甘露日記

古本屋甘露日記 http://www.kanroshobo.com

2005年07月

門前仲町へ

朝は寝坊。起きたら8時すぎ。もちろん休みの日だから寝坊OKです。 朝から少し仕事をして、朝飯にパンを食べて出かけることになった。先週流れた門前仲町へ行ってみますか。なんだか今週は大阪行きもあったりしたから全然仕事をした気にならないや・・・(^^;。遊んでばっかりだ。 渋谷から銀座線で日本橋。東西線乗り換えで門前仲町到着。意外と近い。外に出るとちょうどお昼時。真上から太陽光。あちいなぁ・・・(^^;。 深川不動堂への参道を歩く。両側には深川丼のお店や御土産物屋さん、お菓子屋さんが並んでいる。鰻屋さんが複数あって、辺りは鰻の香ばしいにおいが漂っている。ここ深川不動堂は成田山の別院だという。なるほど。 すぐ隣に公園があり、娘はこの暑いのに「あそびたーい」と駆け出していった。ちょっとした遊具があるだけの公園。日向はじっとしていられないくらい暑い。がんばるなぁ。がんばらない大人は日陰で汗を拭きながら水筒のお茶を飲むのだった(^^;。 めいっぱい遊んで来た娘は汗ぐっしょり(^^;。女房が丁寧に汗を拭いてあげてから「ほら、お茶飲みな。」と水筒を突き出した。 公園を突っ切って大通りを目指す。今日は清澄にある深川江戸資料館までは行くつもりなのだ。とはいえ汗をかいたら腹がへったな。大通りへ出る前にちょうどヨサゲなお店を発見した。おそばのセットが800円ほど。すいているみたいだし入りますか。 とりあえずビール・・・(^^;。で、そば(十割そばとある)とミニ天丼のセットやら、シラス丼のセット、鶏そぼろ丼のセットをそれぞれ頼んだ。ビールをグィーっと飲んでくつろぐ。そばもおいしくてどうやら手打ちらしい。安くてそれなりに量があった。なかなか良かったなぁ(^^)。 再び炎天下。目の前に赤札堂。「日傘買っていい?」と女房。うん、いいよ。道中は長いからね。2階フロアに上がるとあるある。晴雨兼用の折りたたみ傘が500円(!)。・・・安いなぁ。女房と娘で微妙に趣味が合わないらしく、買うまでしばし(^^;。 大通りを北上。ええと地図ではどうなってるかな。ガイドブックを見る。この先にお寺があるな。川を渡ると信号の向こう側に「法乗寺・深川閻魔堂」があった。どうやら拝観自由らしいので閻魔堂を覗き込んでみた。中には真っ赤な顔をした閻魔様が座っていた。デカイ。物の説明によれば高さ3.5mとか。ガラス戸をガラッとあけると目の前にお賽銭箱がある。箱にはいくつもの穴が開いており、それぞれに「厄除け」やら「開運」やら書いてあって、お賽銭を入れると閻魔様の法話が聞けるらしいのだ。 20050801004718.jpg
早速子供たちに小銭を渡し、入れてごらんと勧めた。チャリンと箱に落ちるが早いか、荘厳な音楽をバックに重々しい声で20秒ほどの法話が流れた。おおお。ハイテクじゃないか・・・(!)。 再び大通りを北上。左手に清澄庭園のこんもりした緑が見えた。あとで行くからね。しばらくすると道の両側に江戸資料館入り口とわかる門柱のある場所に出くわした。あ。ここだここだ。この通りに入るとさあっと気温が2、3度下がった気がした。街路樹があって程よく日陰なのだった。両側には御土産物屋さんがある。「日本でいちばん”まずい”佃煮の店」とあって、”まずい”は逆さに書いてある。てことは、いちばんおいしいってことだね(^^;。 左手に霊巌寺。じつはこの通りは霊巌寺の参道と云われている。その霊巌寺の隣に深川江戸資料館はあった。入場料大人300円、子供50円。ガラガラだと思って入ったら結構人が居て、ちょうどこの辺りの観光拠点になっているらしい。入り口を入ってすぐに地下へ降りるようになっている。