甘露日記

古本屋甘露日記 http://www.kanroshobo.com

2008年08月

鉄道博物館

少し早起きして鉄道博物館へ出かける。

と言っても、出発は9時過ぎ。渋谷から埼京線に乗って大宮。新都市線に乗り換えて鉄道博物館駅(!)。10時半には到着した。思ったよりも早く着いた。

入場料をSuicaで払って中に入る。まず大行列。なんだかよくわからなかったが並んだ。ミニ運転なんとかの予約と書いてあった。実際の予約作業は1時間半後と案内があり、交代で並んでいたらいいか、と云うことになり、ワタシが一人残って娘と女房は場内を見学に出かけた。その間、「新選組血風録」の続きを読み続けた。
30分で女房と交代。娘と一緒に1階のヒストリーゾーンを見て回る。場内は少し暗くしてあり、ライティングによって演出されている。中央にレールのターンテーブルがあり、そこにはD57のSLが載っていて実際にぐるぐると回転稼働する。ターンテーブルを中心にレールが四方斜めに伸びて、そこに歴代の機関車から電車・新幹線までが展示されている。ホームが作られていて車内に入れるようになっていたり、黒マネキンが通勤列車の車内に立っていて妙なリアル感を演出していたりして、なんとも立体的な展示が素晴らしいと思った。

12時に予約機が動きだして予約券をもらう。それからすぐに昼飯。2階の奥にあるカフェテリアに入った。食べ終わってからやっと3人でヒストリーゾーンを逍遥。信越線のアプト式車両を下から覗いたりする。すげえことを考えたね。

目玉の一つ、鉄道模型ジオラマは2階。ちょうど解説が始まるというので席に着いた。万世橋交通博物館の倍くらいの規模で観客席が設けてある。らくらく座って見ることができた。

予約した14時が近くなり、ミニ運転体験の場所へ移動。料金200円を支払って乗り場へ。百貨店屋上にあった乗り物のデラックス版といった車両に乗って軌道を一回りしてくるようになっていた。運転方法はちゃんとマスコンを使っていたので、娘は意外と運転士気分が味わえたようだ。よかったね。

場内は広いが、展示物は旧交通博物館から持ってきたものが結構多い。歴史的建造物である万世橋駅遺構を巧みに利用して作った旧交通博物館の印象がまだ鮮明に残っているワタシとしては、場内を広くした分だけ展示密度が薄くなった感覚があることは否めない。1階のヒストリーゾーンが白眉であることは間違いないが、今まで普通に使っていた通勤車両まで「博物館」に収められているということに不思議な感慨が湧いた(変な意味ではなくて)。
15125歩 9.07km 140分 727.4kcal 22.7g
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増水

異常な天気が続いている。

先週の土曜からずっと雨が続いている。ほぼ毎日降る。昼間は晴れたりする。夜になって雷とともに大雨になる。昨夜は小杉駅に雷が落ちて東急線が停まってしまった。台風が来ても平常通りが東横線のすごさだったが、雷には負けた。
みょーな天気だ。オヤジはいつもの調子で「こんな天気は未だかつて経験したことがない。」と言う。

今朝は少し早起きして、女房と娘と3人で多摩川の様子を見に行ってみることにした。丸子橋に登ると川は思ったほど増水しておらず、河川敷からは引いていた。昨夜まではここを流れていた痕跡はそこかしこに残っていたものの、普段よりも多少水位が高い程度にまで引いている。コーヒー牛乳色した水ながら勢いも少し収まりかけていた。

橋を渡って東京側。散策路が調布取水堰を貫いて二子玉川方向へずっと整備されていたので、そこを歩いてみる。網が張ってあって、そこにゴミがへばりついている。ははあ、やはり昨日はここまで水位が上がっていたか。ちょうどワタシの目線くらいの高さだった。今歩いている歩道は昨夜水底だった。川砂も堆積していた。多摩川の排水能力が上がったのだろうか。連続しての大雨ではなかったから早く引けたようでもあるが。

散歩しているうちに空には青空が広がった。妙にウソくさい。ギラギラと太陽が照りつけ始める。とたんに汗が流れ始めた。なんだかウソくさい(^^;。

取水堰の壁面に、歴代洪水時の水位が書き込んであった。第一位は昭和13年の8.85m(!)。第二位は昨年と昭和22年に記録した8.6mとなっている。洪水は別に近年に始まったことではないようだ。なんとなく妙な降り方が気になるが、大雨と温暖化に直接の関係性があるのかどうかは、まだよくわからないということになるのかな。

