甘露日記

古本屋甘露日記 http://www.kanroshobo.com

2007年06月

雨の鎌倉ハイキング

朝起きて曇り空。女房は早起きしてお弁当を作っている。8時に起きる。朝飯を食べて出かける準備。今日は鎌倉の大仏ハイキングコースを歩くことにした。
「未来派野郎」を聴いていたらやっぱり「ブレードランナー」の事が気になり、電車の中では再び町山さんの映画本を読む。文化論にまで言及してあって相変わらず興味深い。1本の映画が生まれるにはその時の思想(監督の考え方)が大きな影響を及ぼしている。町山さんは本の中でそのことを一貫して主張していた。
映画の中で2019年のロスは文化的に発展することを止め、混沌としていた。都市では異民族と異言語が溢れ、そこにはレプリカントという人間のコピーが紛れ込んでいる。精巧な偽物が出現する時、本物は相対的に価値を失う。デッカードはそんな何が本物で何が偽物なのか(自分が本当に人間なのかどうかまで)わからなくなった空間の中で、レプリカント狩りをしなければならないという不条理に立ち向かう。「未来派野郎」の強烈なビートの向う側にはそういう背景が隠されている。

北鎌倉駅で降りると明月院へ向かう人でホームはいっぱいになった。アジサイが最盛期なのだろう。我々は渋滞が続く道を歩いて浄智寺へ向かう。甘露の井を見てからハイキングコースへ入った。曇り空だからか急に空気がひんやりし、ちょっと寒く感じるくらい。この間歩いた祇園山とは比べ物にならないほど歩いている人が多く、さすがメジャーコースと思う。下りのちょっとした難所前では長い渋滞が発生するほどだ。地面が濡れて気をつけないと滑りそう。あっという間に源氏山公園。ここから大仏ハイキングコースへ入るが、一気に混雑が解消し、娘は「ちょっとこわいね」というくらいガラーンとする。空がサァーっと音がする。どうやら雨が降り出したらしい。予報よりも早いな(^^;。傘を持ってこなかったぞ。
アップダウンを繰り返しながら、無事に大仏切通し際から地上へ降りる。道は相変わらず大渋滞。パーク&ライドなんてまるで効果がないみたい(^^;。なるべくクルマは使わないようにしましょうよ。
高徳院に入り、弁当を食べる。まだ12時過ぎだった。ツバメが脇の回廊で巣作りの真っ最中。どこぞから土を運んできて壁に貼り付けている。わざわざ人目のある場所を選ぶところがツバメのアタマのいいところ。
雨の降りしきる中、由比ヶ浜大通りを歩いて鎌倉駅。濡れました・・・(^^;。
帰りの電車のなかでも町山本を読み続けた。
15329歩 9.96km 158分 746.7kcal 19.7g
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iTunesを聴きながら

朝から快晴。そよそよと北風が吹く。涼しくない?

今日も1日、脇目もふらずに仕事です。土曜日はラジオもいまいちつまらないので、だいたいiTunesをつけっぱなしで聴いている。

このあいだアマゾンで頼んでおいたCDが到着したので、さっそく取り込んでみる。坂本龍一「未来派野郎」と高橋幸宏「Wild & Moody」の2枚だ。ここんところかつて聴いていた作品ばっかり買っている(^^;。いわゆる大人買いってヤツです。
「未来派野郎」はまだ教授がNHK-FMのサウンドストリートでパーソナリティをやっていたころの作品なので、製作状況を逐一放送に乗せていたことを思い出す。サンストといえばデモテープ。リスナーから送られてきたデモテープを聴いて教授があれこれとコメントするコーナーが楽しかった。チベタンダンスにヒンドゥー語のラップをつけて唄った女性が居て、後に「ステッピン・トゥ・エイジア」のボーカルをされていたなんてことがあったり、まだアマチュア時代の槇原範之さん、テイトウワさんの作品もあった。しまいには「デモテープ1」というレコードにまとまって、思わず買ったなぁ・・・。どっかにあるはず。
それはさておき、未来派野郎1曲目の「ブロードウェイ・ブギウギ」という曲は、映画「ブレードランナー」の音声をサンプリングして強烈なビートの上に載っけてちりばめてある。ハリソン・フォードとショーン・ヤングの声だ。皆さんこのアルバムの名曲として「黄土高原」を挙げるけど、ワタシはこの曲と「大航海」が好きだ。