そこには江戸時代のこのあたりの街並みが再現されていた。 街並みだけではなくて、建物の中のディティールまで細かく作りこんであり、八百屋にはちゃんと野菜が並び、米屋にはお米の入った米びつ、屋台の天麩羅屋に蕎麦屋まである。裏通りには長屋もちゃんとあって、その中央にはしっかり井戸が据えてある。猫がにゃあと鳴けば、夕立が降ってきて雷が鳴る。夜には海の向こう側に満月が浮かぶという凝り様だ。 最初あまり期待していなかったらしい子供たちは、この細かいディティールに興味深々のようで、隅から隅まで見落としなく見て回ろうとする。八百屋の野菜は全部触って「これ見てー!こんにゃく!ゴムで出来てるよ」とか、米屋の番台にある大福帖を見たり、5つ玉のソロバンを見たり、長屋の部屋に上がりこんで「ここ結構いい部屋だね」と言ってみたり。楽しそうだな。 船宿の前は船着場になっていて、ちゃんと水が張ってあり、舟が浮かべてある。その向こう側がスクリーンになり、雨やら満月の演出に使われている。いやあ300円の施設にしてはキチンとしているので好感。これだけ人が入るのもわかる気がする。外はまだまだ暑いだろうから、ここで長屋の様子を見ながらゆっくり休んで外に出た。 20050801004827.jpg
再び霊巌寺の横を通り、大通りの北上を再開した。 清澄庭園を横目に更に北上する。今度の目的地は芭蕉庵史跡展望庭園。ガイドブックを見た女房が偶然見つけたもの。隅田川に向かって芭蕉像が建てられているというのだ。 ちょうど清洲橋が左手に見えている。せっかくだから見に寄ろう。久しぶりに近くまで来た。いつ見ても美しい橋だ。永代橋、勝鬨橋と並んで隅田川に架かる代表的な橋だ。その前の信号を渡り、隅田川沿いに歩く。マンションばかり立ち並ぶ界隈を左に曲がると、萬年橋という鉄でできた立派な橋が姿を現した。震災復興で作られた橋はどれもデザイン的に優れているなぁ・・・。 すぐ左に曲がると芭蕉稲荷神社があった。ここにかつて芭蕉庵があったとある。なるほど、それで芭蕉の像が作られたのか。有名な「古池や 蛙飛び込む 水の音」はここ深川で詠まれたらしかった。 隅田川沿いのごつごつした石の階段を昇るとそこが芭蕉庵史跡展望庭園だ。うーむ、眺めがいい! 隅田川と小名木川合流点のパノラマ。目の前には清洲橋の全景。遠くから観光船がジェットスキーを従えて悠々と浅草へ向けて進んでいく。隠れ散歩人のワタシとしては最近にないヒットな風景だった(^^)。散歩の終点にふさわしかったね。何枚か家族写真を撮った。芭蕉さんは遠い目をしてこの風景をいつまでも見つめていた。(そりゃそーか) 250731sumidagawa1.jpg
来た道を戻る。萬年橋を渡ってすぐの自販機で水を買って飲んでいるとお相撲さんが二人前を歩いていく。見渡してみると左手になんと「北の湖部屋」があった。マンションの1階、という感じだったが、その部屋のベランダに干してあるTシャツは明らかに超ビックサイズだったので、このマンションのような建物全体が相撲部屋になっているのだろう。部屋を構えようと思ったらひと財産必要だという意味もよくわかる。 清澄公園で娘が遊びたいというので付き合う。その間に息子は女房と近くにある深川図書館に行っているという。二手に分かれた。 施設老朽化で放置されているジャブジャブ池周辺で遊んでから図書館で合流。随分立派な建物だったな。 清澄白河駅から半蔵門線に乗り帰ってきた。いい散歩になった。 晩飯はその他雑酒2を飲みながらそうめんをつるるっと頂く。ウマイねぇ(^^)。暑いけど夏には夏の楽しみがあるよね。 20050801005340.jpg

1日店

