甘露日記

古本屋甘露日記 http://www.kanroshobo.com

2007年02月

2月もおしまい

快晴。

今日で2月もおしまい。PC買換え騒動で始まり、今の体制に慣れていくための1か月だった(^^;。その間にもいろいろあり、なんとも不安定な気持ちのまま過ごしたなぁ・・・。
3月はこれまた落ち着かないんじゃないか、と思う。なかなかじっくり仕事に専念とはいかないようで。

朝、一ヶ月半ぶりに歯医者へ。「歯茎から少し血が出ますね」と。体調不良が歯茎にでたかしら(^^;。まあそういうこともあるでしょう。掃除をしてもらって出る。

店に戻るとオヤジが開店準備中だった。すでに母親も来ていた。ちょっと興奮気味に春の旅行へ行ってくるという。いよいよ数年来の希望をかなえるのかな。手には旅行会社のカタログ。どうやら沖縄へ行くらしい。「石垣・西表と沖縄本島とどっちにしようかしら」とか。どっちでもいいだろうけど、島の方は途中何度も船での移動がある。たとえば天候不良になったとき移動はどうなるんだろう。当初は「景色を見に行く方がいいから石垣島とかのプランがいいかなぁ」と言っていたが、最初から島めぐりで大丈夫?とワタシが言うとちょっとトーンダウンした様子。結局は本島観光に落ち着いたらしい。一度行ってみて、それで気に入ったらまた来年でも行けばいいんじゃない? なんだか楽しそうでいいなぁ。

荷造り作業など一通り。いつもお買い上げありがとうございます。午後はオークション出品作業。外は風が強い。

学校から帰ってきた娘は風邪をひいた様子。今流行っているんでしょうか。女房が病院まで連れて行った。熱じゃなくて咳が出ている。
息子はジャージ姿で17時半に帰ってくる。寒かったんじゃないのか?「うん、寒かった」若いねぇ・・・。でも風邪をひくなよ。

夕食後、息子は塾へ。ワタシはオークション落札品のメール書き。終わってから、月末恒例の目録データの更新作業開始。こればっかりは作業時間を短縮できない。
日記書きを終えてから日記ページもバックアップする。明日の朝は冷えるようだが、とうとう今年の冬は都心で積雪なしとなる。観測史上初らしい。
1642歩 1.06km 15分 92.8kcal 1.1g
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今日も1日店

快晴。

朝飯を食べながら「東京タワー」を見る。見終わってそのまま10時半まで健康に関するTVを見てしまった。いわゆる健康バラエティではなく、病理学的見地から世界の長寿国・地域を訪ねて調査した先生が話している。例の健康バラエティ番組がああいう形で打ち切りになり、よく考えなおせば健康をバラエティ形式で語るというのはいくつか発想が飛躍しているな、と思いなおす。今日の番組を見ている人はたぶんかなり少ないと思うけど、こちらはバラエティ的な作り方ではないので内容として優れている。じゃあどうしてこちらよりも捏造番組に視聴率的数字が残るのか。ここにTVというメディアの宿命が隠れている気がする。

昼飯を食べながら「演歌の女王」を見る。なんだかんだ言いながらも欠かさず見てます。純粋喜劇路線から人情劇へ微妙に転換している感じ。アルツハイマー病と介護の話も出てきて考えされられる。ほかのドラマもそうだけど、最近は「家族」や「愛」がテーマになることが多い。一時はそういうのをスッパリ切り捨てた若者だけが出てくるドラマが多かったのとは対照的だ。少子化が進んでしまったことへの反省だろうか。
平井堅の唄うエンディングが妙に心に響いてつい聞いてしまう。明日発売らしくラジオでもよくかかる。

宅急便での発送荷物があり、近所のコンビニまで。ついでにちょっと一回り。もう少し暖かくなったら夜の散歩を再開しようかしら。

夕食後はオークション落札品のメール書き。いつもお買い上げありがとうございます。書き終えてから甘露PHOTO日記を1本。そろそろインデックスを考えないとあれじゃ見にくいよなぁ・・・。
1591歩 1.03km 15分 88.1kcal 1.7g
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1日店