店に戻って仕事。昼飯は北海道産のとうもろこし。甘みが強くてうまかった。午後は昨日買った本を中心にひたすらオークション出品作業。ちょっと眠くなり、お茶の時間に少し昼寝する。少し涼しくなって夏の疲れが出る季節。

夕方から夜にかけて再び雨。雷は鳴らなかった。
6493歩 3.89km 64分 286.4kcal 7.2g
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二往復

くもり空。

昨夜は各地で局地的大雨による被害が出ている模様。TVではずっと台風接近時と同じような緊急放送を続けている。ところが、ここ川崎の天気ときたら仕事を始めるころには薄日が差し、交換会へ出かけるころには晴れていた。なんとまあ。
東横線で多摩川を渡る。どうやら河川敷まで水に浸かったらしく、突起にゴミが引っかかっている。去年の台風のときは何十年ぶりの大水だったと思ったが、今日で実に二年連続となった。何か尋常ではないことが起きていると思った方がいいだろう。

車中では「新選組血風録」の続き。新選組の仕事は京都市中での不逞浪士取締り。幕府側から見れば不逞でも、倒幕派からすれば志士となる。新選組局長の近藤勇は尊王攘夷の志を持っていたが、志士たちもまた尊王攘夷の思想を以て倒幕へと時局を動かそうとしていた。
幕末の京都ではその二つの勢力がせめぎ合っていた、というのが背景にある大きな物語。この小説では、新選組内部の人の機微を描くことが主題のようで、あまり時局の大きな流れとのかかわりについては描かれない。そのため、隊の規律を守るために隊士を日々粛清する様子が次々と描かれる。確かに不逞浪士も取り締まっていたが、新選組内部でも厳しい取締りをしていたところがすさまじい。監察・山崎蒸が隊の内外で大活躍する。
組織の統括はもっぱら鬼の副長・土方歳三の仕事。この人物の厳しさには隙がない。監察を縦横に使って規律を乱した者に目を光らせる。出ればすぐに切腹させたり、他隊士に切らせたりする処置の早さも彼の強い判断力を表している。こういう人物が二番手に居る組織は強い。作者は、世が世なら一国の主となっていただろう、と土方を評するが、その通りだろう。実際、この小説を読んでいると土方の能力の高さばかりが印象づけられる。

入札を終えて昼飯。注文して出てくるまでの間も本を読み続ける。
外は晴れてひさびさに暑い。さっさと地下鉄に乗って続きを読んだ。

店に戻って荷造り作業をしばし。いつもお買い上げありがとうございます。再びクルマに乗って神保町へ向かった。

夜、激しい雷雨。
5545歩 3.32km 52分 260.9kcal 6.5g
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今日も1日店

朝から時折晴れ間。

たしか今日は1日雨の予報だったはず。と思いながら仕事していると、急に曇ってきて激しい雨。なんだか天気が変わってしまったなぁ・・・。今までのように穏やかな調子じゃなくて、晴れから雨へと急激に変化する。
しばらく大雨が降ったのち、また太陽が雲間から顔を出していた。

月曜日に買った荷物がまだたくさんあるので、今日も1日店で仕事の予定。娘は今日から学校が始まった。二学期制に移行したため、伝統の8月31日は夏休み最終日ではなくなっている。息子も明日から学校。少しだけ夏休みが短くなっているが、もともとが週休二日制なんだから大きな効果は上がっていないと思う。夏休みなんて30日間あればいいんじゃない? 普段から休んでいるんだから。

娘は昨日までに夏休みの宿題を終えたようだ。息子は昨日から追い込みをかけていた。だから早くからやっておけって言ったのにねぇ(^^;。イヤなことを後回しにしているうちはまだ子供ですな。

発送荷物を送り出した後は出品作業。これがまたなかなかはかどらない(^^;。お茶の時間に昼寝を30分。これで眠気が取れてあとはどうにか仕事を続けられた。夏の終わりはなぜか眠い。

夕食後、身体が疲れているという観測のもと、ランニングを休んでスキャナーを持ち出した。撮影済みのフィルムがかなり溜まっている。ポツポツと夏の思い出を拾い出したりして。
1518歩 0.90km 15分 68.6kcal 1.6g
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1日店

久しぶりの晴れ間。

朝から荷造り作業を鋭意。いつもお買い上げありがとうございます。朝飯を食べて作業続行。すぐに終わる。お茶の時間、この間の旅行のときにお土産として弟夫婦からもらったカステラを頂く。これがまたウマイ(!)。