曇り空。 それでも朝から暑い。昨夜は熱帯夜だった。朝飯を食べてから仕事開始。 今週は旅行に行く予定があったため、オークションの出品作業を先週より控えていた。沢山出品しておいてもあとの対応がしっかり出来なければマズイからだ。 そんな心配をしながら臨んだ週だったのだが、やはり思ったとおりにはコトが運ばなかった。ITに罠が潜んでいた(^^;。 Y局のネット口座は「新規ご入金」の確認が出来るようになっており、ログインしてこのボタンを押すと前回見て以来の新規分がズラズラッと出てくるので重宝して使っていた。つまりこのおかげで新規入金分を見落とす心配がなかったのだ。 全く何の疑いもなくこのシステムを信じきっていた。そこに落とし穴があった。・・・ま。これ以上書くと影響もありそうだからこの辺で・・・(^^;。とにかくY局口座といえども全幅の信頼を置いてはいけないということだ。かなり痛い目にあいましたよ。 気を取り直して仕事を続ける。ずっと入力作業が出来なかったので荷物が滞留していた。どんどんこなしていかなきゃ。 先週仕事を抑えていた分だけ今週は落札品が少ない。夕食後の仕事がほとんどなかったので今日は「木更津キャッツアイ」の続きを借りてきた。そろそろドラマは佳境に向かう。第7回目。いよいよ氣志團が登場。メンバーの6人が全員ローズさんの息子だという設定。ちょっと無理が・・・(^^;。 女房は第一回だけ見て止めてしまったが、ワタシは面白くて見続けている。ちゃんとドラマが面白いからなのか、木更津の風景が懐かしいからなのか。まあどっちもだな。ワタシの出生地は木更津の産院だし。 今度ロケ地めぐりでも行ってこようかしら。橋渡ってすぐだものな・・・。 20050730223939.jpg

横浜へ

昨夜は仕事がなかなか終わらなくって・・・(^^;。寝たのは27時。 今朝はもう金曜日。横浜へ行くのが職責だ。7時半に起きて朝飯を食べ終わってからソッコで昨夜荷造りした荷物を整理してレジで清算する。積み上げた。いつもお買い上げ有難うございます。 発送は店が開いてから母親が郵便局を呼んでくれるはず。10時に遅れそうだったのでとりあえず出た。なんだかここんところずっと時間に追われているなぁ・・・。 反町駅を降りると灼熱の太陽光。ううう、暑い(^^;。思わずいつもの100円自販機で500mlのお茶を買う。あっというまに飲み干した。水分だけは摂りすぎることってないらしいから、夏は安心して飲むことにする。 古書会館に到着。今日も大市会に向けた事務作業を少しだけ。昼飯に近所の蕎麦屋へ行くものの、なんと満席で入れず。仕方なくそのそばにある中華料理屋でいんげんの炒め物定食を摂る。 午後は先日来かかっているポスターとチラシの仕事。発注する部数に配布する部数。そして今回の仕事を理事会としてどういう位置付けするかを検討する。印刷屋さんがいらっしゃって先日お願いした直しの部分を確認し、発注を済ませた。これで一つ山を越えた・・・(^^;(ふぃー)。 配布する際の封筒を通販文具店に発注し、今日の仕事はここまで。タイムカードは16時半。仕事が早く終われば早く帰ります。 店に戻ったのは17時過ぎ。早速PCを立ち上げて今度は店の仕事を再開する。とにかく2日間も店をあけるとあとが大変。休んでいる間にその間の仕事は片付かずに積みあがっているだけ(^^;なので、実際には休んだことにはなっていないのだけど、人は仕事にのみ生きているわけではありませんからねぇ・・・。家庭を持っている以上は仕事と生活の折り合いってものがありますよ、実際。てまあ、昨日大阪であれだけ楽しんでおいてそんなイーワケがましいこと言うのはオトコらしくないか・・・(^^;スミマソン。 うだるような午後をエアコンなしで過ごした女房たち。夕食は必然的に冷たいものになる道理。そうめん。とはいえ、付け合せに揚げたて天麩羅が出るなど手を抜いたわけじゃない。暑いのにありがとう。