朝から快晴。寒い。

月曜日はご入金がたてこんで荷造り作業に忙しい。朝飯を食べながら「華麗なる一族」を見て、すぐに仕事開始。
荷造りは断続的に続き、作業場の本はかなり嵩が減ってきた。いつもお買い上げありがとうございます。
オヤジが担当した買い取りの件で銀行送金があったりしつつも、今日は1日店で仕事だった。途中何度か店に降りると、オヤジはマスクをして厚着で仕事をしていた。風邪をひいたらしい(^^;。そりゃ困ったね。息子も調子悪いらしいし、今年の風邪はお腹にくるようだ。

夕食を食べながら録画しておいたサザエさんを見る。この話もドラえもんのように日常がテーマで基本的な登場人物は変わらない。

ラジオを聴きながらオークション落札品のメール書き。終えてからふと思い出して「木更津キャッツアイ」を1話分だけ見た。今日は1日ずっと落ちていたので盛り上げたかったのだった・・・。
1447歩 0.93km 14分 78.9kcal 0.9g
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みんなのドラえもん展

等々力にある市民ミュージアムで開催中の「みんなのドラえもん展」は今日が最終日。

気がついてよかった。見たがっていた娘を連れて3人で訪れた。

思いかえせばワタシとドラえもんの付き合いは古くて、たしか幼稚園生のころにアニメを見た覚えがあった。まだ10チャンネルじゃなかった。連載が始まった小学館の雑誌は読んでいなかったが、ある日オヤジが仕入れてきた本の中にドラえもんのコミックが1巻から12巻まで混じっていた。それをもらったのが本格的な出会いか。当時はもちろんドラえもんの秘密道具に目が行って、ストーリーに対する興味は二の次だった。コロコロコミックが出始めて「のび太の恐竜」が長編マンガになって掲載された時、ドラえもんが映画化されるというので川崎まで見に行った。ワタシが小学6年生のときだったから、まだチネチッタなどなかった。川崎駅も昔の暗くて汚い駅舎だった。
中学生になって、次第に少年ジャンプに興味が移っていき、ドラえもんからは”卒業”した。

実物大のどこでもドアがお出迎え。会場内はたくさんの人でにぎわっていた。内容は原画の展示を中心に、数々制作されたドラえもんグッズ。そして現代作家がドラえもんをテーマに制作した作品が展示されていた。そのそうそうたる面々は、桑名大伸、佐藤可士和、佐内正史、中村哲也、蜷川実花、服部一成、日比野克彦、HIROMIX。ワタシと同世代の人が多い。
子どもたちはアニメが繰り返し上映されている空間に多く、原画を見つめる子は少なかった。そりゃそうか。

ワタシにとっては大長編ドラえもんではなく、日常のエピソードを描くてんとう虫コミックス版のドラえもんに思い入れが深い。特に初期に顕著なダメロボットとしてのドラえもんキャラは秀逸だと思う。
展示されていた「さようならドラえもん」と「帰ってきたドラえもん」の原画。過去に何度も読んで”卒業”したはずだったのに、見ていたら気持ちがこみ上げてきた。やっぱりドラえもんは小学生の読むマンガじゃなかったのでは。少年マンガという形式で単純な線と簡潔なセリフにまとめてあるが、ジャイアン、スネオ、しずかちゃん、のび太という4人の関係性は現代の大人社会にも当てはめられるものだ。
ドラえもんが居なくなる。「ぼくは強くならなくちゃいけない」そう決心するのび太はボロボロにされながらもジャイアンにケンカで勝つ。ドラえもんはそんなのび太に静かに感動しながら未来へと帰って行った。
12037歩 7.81km 120分 620.2kcal 16.3g
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観梅

快晴。寒い。

「ちょっと遅いかな」と女房。今年は暖冬だったから、梅を見に行く時期を逸してしまったかもしれない、と思っているらしい。確かに暖冬だったけど、いつも見に行く大倉山の梅園は咲くのが遅かった気がする。行ってみようということになった。息子は午後から部活。まあ部活がなくてももう付いてこないか・・・。

東横線に乗って大倉山駅。坂を登ると大倉山記念館。「ほら、例のあのドラマで使われた建物だよ」と女房が言うと、「ああ、ふごうけいじでしょ。」と娘(^^;。

建物の横を抜けていくと梅園に至る。いつものように出ている屋台の向こう側。梅園の谷間を見降ろすと、見事、梅の雲海が出来ていた。印象としては満開に近い。いつもちょっと早めに来てしまうことが多かったが、今日はタイミングばっちりだった。たくさん人が歩いている。デジタル一眼の人も多かったが、ご年配の方ではフィルムカメラを持っている方も結構いらっしゃる。中にはペンタックスSP(クローム)をお持ちのご婦人がいらっしゃったりして、ちょっと気分が上がる。ワタシはK10DにFA43mmで梅を撮る。解放近辺は結構甘い描写になる。ボケはいまいち。

