甘露日記

古本屋甘露日記 http://www.kanroshobo.com

2006年06月

往復

朝、横浜へ向かう。

古書会館。二年間の理事就任期間に溜まっていた資料を現理事さんにお渡しする。各月の理事会の記録に支部長会の記録。大市会開催日程や当日の時間割なども含まれる。がんばってくださいね。

11時過ぎにお暇して店に戻る。発送荷物を一渡り造ってからオークション出品作業開始。今週来週と明古は休会なのでその分仕事を進めて店の通路をあけなければ。
なんとなく気分的に土曜日のようなペースだが、実は金曜日。しかも月末だ。ふた山ほど入力を済ませた。作業場に積み上がっていた本にも手を付ける。なかなか片付かなかった本だが、最近娘にコンコンと説教されたのだ。「おとーさん、ここにある本をなんとかしたら? もっとさ、ほんだなとかかってそこにいれたらばしょがあくんじゃない? こんどさ、じかんがあるときでいいからそういうことちゃんとやってよね。」ハイハイわかりましたよ(^^;。
買うのが楽しいからつい買いすぎてしまう。その割りに作業はしばし滞るからこういうことになる。がんばって仕事しますよ、おとーさんは。
息子は毎日この本だらけの狭い通路を通って自分の服が入っている箪笥の前で着替えをしているが、片付けてと言ったことはない。男女では気になるポイントが違うらしい。まあそーじゃなきゃうまくないけどね。

お昼前。女房はシシャモの甘露煮に挑戦していた。「安かった」というシシャモを一度軽く焼いてから醤油とみりんとお酒で煮るというもの。この間母親が作ってなかなか好評だったため。醤油の香ばしい匂いが漂ってくる。火加減が難しいのか、失敗したとかなんとか・・・。がんばってください(^^;。

お茶の時間。「駅前のパン屋さんで特別にアップルパイが100円で売ってたのよ。買ってきちゃったわ。」と母親。半切された丸いりんごが真ん中にデーンと座っているなかなか堂々としたパイだった。りんごの下にはカスタードクリームが敷いてあってケーキみたい。うまかったなぁ。おかげで午後も仕事ははかどった。「アップルパイあたし大好きなのよ」と母親。

夕食後、ホームページの更新作業。在庫目録を改訂して6月分の日記をバックアップする。
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仕入れ有

朝から晴れ間。暑くなりそうだ。

息子の布団を干してから朝飯。録画しておいたスマスマを見る。一渡り荷造りをしてから出品作業開始。今月もいよいよ終わりなので追い込みをかけたい。
昼飯を食べてから今日は仕入れがある。オヤジと二人で出かけた。それほど遠くないご近所へ。ワタシはこれで2度目。オヤジはたびたびお伺いしている。今回は駐車違反で取り締まられるのが恐くてワタシにも同行を頼んだというのが本当らしい(^^;。まあ気持ちはわかるけど、繁華街でもないから大丈夫なんじゃないかしら・・・。
評価してお支払い。しばらくお話をお伺いしてからお暇する。ありがとうございました。

店の通路はまた本が積み上がる。しばらくこの状態が続きそうだが、来週は交換会があまりないので売る方に力を集中させてみたい。
店で荒木さんの署名本が売れる。

仕事をしていると明古からメールマガジン。毎回楽しませていただきました。今回でひとまず最終回ということですが、来期も何とか続けていただきたいと思います。おっと、ちなみにこのメルマガは一般の方へは配布されておりませんのであしからず。
でも、一般の方が読んでもいい内容に編集してからブログのようなカタチで公開したらきっと人気コンテンツになりますよ!

その後、荷造り作業を続けるうちに晩飯。今日は鮭入り五目寿司。ウマイ。夕食後はオークション落札品のメール書きをしてからは読書。つい時間を過ごし、あわてて日記書きを始めた。
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今日もやっぱり1日店

6月ももうすぐ終わる。

今月からひさしぶりに交換会へ本格復帰し、自分の感覚を疑いながらもそれなりに本を買うことが出来た。いつも書いていることだが、本屋は仕入れが出来なくなったらアウト。売るよりも仕入れる事の方が大事。てゆーか、仕入れることの方が好きだ(^^;。いつもニワトリと卵の関係になるのだけど、仕入れるから売ることが出来るし、売るからこそ仕入れることが出来る。このサイクルは古本屋を続けている限りはずっと続く。