シソ、茗荷、梅干の薬味がきいたつゆでツルツルっと戴く。ウマイねぇ。夏を楽しまなきゃナ、という気分になる。 一渡り食べ終わった後、この間弟夫婦が持ってきてくれた千葉にあるO家のお菓子を戴いた。ワタシたちが子供の頃からあるお菓子屋で、千葉県内に支店があり木更津にもあったから木更津へ休みごとに行っていた時によく食べた。あの頃の印象を裏切らないとてもウマイお菓子で、ブリアンは懐かしさに溢れていた。おいしかったです。ご馳走様でした(^^)>弟。 夕食後も荷造り作業など。なんとか二日間のブランクは今日で埋めて、明日からはまた仕事がんばりまっす。 20050729233549.jpg

大阪めぐり

朝はなんとなく7時に目が覚める。旅行となるとあまり寝られないタチ(^^;。カーテンを開けると昨日にもまして晴天。 さて、今日はどこへ行こうかしら。大阪っぽい場所へ行きたいと思っていた。となると大阪城と通天閣ということになるかしら。その線で今日の計画を練った。 朝飯はいつも定番のホテルバイキング。ついあれもこれもと取ってしまい、お腹いっぱいになるのが常だ。女房も子どもたちも同様。ホテルの食事ってのが好きらしい。いつもはあんまり朝飯を食べたがらない娘も率先して料理を取りに行く。御代わりまでしたりして(^^;。普段もこの調子でがんばってよ。 今日必要のない荷物をカバンにまとめてもらい、チェックアウトのときに宅急便をお願いした。これで気持ち楽に今日の散策が出来る。パソコンは帰ってからすぐに使うのでバックに入れて10時過ぎにホテルを出た。朝から強烈な日差し。そして、どこからともなく聞こえてくるクマゼミの鳴き声。シイシイシイシイという声で、関東ではほとんど聞けない。 大阪駅のロッカー(昨日入れた場所と同じところ)にパソコンを仕舞い、大阪環状線を昨日とは逆方向に乗った。大阪城公園駅まで。降りると目の前に大きな公園が。青空と緑がむせかえるよう。そして、クマゼミが大合唱中だった。木を見るといるわいるわ、透き通って透明な羽に緑色のストライプ。なかなかオシャレだな。大きい声でシイシイシイシイ鳴いている。「ホントうるさいね」と息子。おいおい日向を歩くなよ。気が立ってくるからな(^^;。 「あついあつい」の大合唱。真夏の行軍は大阪城天守閣を目指して歩くのだ。青屋門、極楽橋を経て大阪城本丸へ。下界の暑さがウソのように涼風が吹き始めた。ああ涼しい。よく考えたら回りはお堀だし、深い緑に囲まれているし、おまけに高台だしで、涼しくて当たり前なのかもしれない。日陰のベンチに座ると気持ちよくてもう根が生えたように動けない(^^;。それほど気持ちが良かった。 天守閣には登らず、十分涼んだところで下界へ向かう。大阪城ホールに程近い売店でお約束のカキ氷。ちゃんと削ってくれるカキ氷だったので、皆で奪い合うようにして食べきった。うまかった。 駅から再び環状線に乗る。新今宮で下車。目の前にフェスティバルゲートというジェットコースターのレールが絡みついた派手なビル。そこには入らずにそのまま通天閣を目指して歩き出した。 2507281nikki.jpg
通天閣が見えてきて俄然気持ちが盛り上がってきた。 大阪を紹介するTVなどで必ず見るふぐの大きな風船看板が見えてくる。シャッターを押す回数が増えた。 通天閣を目の前に、両側には串かつ屋さんが軒を連ねる。よし、昼飯はここで食べていこうと決めた。その前に通天閣へ昇りましょうか。 わざわざ通天閣の歴史を書くほどもないほど有名な建物だが、東京タワーと同じ設計者の手によるものだ。てっきり電波塔かと思ったが、オフィシャルサイトを見たがそのような記述はない。観光一本で立ち上げたということになるのだろうか。だとしたらスゴイね。 円形エレベーターに乗って2階フロアへ。