現在「デモテープ1」はCDが発売されているのに、なぜか「未来派野郎」は廃盤になっている。

「Wild & Moody」はYMO散開後初の幸宏さんのアルバム。全体的に音数が少ない。ベース・リズムセクションの上にそのままボーカルがのっけてあるようにも聞こえる。メロディアスなアルバムを作ってきた氏をして異例の内容だ。全曲英詩。高校生の頃にこんなカッコイイの聴いていたんだね。マセてるじゃないの。スネアの音がタイトで気持ちいい。
当時はレコードを買ってカセットに落として聴いていた。そういうことも影響にあると思うけど、だいたいアルバムは1曲目を一番聴くことになる。一番聴いている曲は耳慣れているからか、そのアルバムで一番好きな曲になっていることが多い。聴いた瞬間にあのころの自分に戻れるような気がするなぁ・・・(気のせいだけどね(^^;)。

ところで、「ブレードランナー」の公開は1982年で「未来派野郎」の発売は1986年だった。教授の音の中にある「未来」のイメージには、ポストモダンたる「ブレードランナー」的世界が強く影響を与えていたはずだ。細野さんの「S・F・X」も幸宏さんの「Wild & Moody」も音数が減ってビートが前面に出てくるような構成になっている。そのころの世界観がそういう音楽的構成に影響を与えていたんだろうか・・・。ただ聴いているだけでそんなこと当時は全く考えなかったからなぁ。ちなみにポストモダンのキーワードはモダン(発展)の止まった状態、すなわち混沌だ。

夕食後はオークション落札品のメール書き。ありがとうございます。
1138歩 0.73km 11分 57.6kcal 1.2g
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店にこもりっきり

朝起きて曇り空。ようやく梅雨らしい空だ。いつもなら梅雨空なんて鬱陶しいだけだが、これだけ晴れ間が続くとさすがに雨空でホッとする。もっとも日曜日は晴れてほしいのだが。

6月も終わる。ダッシュをかける時期に入った。1年に2回あるフィーバーの時期だ。もたもたしていられない。今日も交換会を欠席して売ることに専念する。

昨夜は届いたばかりのDVD「アラキメンタリ」を見た。これは外国人監督による写真家・荒木経惟を追ったドキュメンタリー形式の映画だった。そのことを見始めて初めて知った(^^;。外国人から見た日本人の感性はとても特徴があるようで、全編リスペクトを帯びた視点で荒木さんの写真生活が描かれる。ゲストコメンテーターとして森山大道氏、北野武氏、神蔵美子氏も登場する。大道さんは「(荒木さんは)本質的にコワい人」と語り、映画監督の顔をして北野武氏は「仕事が楽しそうだ」と語る。シンガーのビヨークさんは陽子さんを撮った写真に感激したらしい。
ご本人のインタビューも各所で挿入されていたり、何よりも撮影現場の様子が克明に描かれていて、イキイキと汗だくで写真に向かっていく荒木さんのパワフルな姿が目に焼きつく。
コンパクトカメラを片手に夜の歌舞伎町。もしワタシがそんなシチュエーションにポンと落とされたらきっと何もできないだろうが、荒木さんはまるで自分の写場とばかりにパカパカとフラッシュを焚く。「イェイっ!」と掛け声笑い声。あっというまに被写体との心理的な距離感を無くしてしまう。すげえ。北野武監督は、荒木さんがカメラを持っただけでもうその場所に“写真”ができあがっちゃうんだよね、というようなことをコメントしていた。そのとおりだと思った。
モデルの小真理さんが、荒木さんが下町育ちで東京の男のトラディショナルな部分を実はすごく大事にしている人、と語っていたのが印象に残った。

午前中から午後にかけてずっと荷造り作業。いつもお買い上げありがとうございます。御蔭さまで作業場がだいぶ整理つきました。月末にかけてペースを上げますので(^^)。

昨日の夜に足首を少し痛めたので今日は大事を取る。夕食は自家製シューマイ。ウマイ。
774歩 0.49km 8分 40.3kcal 0.8g
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今日も仕事です

朝起きて晴れ。布団を干すほど。

いよいよ暑くなってきた。ちょっと前までは晴れても北風が吹いてさらっとしてたから暑さを感じることもなかったが、今日は空気が湿気を帯びて風も弱くなった。いよいよ夏です。
扇風機活躍。首振りを止めて少し距離を離す。あーすずし(^^)。これなら作業もはかどろうってものだ。作業場にはクーラーがないので、これ以上暑くなってもらっては困るのだが、夏は容赦しないだろう・・・。