なかなか仕入れが思うように出来なかったときにはちゃんと数字に表れる。売り上げがガタっと減るのだ。当然自分の仕事をする時間が取れなかったときも同様。大きなイベントがあった月の売り上げなんてひどいものだった。直近では昨年の10月と先月の5月。今月は当初振るわなかったものの、後半に入ってから仕入れ効果が出てきて数字は急速に盛り返した。

仕入れてから売れるまで、どうしてもタイムラグが出る。ワタシとしてはその時間を短くする事を考える。それでもおおよそ半月程度かかる。オヤジの方法だと短くて2ヶ月と少し。つまり愛書会展の開催時期がひとつの区切りになっている。そこから漏れるとまたもう2ヶ月先だ。愛書会でどれくらい売れるかといえば、とてもそれだけでやっていける金額にはならない。そして、その数字に往時の勢いはない。ただし、お客様もネットに移行している現実からすればよくやっている数字だとは思う。

注文が猛烈に重なった本を見ながらオヤジはぼやく。「この本、もうちょっと値段を上げると全然注文来なくなるんだよね。」いや、これはぼやきで言ったんじゃないのかもしれない(^^;。自分が絶妙の値段付けをしているという意味でワタシに言ったのかもしれない。
でも、たとえば10人ご注文がダブったら一割値段が上がるっていうならまだいいが、古書展ではそうは行かない(アタリマエ)。となると、サービスで意識的に値段を下げても本当にその本を欲しい人に当たりづらくなるということにならないだろうか。それはあまりいいことではない気がする。

何が良い方法で何が悪い方法かなんて判断をするつもりは無い。出来ることもあれば出来ないこともある。やりたいこともあればやりたくないこともある。当然だ。
基準はただひとつ。自分がこの商売を続けていくにはどうしたらいいか。この条件に合致する方法を取るしかない。だから他の人のやっている方法はほとんど参考にならない。それぞれバックグラウンドが違うからだ。

いい本かそうでない本かの判断も人の評判を鵜呑みにしない。それは自分で扱ってから判断するべきこと。そして結果わかったことを軽々しく人には言わない。欲しいと思ったら黙って買い続ける。それでいいと思う。

交換会。欲しかった本にワタシではない人の落ち札。札は何にも言わないが、その数字にこそ古本屋のノウハウが凝縮されている。そこから何を聞き取るかに全てはかかっている。
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今日も1日店

朝起きて今日も曇り空。

新丸子の掲示板を見ると、昨夜このあたりで何か事件があったらしいことが書き込まれていた。異例の数の多さからただならぬ事件らしい。新聞を開いてみてビックリ。これか。

1面トップと社会面の大勢はこの記事で埋まっていた。女子大生誘拐事件。んで、被害者の方がカリスマ(出た)形成外科医の娘さんということで、犯人の写真は一切ないのに被害者の顔が写真入で載っている。ネットも同様。これはどーしたことかしら(^^;。まあ美人には違いないけれど。で、母親の経歴までがつらつらと書いてある。ワイドショーに負けるか、みたいな勢いだな。新聞もワイドショー化するのだろうか。
で、どーして新丸子か、といえば、被害者が監禁されていたマンションがこのあたりにあったというわけ。ワンルームマンションが増えるのも困りものだ。掲示板の書き込みには「夜中なのにヘリがうるさい」とか「取材車が来て渋滞発生」とか、「このあたりにコンビニありませんか」と記者に聞かれたなどなど。臨場感ある。そーいえばあの辺にはコンビニないね。

朝飯を食べながら大河。この時期になると大河も毎年ロケ場面が少なくなり、ほとんどスタジオ撮りできるような話が多くなる。武田鉄矢さん見せ場。来週で最後らしい予告で終わる。

荷造りと出品作業を断続的に。途中から晴れてきて蒸し暑くなった。夏至を過ぎてそろそろ夏がチラチラと顔を出し始めたようだ。

メルマガの発行を忘れていたので、昼過ぎに出す。それからは断続的に出品作業を続けた。

晩飯を食べてからオークション落札品のメール書き。いつもお買い上げありがとうございます。今月からいよいよフルタイム。その分売り上げも上がってきました。この調子でがんばります。
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1日店

朝起きて今日も曇り空。よく見たら雨も落ちていた。

子供たちが学校へ出かけて行った後、ゆっくりと朝飯を食べる。この間放送されたトリックの劇場版を見る。ドラマでも映画でも流れは変わっていない(^^;。これがむしろ魅力か。いや、出演者がちょっと豪華になっていたかな(^^;。半分ほど見て仕事開始。

一渡り要発送荷物を荷造りする。午前中には追いついたので出品作業を始めた。先週は本当に大量で出品作業が出来なかった割に本の仕入れ量は減らなかったから店には本が山積みになっている。これにまずは仕事を掛けてやらないと。