そこで入場券を買って別のエレベーターで一気に5階(地上92m)まで上がる。いい眺めだった。あんな遠くにはさっき行った大阪城が見える。5階にはビリケンさんの木造が安置されており、売店にはビリケングッズがいっぱい売られていた。商売繁盛の神様らしいので、ケータイストラップを一つお土産に買った。お釣りを受け取るときに「おおきに。ありがとう。」と大阪弁を聞けた(^^)。なんだか良かった。 娘の「トイレいきたーい」を合図に2階まで降りる。売店とゲームセンター。あまりうまく回っていない感じがした。がんばれ!通天閣。 地上に降りて串かつ屋さんに入ることにした。「くつろげるところがいいな」と娘。どこでそんな言葉を覚えてくるんだ(^^;?とりあえず冷房の効いてそうなお店に入ると2階に通された。串かつは100円から250円まで多彩なメニュー。どれにしようか、と迷っていたら、別の紙に「おまかせ10本1000円」というのを発見。まずはこれでいってみよう。ワタシは中生。女房はノンアルコール。真昼間からジョッキをぐいっと傾けるところが旅行していていいなぁ(^^)。一緒に頼んだどて焼きが運ばれてきた。どて焼きの語源には諸説あるようで定まっていないらしいが、平たく言えば牛スジを串に刺して焼いたもの。そこに白味噌を利かせた出汁がかかってネギがまぶしてある。1本100円とえらく安い。ためしに4本頼んでみたが、ほとんど秒殺(^^;。あっという間に食べてしまった。ウマイ・・・(^^)! 一瞬モツか、と思うけど、これが牛スジなんですな。 しばらくして串揚げが10本出てきた。目の前にあった四角いステンレスの直方体なバットの蓋を開けると、ウスターソースがなみなみと入っていた。これに付けて食べるんだね。 エビ、団子、鶏肉のほかにも、ジャガイモやサツマイモ、茄子にかぼちゃなどいろいろとあった。これまたあっという間に食べつくし、ビールの追加を頼んだ。 20050729023140.jpg
「ご飯を食べないとあとでお腹が減るんじゃない?」という女房の意見を入れて、チャーハンを2つ注文する。やっぱり串かつも追加したいな。さっきの10本盛り合わせとキスに紫蘇巻きチーズにどて焼きも追加した。みんなよく食べるなぁ・・・。 入ったのは串八通天閣支店というお店で、ホームページもあります。 中生を2杯のんでイー感じによっぱらい、外に出ると14時を過ぎていた。「アナタ顔が真っ赤だよ」と女房。それじゃあ日焼けで赤いということで・・・(^^;。界隈と通天閣をパシャパシャ撮りながら、大通りを地下鉄恵美須駅方面に歩く。地下鉄に乗って日本橋まで。ここで降りてから大阪らしい街を見に徒歩で道頓堀を目指す。このあたりは大阪一の繁華街なので人通りも多い。動くカニがいくつもあったり、通天閣でも見たふぐの風船看板もある。女房が見たがっていたくいだおれ人形発見。太鼓がどんどんと鳴って眉毛がひくひく動いている。道の両側には所狭しと看板が・・・。いいなぁ。シャッターを切り続けた。 戎橋が架け替え工事中だったのはちょっと残念だったけど、例のグリコのデカい看板も見れた。大阪は水の都なんですねぇ(^^)。 そろそろ帰りの新幹線の時間が心配。ものすごい人通りで道に迷いそうだったが、女房が地図を片手に冷静に道案内してくれ、無事御堂筋線に乗れた。 梅田駅で降りてJR大阪駅。コインロッカーに寄ってから京都線で新大阪駅へ。15:43発の新幹線だったが、発車までは20分ほどあった。ウチへのお土産を買ってホームへ。ひとつ前ののぞみ号が発車するところだった。ほぼ理想的な時間で間に合った。 さっきビールを二杯も飲んだので、さすがに新幹線では飲もうとは思わず、乗ってすぐに「UNOやろう!」と言ってきた息子の誘いを断って昼寝することにした。女房と娘と3人でしばらくUNOに興じていたらしい。 