朝飯を食べながら昨日の続きで「拝啓、父上様」の最終回。二度目だからだろうか、物語はばたばたと尻尾切れのように終わっている印象。1回落とされたのだろうか・・・。結局父親は分からず、この先の一平もまったく想像できない。ま。深く詮索しないのが粋ってものなのかもしれないが(^^;。

荷造り作業から仕事開始。今日もご入金件数は少なめ。ここ数日似た傾向の本を連続して出品したためだろう。もう少し固めて出せば発送作業までスムースに繋がると思うのだけど、いかんせん限られた場所と時間での仕事なので。午後いっぱい仕事を続ける。

アマゾンに頼んでおいた本とCD、DVDが続々届く。どんどん読んで吸収していかなければ。

オークション落札品のメール書きを終えてから雪谷往復。コンビニで「黒酢ドリンク」を飲んだらかなり酸っぱかった・・・(^^;。
7833歩 5.08km 72分 416.5kcal 12.1g
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仕事です

朝から快晴。梅雨なんてどこ吹く風。

この間岡本太郎美術館のミュージアムショップで買ってきた「太郎に訊け!」を仕事の合間に読んでいる。表紙カバーの写真はこれまた荒木経惟氏。かつて発売された写真集「TARO愛」から太陽の塔の写真だ。副題にあるように、これは週刊プレイボーイに連載された太郎さんの人生相談をまとめたもの。実に連載は3年間続いたと敏子さんは言う。
まじめに聞いてくる質問もあれば、どう考えても面白半分だろ?という質問もある。そのすべてに対して太郎さんはいつものように全力で答えている。
一読しての感想は、この人はホントにブレないなぁー、となるかしら。誰が何と言おうが自分のやり方を貫け。貫けないようなことならやるな。とまあそんな調子。・・・背中を押されるよね・・・(^^)。

こういう本が読みたいということは、きっとワタシも太郎さんに背中を押してもらいたいんだろうな。やりたいことをやりたいようにやれるなら誰も悩まない。そもそもそんな状況に立てる人なんてほとんど居ないはずだ。太郎さんも周囲と闘って前に進もうとした。その経験から得た言葉には力が込められている。

荷造り作業は午前中で一段落。午後はオークション出品作業開始。徐々にペースを上げる。

雪谷から戻ってラジオをつけたらスガシカオさんが喋っている。1日だけ復活のマイラジを聞きながら日記書き。
7110歩 4.61km 66分 370.0kcal 11.7g
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ほぼ1日店

朝からいい天気。今年は空梅雨になるのだろうか。真夏がちょっと心配だ。

冬にずっと見ていたドラマ「拝啓、父上様」が昼間再放送されていたので全話録画しておいた。最初から少しずつ見続けていたのだが、今日は唯一見逃していた第9話を見た。思い出せばこのドラマは随分と人探しする場面が多かった。人って永遠に人を探し続けるものなのだろうか。
「坂下」の取り壊しが決まり、この回でおかみさんがおかしくなってしまうのだけど、周囲の人の深刻な表情とは裏腹にご本人はとても表情が明るかった。まだ旦那が生きている「坂下」が良かった頃の思い出の中へ旅立っていったのだろう。最終回に向かって話が暗くなっていくだけにそれだけはむしろ救いだったのではないかな。

作業をしていたら電話。なんとご近所の本屋さんからだった。古書会館に置いてあったウチの荷物が目に入ったので、届けてくださるというありがたいお言葉だった。どうもありがとうございます(^^)。おかげで助かりました。

荷造り作業を終えてオークション出品作業を開始。配送が遅れていた「封印歌謡大全」がアマゾンから届く。早速パラパラとページをめくってみると、戦後すぐのころの曲が封印されているのはわかるのだが、ごく最近と思える曲までこの本には載っている(!)。子門真人、RCサクセション、シュガー、おニャン子クラブ、中森明菜、桑田佳祐、原由子、ミスター・チルドレン、坂本冬美などなどそうそうたる面々。読んでみれば、ふーんとわかったようなわからないような気持ちになる。表紙カバーの写真は写真家・荒木経惟氏。まるで檻に閉じ込められた民衆が描写されている。ごく初期に動物園で撮影されたカットだ。

夕食後、オークション落札品のメール書き。いつもお買い上げありがとうございます。終えてから雪谷まで往復。昨日は休んだので調子よく歩けた。
7564歩 4.91km 70分 400.9kcal 12.2g
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