北の湖部屋」があった。マンションの1階、という感じだったが、その部屋のベランダに干してあるTシャツは明らかに超ビックサイズだったので、このマンションのような建物全体が相撲部屋になっているのだろう。部屋を構えようと思ったらひと財産必要だという意味もよくわかる。 清澄公園で娘が遊びたいというので付き合う。その間に息子は女房と近くにある深川図書館に行っているという。二手に分かれた。 施設老朽化で放置されているジャブジャブ池周辺で遊んでから図書館で合流。随分立派な建物だったな。 清澄白河駅から半蔵門線に乗り帰ってきた。いい散歩になった。 晩飯はその他雑酒2を飲みながらそうめんをつるるっと頂く。ウマイねぇ(^^)。暑いけど夏には夏の楽しみがあるよね。