娘が何か買ってくれの連呼(^^;なので、抑えるのが大変だ。この梅が満開の満ち足りた空間の中に居て何が不足なのか・・・。満足すべきところにもかかわらず何かを渇望しているならば、それは魂が貧しいことの証明だ。常に不足を言い続け、何にも満足できないし、誰に対しても感謝できなくなってしまう。こういう気持ちを抑えさせるにはどんな経験をさせればいいのかなぁ・・・。
まあ、親が泰然と構えるのが一番なんだと思うけど。

観梅を終えて近くの公園でひとしきり遊ばせる。鉄棒とかシンプルな遊具に飛びつくようになったのは、やはり学校の休み時間に鉄棒で遊んでいるからだろう。逆上がり、もうすぐできそう・・・でできない(^^;。

山を下りてKFCに入ろうとしたが、喫煙席しかあいてない様子なので断念し、東横線に乗った。小杉で降りてここのKFCへ。なぜか観梅のあとはここへ来ることになっている。食べ終わってから「みんなのドラえもん展」を見に行くため、等々力まで歩いて行くことにした。

「うちがしってるほそいみちとおっていこうよ」という娘は、かつて幼稚園生のころに等々力へ園外保育で行ったルートを覚えているらしかった。「なつかしいー」ってまだ2年前のことじゃんか(^^;。
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1日店

快晴。風が強くて寒い。

寒いとなぜかホッとするというのも最近の傾向か(^^;。

朝飯を食べ終わってから先日受けた健康診断の続きでお医者様のところへ。今日は土曜日だからかこの間よりも患者さんが増えていた。診察ではなく検査なので、予約しておいたワタシはすぐに呼ばれた。「ハイ、それでは上着を脱いで、シャツのそで口のボタンは外しておいてください。中のシャツはお腹までめくりあげられるようにしておいてください。」とのこと。「そしたらベッドに仰向けに寝てください。」なかなか慣れない経験だ・・・(^^;。検査が終了すると「結果は先生からお伝えしますので」ということでおしまい。椅子に座って待っていると呼ばれた。先生はこの間の方とは違う人だった。
「異常ありませんでした」ということで、診断書に署名されて渡してくれた。まあ、よかったね(^^)。

38歳という年齢が若いのかそろそろなのかはよく分からないけど、本当に悪くなってから駆け込んで「どうしてこんなになるまで・・・」と言われるよりは、小さな兆候でも発見してもらって、そこから軌道修正を繰り返していけばどうにか細々とでも前に進んでいける気がする。いずれにしろ、守るべきものがあるワタシは家族の誰よりも健康でなければならない。今回の健康診断へ行った理由だ。
帰りに床屋へ行って刈ってもらった。二ヶ月半ぶりなのでさっぱりした。

店に戻ってから健康診断の話で母親とひと盛り上がり。母親は昨日から仕事の合間に「下流志向」を読んでいるという。もう子育てが終わった人が読んでも、とも思うけど、孫を取り巻く環境を知ってもらうのも悪くないかな。

午後いっぱい仕事で埋めた。

ラジオを聴いていたら環境問題の話。ナビゲーターは「問題っていうからなじみにくいんじゃないでしょうか」と語る。すでに遊び半分で対応するには手遅れなくらい事態は悪くなっているらしいが、眉間に皺をよせて”問題”って話をしていると誰も話を聞いてくれないんじゃないか、と言う。たしかにそういうことはあるかもなぁ。ちなみに専門家が言う我々にできる一番即効性のある身近な環境対策は「電気を使わない」ことだそうだ。電気は化石燃料を大量に燃やして作り出しているからだが、エネルギーを無駄に使わないことを”楽しめる”ようになればかなりの二酸化炭素が排出されなくなる。
ちなみに目標は1990年比で-6%ということだが、実際は+8%(!)になっているとか。
1760歩 1.13km 17分 98.0kcal 2.4g
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