お店は定休日。でも、中で作業はしております。昨日買ってきたカーゴ1台強ある荷物を少しずつ崩し始める。いや、これが本当に少しずつで・・・(^^;。もっとパリッと仕事を進められればこれくらいの量は4日で仕事をかけられるはずなんだけど、ネ。ま。あせらずに行きましょう。

こうしてダラダラ仕事を続けていると、目の前に本はあるのに読書ができないということになってくる。結局読むのは寝る前だったり、電車で交換会へ行く時だったりする。特に電車の中で読むことが多い。前よりも交換会へ行ける回数は減っているので、こんなペースでは死ぬまでにあと何冊本が読めるのか、なんて思う(^^;。オオゲサかもしれないが、本屋をやって本のそばにいるという恵まれた環境に居ながらほとんど本を読めないのは悔しい。短編を1冊用意して、仕事の合間合間に一編ずつ読んでいく、なんてのはどうだろうか。明日からやってみようかしら。

前に書いたような気もするが、PCの画面に表示されるフォントを読むのと、本に印刷されている活字を読むのでは、受ける印象は全く違う。なんていうか、PC上で読む文はどれも全部軽くなる、というか、重いものは読めないというか、みょーにすべてが省略されたもののように感じる。書き手も意識して軽くしたり薄くしたり内容を省略したりしているんじゃなかろうか。文章を読む習慣をつける導入としてのPC文章ならもちろんアリだけど、もっとちゃんとしようという想いがあればすぐに物足りなくなるはずだ。文庫本でもいいから、文章は本というパッケージで読みたくなる。
いろいろ理由は考えてみた。電気がなくても読める、とか、どこへでも持って行ける、とか、実は安い、とか。でも、どれも決め手に欠ける。おそらく、理由なんてないんだろう。ワタシは本を読むのが好きなのだ。本屋をやっているのも案外そんな単純な理由じゃないかと思う。

自分が好きなものを好きでいる人はきっとどこかに居る、はず。幸い、今はネットがあるから、本屋には追い風が吹いている。帆を張れば自然に前にすすんでいく。

好きな本のそばで仕事をしながら、明日も頑張ります。
7795歩 4.67km 54分 464.1kcal 17.6g
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今日も往復

朝から雨。

先日の奥多摩旅行の最中からずっと天気が悪くて涼しい。確か去年も猛暑が続いたあと、突然ぱたっと倒れるように夏が終わったっけ。今年も突然だったな・・・(^^;。

午前中いっぱい荷造り作業を鋭意。いつもお買い上げありがとうございます。早昼を食べて昨日落札した荷物を取りにクルマで神保町へ向かう。雨だからガラガラと思いきや、要所要所で混雑。1時間弱で到着した。
昨日は嵩が非常に多かったので、控え室は荷物でごった返していた。ウチの落札品はカーゴ1台強。ヌキと付け合わせしながら積み込んだ。全部ありました。お世話様でした。
道中、ガソリンスタンドの値段を見る。一時よりは下がったものの、まだまだ高いなぁ。来月はちゃんと下がるんでしょうねっ。

夜。TVを見ていたら、繁栄を謳歌する豪州の映像が映った。その街では30世帯に1世帯が豪華なクルーザーを所有しているという。世界的不景気のさなかにどうして?と思ったら、理由は案の定「資源」だった。豪州からは鉄鉱石が出るのだ。相場が釣り上がり、今までの5倍の値段で売れるのだという。そりゃ儲かるわけだ。タナボタだもんね。
こうなったとき、資源を持たない国はどうしようもない。原料高を製品価格にそのまま転嫁すれば売れなくなる。今まで出ていた利益は全部資源保有国へと流れていく。貿易をすればするだけ赤字になる。5年で60兆円以上が日本から資源保有国へ流出したのだとか。そりゃ景気も悪くなるさ。どうしたらいいのか。
既存の資源が高騰することで、今まではコスト高を理由に顧みられなかった技術が日の目を見ることがある。番組は後半でそういう視点から打開策について語っていた。要は視野を広く持つ、ということなのだろう。こちらがダメでもあちらがあるさ、ができるようになるためにも、どんな時でも冷静に状況を見極めることが大事。
まあ、アタリマエのことなんだろうけど。

それにしても、資源イコール領土だから、昨今の情勢を考えると、世界中でますます資源確保を目的とした領土ナショナリズムが頻発しそうだなぁ・・・、ってもう始まってるね(^^;。
9443歩 5.66km 68分 545.5kcal 17.2g
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