甘露日記

古本屋甘露日記 http://www.kanroshobo.com

2009年04月

二往復

曇り空。涼しい。

朝飯を食べながら山本勘助TVを見る。山本勘助の登場する原史料としての甲陽軍鑑に年代の誤記など誤った記述が多いことから、一時は山本勘助が実在の人物なのかどうかまで疑問視される時期があったという。その後、武田信玄の花押がある文書に山本勘助の名前が確認されてその存在が歴史学的に証明されたのだとか。英雄ってそういう謎めいたエピソードがツキモノなのかもね。彼は今川家に仕官を断られ、そののちに築城術に長けているという評判を聴きつけた武田家に召し抱えられ、軍師として活躍した。
第4回川中島の戦い。謙信の率いる上杉軍をはさみ撃ちしようと勘助は兵を分けた。夜のうちに上杉軍の背後を突く作戦だった。ところが、飯炊きの煙で武田軍の動きは謙信に見破られた。上杉軍も夜のうちに動き、翌朝には半減した武田軍の眼前に上杉全軍が姿を現した(!)。勘助はもはやこれまでと覚悟を決めたか、上杉軍へ突っ込んでいき討死する。勘助が間をかせいでいるうちに武田軍の分隊がようやく到着し、戦はどうにか引き分けに終わったのだとか。壮絶だ・・・。

荷造り作業を鋭意。いつもお買い上げありがとうございます。
オヤジは朝からPCを開けて操作の練習。教材CD-ROMが調子悪いので、とりあえずネットであれこれブラウズしてみたら?と勧めた。具体的にはYAHOO!のページの開け方までを実際にやってみせる。あとは気になる記事があればクリックして読めばいいし、気になる言葉があれば検索にかけてみればいい。そうやってPCに徐々に慣れていけば、自然自然にステップを踏んで行けると思う。やはり必要に駆られて何かを調べるのが道理だと思う。PCのマスターは目的じゃなくて手段です。

12時過ぎに東横線。車中では「竜馬がゆく」の続き。船中八策。ストーリー上やや唐突に出てくる印象は否めない。ウィキペディアにも船中八策は竜馬が関わっていないとする歴史学者もいるらしい。が、金銀の相場を海外と等しくせよという文言には、長崎を拠点に亀山社中・海援隊を組織して貿易の知識が深かった竜馬ならではの発想が織り込まれている。・・・諸説あるようだが。

入札を終えて昼飯はひさしぶりにそば屋さん。食べ終わって靖国通りを神田方向へ歩きだすが、新お茶の水駅から千代田線に乗って帰ることにした。

店に戻って荷造り作業。お茶を飲んでからクルマで神保町へ向かう。
帰り道ではポツポツと雨が落ちだした。
7353歩 4.40km 69分 342.9kcal 8.8g
290424.jpg

往復

快晴。布団干し。

朝飯を食べて荷造り作業を鋭意。いつもお買い上げありがとうございます。終えてからオークションニュース発行。今日は交換会へ行くつもり。11時半過ぎに電車に乗った。

車中では「竜馬がゆく」の続き。長崎で海援隊発足。どうにか算段して手中にした蒸気船いろは丸が紀州の大型船にぶつけられて沈没。天下の紀州藩を相手に一歩も引かない竜馬。万国公法に照らして調停された日本最初の海難事故となったようだ。最終的に土佐の後藤象二郎と、間に入った薩摩の五代友厚によって手打ち。賠償金を手にした。

入札を終えて昼飯はうどん屋さん。普段よりも少しだけ入る時間が早かったからか、行列の時間が長かった。片手に読みたい本があるとそういう時間も全く無駄にならない(^^)。今日のちくわはエビしろちく天。

脇目もふらずに直帰。荷造り作業を続行。

一昨日は天気が悪かったものの、母親は懸賞に当たった旅行で長野へ行ってきたらしい。お土産にもらった八ヶ岳生チーズケーキをお茶の時間に頂く。なかなかウマイ。昨日はオヤジと一緒に埼玉までシバザクラを見に行ってきたらしい。退院後初。もうここまで回復しました。

オークション出品作業を移行する。こちらははかどらず(^^;。
12752歩 7.64km 99分 706.4kcal 30.2g
290423.jpg

1日店

快晴。店舗休業日。

昨夜はHPソフトのインストールと試用で寝たのは深夜だった(^^;。その割に寝起きが良くて、普段より早く朝飯を食べる。

荷造り作業を鋭意。いつもお買い上げありがとうございます。今日は点数・嵩とも結構な量になった。昼前で一段落。午後は少し大判の本を中心に出品作業を始める。その後も荷造り作業は散発的に続く。

そろそろ11日の交換会で買ってきた本がなくなってきた。やはり春になってお客様の読書欲も上がってきていると思う。明日から交換会行きを再開したい。せっかく買ったHP製作ソフトだが、こうして触る時間がほとんど取れない状況は続いていくのだった・・・(^^;。今思うと、9年前の暇だった頃にワーッと原型を完成させておいてよかったな。ってことは、9年前とほとんど変わってないっちゅーことにもなるのだね。

夕食後、落札品のメール書きを終えてランニング。今日は旗の台の先のサイゼリヤ前まで往復で13km。
11699歩 7.01km 85分 675.1kcal 35.3g
290422.jpg