ガラガラだった新幹線も京都、米原と順にお客が増え、名古屋で満席になった。やはり万博の影響だろうな。外人さんもいる。でこのあたりから目がさえてきたので、ワタシもUNOに参加することとした。 そんなこんなしているうちにあっという間に新横浜駅着。時に18:36。新丸子へは19時過ぎに無事帰ってきた。お疲れ様。って、ワタシの仕事はこれからよ(^^;。夕食に近所の弁当屋さんで買ったうな重を食べた。 二日分たっぷり溜まってしまった仕事を順にこなし始めるが、いくらやっても終わらない(^^;。20時半から始めた仕事は25時半ころまでかかってしまった。 それから日記書き開始。うーん、眠りたい(^^;。 20050729023305.jpg

ビールを買ってきた

というわけで、夜の大阪をほんの少しだけ逍遥してきた。 ホテルの近所にあった聞いたことの無いマイナーな名前のコンビニに入ると、ドリンク売り場にお酒は無かった(^^;。二度手間るとヤなのでとりあえずペット茶を買って出た。さて、ビールを売っているのはどこかいな。 もう一つメジャーなコンビニがある。ここならあるだろ、と入ってみるが、結局ない。ありゃ、意外だな。大阪ではコンビニにお酒を置かないのだろうか。そうだ、駅の売店ならあるかしら、と程近い阪急梅田駅の改札口まで行ってみた。売店も併設された駅コンビニも覗いてみたが、やはりビールは置いていなかった。まるでドライタウンにでも来てしまったかのような気分。随分健全なんですねぇ(^^;。ウチの近く、というか関東ではコンビニにお酒を置いていない方がどちらかといえば珍しい。仕方なく駅をホテルと反対側に出てみた。すぐに見つかった。元酒屋さんのコンビニだった。 規制が緩和されてお酒を置くのに免許がいらなくなっている筈だが、こちらではやはり規制云々の話ではなくて、地域共同体の精神からお酒に関しての”規制”が生きているのかもしれない。とにかくちょっとホッとしてゑビスビールとおつまみを買って出た。 ホテルに向かって歩いていると、”阪急古書のまち”という看板を見つけた。お話には聞いていたけれど、こちらが現地ですか・・・(!)。時間が時間だけにお店はすべて閉まっていたが、全店ガラス張りなので中の棚が見渡せた。イメージよりも各お店の面積は狭かった。大市になると発声を聞く名店のお名前がズラズラッと並んでいて、何がどんな値段で付いているのかを興味深く拝見した。 ホテルまで戻る道中。この辺りは再開発が活発らしくて、古い真っ直ぐではない道が縦横に通っている道の横に新しくビルが建ち始めている。これからどんどん古い町並みは背の高いビルに置き換わっていくようだった。さもありなん。なんといっても大阪・梅田駅前の一等地。開発されない方が不自然に感じる。いや、内心よくここまで保存していてくれたな、と思っているのだけれども。 USJではあまり気に留めなかった大阪弁。途中からTDLに来ているような錯覚を自分の中で起こし始めていた気がする。で、大阪環状線に乗ってもやっぱりそれほど聞けなかった。 が、夜こうして外に出ると、そこかしこから聞こえてきた。男性からよりも女性から聞こえてくるのは、ワタシが男だからだろーか(^^;。 生活言語としての大阪弁は、オフィシャルな席ではあまり使えないのかな?というのが率直なワタシの感想。無論あくまでもただの感想ですが・・・。 USJのアナウンスやキャストの皆さんのしゃべりは標準語だったし、お蕎麦を食べたお店でオーダーを取りに来たお姉さんも標準語なら、電車の車内放送も標準語でしゃべってた。そういう状況を実際に見て聞いての感想です。 いえ、だからどーしたと言われればそれまでの話なんですが(^^;。 20050728004900.jpg

USJへ