昼飯を食べながらトリックの続き。まったりしてるなぁ・・・(^^;。矢部刑事のズラネタ全開!このモジャモジャ修正って。

午後もひたすら出品作業を続ける。一山立ち上がった。プチ達成感有。

昨日岡本太郎記念館で買った”豆鯉”はTVの横にぶら下がっていた。あれだけ「おかもとたろうこわいー」と言っていた娘だったが、こういうものは好きらしい。まあ子供に嫌われるような鯉のぼりをさすがに太郎さんは作らなかった、ということか。
「目が大きいよね」と女房。太郎さんの作った造形物において、やはり目は大きな特徴のひとつ。作品に原色を多用するのも太郎さんならではだが、よく考えれば原色ほどだれでも使える色はなく、複雑な混合をして二度と作れないような色を使ったとしても、実はそれ自体には何の手柄もない。誰にでも手が届くもの・道具を使っていながら、これは岡本太郎にしか見えない、ということがスゴイのだ。
それはたぶん写真にも云えると思うね。文学はまさにその世界の極地だ。紙と鉛筆さえあれば誰でも書き始められる。誰でも参加できるフィールドで戦い続けられる”タフさ”こそ、その人をプロ(という言葉はこの場合適当ではないかもしれないが)として活躍せしめる根源であろう。理由に関わらず途中でやめたら負け、だ。世間は勝ち組負け組と喧しいが、勝ち逃げという言葉は成立しない。逃げた以上、それは負けなのだから。

日記を書こうとラジオを消す。外からは雨音が聞こえてくる。
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青山を歩く

雨が降りそうな空。

息子は部活があるので11時過ぎに出かけていった。今日も娘と女房と3人で散歩に行こうということになった。娘は強引に綱島にある公園へ行きたいとゴネる。しまいにはワンワン泣き出した。女房なだめすかす。そのやり方。「こうえんイキターい」という娘に対して「おいしいパンを食べに行こうよ」と別の目標を与える。さすがだ。ワタシならそのまま行かないよ、と繰り返すだけだろう。

今日が返却日という図書館の本を女房たちが返還しているあいだに、ワタシは旅行代理店に行って夏の予約。今年は鬼怒川です。支払い手続きの頃に女房たちが追いついてきた。
小杉駅を出て東横線。渋谷へ向かう。途中田園調布駅構内のパン屋で昼飯。娘はもう綱島がどうのと言っていなかった。このあたりサッパリした性格だと思う。

渋谷駅。宮益坂方面へ。カメラを取り出す。今日はペンタックスSPにSMCタクマー35mmF3.5付きとローライ35。それにいつものGRデジタル。焦点距離は28mm、35mm、40mm。あいかわらず近い(^^;。
張り切ったとたんに雨が落ちてきた。これからっていう時にぃ(^^;。折りたたみ傘を広げた。こどもの城前を通り、青学の横の通りを右へ曲がる。交差点際のnakata.netは営業中。入場待ちの行列有。岡本太郎記念館を目指して歩く。しばらくして娘は疲れたを連発。スタミナが無いなぁ。スポーツドリンクを飲ませて補給。

岡本太郎記念館。ワタシは二度目。女房と娘は初めて。アトリエを見て居間を見る。娘は「こわいよ。はやく出ようよ」と言う。ある意味で大人よりも感性が磨り減っていない子供の目線から見ると太郎さんの作品は相当恐いらしい。女房はここが初めてなのでゆっくりと鑑賞したいようだったが、娘は早々に記念品を売る売店へ(^^;。そんなに恐いか。
娘が欲しいという豆鯉(小さい鯉幟)を買う。息子のお土産に太陽の塔をデザインしたクリアケースを買う。庭の彫刻群をさらっと見て外に出た。

近くのドトールで一休み。娘がどーしても行きたいというので電力館へ行くことになる。表参道へ行きたかったんだけどなぁ・・・。店を出てから娘にデジカメを渡したら急にイキイキと表情が輝き、早速街の様子を切り取りだした。こどもの城の横の道を入る。裏道を渡りながら児童会館の横へ出る。宮下公園をくぐってファイヤーストリート方面へ。物凄い人の波。電力館へ逃げ込んだ。
しばらく見学しているうちに16時半を過ぎたので帰ることに。Bカメラにフィルムを出して帰りの東横線。

ウチへ帰って娘の撮った写真を見た。街に溢れるアイコンの数々が記録されていた。なるほど。子供の目にはこういうものが面白く映るんだな。
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