昨夜もいつもどおり日付が変わるまで仕事を続けた。 今朝は4時半に起きて仕事を再開。正直慌てていた。今日から夏休みで大阪へ旅行に行くこととなっていた。メインの目的はUSJ見物。女房も子どもたちも起きる気配がない。ちょっと心配だったがとりあえず自分の仕事を片付けることにした。 朝飯はあとで新幹線に乗ってからゆっくり食べるつもりで、ちっちゃいパンをちょっとだけ食べてとりあえず出た。外気はちょっとひんやりしていて気持ちいい。旅行ということで妙にハイになった娘のキャッキャする甲高い声が響く。6時に東横線のホーム。8分発の電車に乗って菊名まで。ここから横浜線で新横浜まで。売店で駅弁を三つ買ってひかり号に乗り込んだ。娘は初めての新幹線。息子だって7年ぶりだ。ワタシは・・・ついこの間名古屋を往復しましたっけ。6:53発岡山行きに乗り込んだ。 席に着くと周りはなんとカナダの学生さんばかり。引率の先生に連れられてどうやら名古屋の万博見学らしい。こういうとき修学旅行を思い出すが、日本人の修学旅行とは比べ物にならないくらい皆さんお行儀が良くて、本に向かっている人まで結構居る。すげえなぁ・・・(^^;。一緒に乗っていても特にストレスを感じることはなかった。富士山が近づくとみんな一斉にカメラを向けていて、ああ、やはり今でもフジヤマニッポンなのかしら、と思った。確かにカナダにゃこんな美しい山はないんじゃないかと思うけどね。 カナダの方々は予想通り名古屋駅下車。途中居眠りをしているうちに京都も通過し、新大阪に9:36に到着した。 下車してまずはトイレ。それから大阪駅へ移動。パソコンほかUSJでは必要のないものを駅のロッカーへ収納。大阪環状線に乗ってUSJを目指す。10時半ごろにユニバーサルシティ駅というそのまんまな駅に到着。道中はまるで東京駅から山手線に乗ったかのような車窓からの風景だったが、西九条駅から分岐した線に入ってからは風景が一変する。倉庫や工場街の中にUSJはあった。 電車に乗っていた大半の人たちはこの駅で降りる。駅からUSJまでの道はアメリカナイズされた商店街といった雰囲気で、いかにも人工的。オフィシャルホテルもその沿道にズラリと立ち並んでいる。ここまでケバケバしくやるかなぁ、とちょっと思う。 ゲートが見えた。大きな地球を象ったロゴが噴水の霧の中にあった。娘が一目散にその霧を目当てに走っていった。ひさしぶりに見た青空が目にしみた。 20050727234902.jpg
女房が4人分の入場券を買ってきたので入場することになった。うーん、めまいがするくらい高いなぁ・・・(^^; 入ってまずは何を見ますか。女房が事前にいろいろとHPで情報を仕入れていたのだけど、”水に濡れる”アトラクションが多い、とのことだった。今日はそれでカッパを雨具として持参してきたのだけど、使う機会があるかどうか。とりあえず”ジョーズ”に乗ってみることにした。待ち時間は20分とそれほど長くなく、周りの様子を見るとカッパを身に着けている人はほとんど居なかった。そこでちょっと気が付いた。濡れるのを気にするのってヤボなのかも。ライド型アトラクションで、水に濡れそうな左端の席になったので、女房が「肩くらいかけてみたら?」というのでその通りにしてみた。火を使ったり火薬で大音響を出してみたり、結構派手な演出で楽しめた。実際に水に濡れたかどうかだが、まあそんなに気にするほどではなかった。 スヌーピーのスタントスライドというウォータースライダー型アトラクションに子供たちが乗りたいというので付き合った。女房はこの手のは「乗れない」という(^^;。濡れることで有名らしい。でも周りは雨具を付けていなかった。ワタシもそのまま娘と二人で乗り込んだ。チューブ・ウォーター・スライダーをゴムボートに乗って滑り降りるのだが、ドリフトしているうちに、勢いよく右側にドリフトし、その拍子に水が右側からバシャッとボートの中に大量に入ってしまった(^^;。うわあー、と思ったがもう遅い。Gパンの下側はパンツまでびっしょりと濡れてしまった・・・。まあこれもご愛嬌。しばらくすればこの暑さだから乾くでしょ。カメラにかかったか心配したが、無事だった。 昼飯はバーガーの軽食で済ませ、13時から始まるここの”売り”のショー「ウォーター・ワールド」へ。3000人が収容できるという劇場に入ると、水を観客にかけまくる派手な前説からもうショーは始まっているかんじだった。満席状態。舞台を囲むようにプールがあり、そこを縦横無尽にウォーターバイクが疾走する。そのたびに観客席まで水が大量にかかってくる。なかなか派手なショーで楽しめた。 初めて来たテーマパークではどうしてもアトラクション巡りに力が入ってしまうもの。今回はやはりショーを見る余裕はほどんどなく、アトラクションを回り続けた。その中で一番良かったのはスパイダーマン。ライド形式でセットをめぐりながら3DのCG映像をリンクさせるという方法でなかなか手の込んだ演出が光った。 20050727234957.jpg
最後に息子と二人でジュラシックパークに乗る。いわゆるTDLにあるスプラッシュマウンテンのUSJ版。恐竜がどうのというのは明らかにおまけで、25mの高さから滑り降りるウォータージェットコースターだ。 息子が水しぶきをかぶってTシャツがびしょ濡れに(^^;。降りてから女房に「着替えてきな」と替えのTシャツを渡されてトイレに着替えに行った。 乗る前は「どうしようかなー」と何度も逡巡していたが、乗り終えてみれば達成感に満たされたらしく、もう乗り物なんでもきやがれ的な気分になっていた模様。単純だね(^^;。 まだまだ見ていないアトラクションは沢山あったが、体力が続かず今回はこれまで。お土産物屋さんで色々と見てからゲートを出た。腹減った。大阪駅で降りてから食べようか、なんて話していたが、とても持たない。ユニバーサルシティ駅までのビルにある食堂街に行ってみることにした。色々店はあったが、ここは一つ蕎麦屋でどうでしょうか。女房がワタシの話を聞いて食べたがっていた鴨せいろに似たものを頼んだ。息子は玉子とじそば、娘はお子様セットだったが、かぼちゃプリンまで付いてなかなかお買い得なセットだった。ジョッキに入ったビールが乾いた喉に沁みた。うまかったなぁ(^^)。 大阪駅周辺はちょうどラッシュの時間帯。ロッカーから荷物を出して駅を降りると方向がわからず、最初駅の向こう側(南側)へ進もうとしてしまった。危ない危ない。方向を修正してヨドバシカメラの横を抜け、茶屋町にあるTホテルになんとかたどり着いた。阪急からは近いんだなぁ、このホテルは。子供たちは歩き疲れて「あしがいたいー」とさっきからしきりに娘が言う。もう少しの辛抱だよ、となだめすかして歩かせた(^^;。ヨドバシの1階は駅側が全部ネットカフェになっていて、ガラガラどころか満席になっていた。皆さんすえつけられたパソコンを覗き込んでいる。ネットはおウチでやるものじゃないのかなぁ。こういう形でのネット普及が実際にある、というのはちょっと驚いた。 フロントにチェックイン時、LANケーブルを受け取ってネットに接続した。今この日記は持ち込んだPCで書いている。女房は先ほどから子供たちを早く寝かそうと躍起になっている。早起きしたから女房自身も眠いのだろうな。ワタシは近所のコンビニまでペット茶とビールでも買ってきて、ゆっくりと日記を書くつもり。夜の大阪へちょっと行ってきまーす(^^)。 20050727235034.jpg
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