今日も1日店

曇り空。店舗定休日。

荷造り作業を鋭意。いつもお買い上げありがとうございます。
オークション出品作業をしながらも断続的に荷造り作業を続ける。

昼飯を食べながら「サラリーマンNEO」を見る。ちょっとまだこなれてない感じかな。

夕方から雨が降り始める。

オークション落札品のメール書きを終えてからHPの更新作業をやってみようか、と思い立つ。今日は雨でランニングもできないし。

この間買ってきたソフトのインストール。認証やらアップデートが繰り返され結構時間がかかる。さて、はじめてみようか。と、サンプルページを見ながらレイアウト作業を始める。思っていたよりも簡単そうだが、なにぶん整理して考えなければならないくらいあれこれとデータがたまっている(^^;。とりあえず”見た目”の改良をしてから、中身を詰め込んでいこうか、みたいなことを考えているうちに時間はどんどん過ぎていく・・・(^^;。どこまでが必要でどこからが余計なのか。そんなことも考えなきゃいけないかもしれない。それは作業を続けていくうちに掴めるだろう。

さ、もう寝なきゃ。
479歩 0.28km 5分 21.7kcal 0.0g
290421.jpg

1日店

曇り空。

朝飯を食べながら、録画しておいたタモリ倶楽部を見る。パーカッション特集。シンバルが1枚4万円も5万円もするんだ(!)。すげえなぁ。大学生のころ、吹奏楽サークルでパーカッション担当だったワタシ。興味津津。シャンパンの抜ける音を出す楽器が5万円。手造りだろうからね。それくらいはするんだろう。ティンパニのマレット(撥)がものすごい種類あることに驚いた。しかも、作曲家によってそれぞれモデルがある。お値段も一組15000円と、ちょっと信じられないくらい高い。ワタシが使っていたマレットはティンパニを部で買ったときにオマケで付けてもらったものだった(^^;。
アフリカの打楽器でセッション。もともとタモリさんはジャズ奏者だからリズム感がいい。そもそも、楽器演奏にはウマイ・ヘタとは次元の違う何かが圧倒的に作用する。面白かった。楽器はやっぱりアナログがいいね。

荷造り作業を鋭意。いつもお買い上げありがとうございます。昨日結構歩いたので気分がいい。天気はいまいちだが、外に出なけりゃカンケーない(^^;。

荷造り作業が一段落したので、オークション出品作業へ移行。こちらも気分よく作業が進む。やはり週に一度くらいは外を歩かないとよくないね。特に昨日は一度も歩いたことのない場所を歩けたので特に良かった。

夕食を食べ終わり、旅番組を見てからオークション落札品のメール書き。ランニングは旗の台往復。
11478歩 6.88km 86分 651.5kcal 32.5g
290420.jpg

坂道巡り

朝から快晴。

3人で昼過ぎに出て電車に乗る。今日は港区坂道巡り。南北線で六本木一丁目駅へ。出ると泉ガーデン。目の前に道源寺坂が姿を現す。坂の上に道源寺があった。道の真ん中に木が立っており車は通行できない。なかなかの風情。下が○だ。娘は「全力坂」の影響で、ダーッと走り始めた。元気だな。

スペイン大使館の横の道をすり抜けると、スウェーデン大使館にぶつかる。向かいに泉屋博古館があって、なかなか落ち着いた佇まい。歩道際ではつつじが咲き始めた。ラフォーレミュージアム前には御組坂。距離が短かったが意外と急勾配。その先の「歩行者専用」の道に入る。ここが我善坊谷坂。青々とした新緑の向こう側に東京タワー。このあたりには48階建ての再開発計画があるらしい。着工とともにこの坂もこの風景も消えるのだろうか。

坂を降り切ると見たことのある場所だった。その先には三年坂。階段になっていたが、この坂で転ぶと”三年以内に死ぬ”という言い伝えがあるようだ。コワー。ワタシと娘と、全力で走り登る。転ばなかった。眺めがいい。

霊友会の建物のすぐ横に雁木坂。なんてことない階段だが、こういう階段状の坂を一般に雁木坂と呼んでいたという。国道一号から分かれた道の突き当たりにある。

国道一号沿いの西久保八幡神社はさっきの高台にある。参道は階段で、男坂と斜面の女坂がある。結構急な男坂を登ると、境内は静かで、八重桜が咲いている。木漏れ日の中で猫がじっとしていた。
女坂を歩いて降りる。しばらく国道一号を歩き、14時を過ぎたので神谷町駅近くのファミレスで昼飯を食べることにした。オフィス街のわりには混んでいる。

食べ終わって外に出る。ネジ屋さんは休みだったが、店頭には”ねじキューピー”なるグッズの張り紙。人気らしい。愛宕山のトンネルをくぐり、愛宕神社前。ここの男坂はまるで壁面のように見える。上から降りてくる人が錯覚で垂直の壁を歩いているように見えてくる(^^;。それくらい急勾配。イザ駆け上がり始めると、思ったほど壁のようではないが、急勾配であることには変わりなし。長い長い(^^;。頂上が近づくころには息が上がりそうになり、ふとももがパンパンになった。いやあ、これはすごいよ。しばらく身体がワナワナしていた。9月にはこの男坂を神輿担いで駆け上る行事があるという。「出世の石段」と呼ばれているらしい。なるほど。
境内の池のコイは今日も元気。八重の山吹、シャガ、コデマリの花がきれい。
女坂から降りて、再び愛宕山トンネル。国道一号を跨いで、すぐに横道へ入る。落合坂は三年坂と我善坊谷坂を分けるようにゆるゆると続いていく。道の両側は住宅地だが空家が目につく。某大手デベロッパーの立て看板があちこちに。いずれこの谷も巨大再開発で地上から消える運命らしい。

行合坂を登って首都高をくぐり、丹波谷坂を降りて六本木へ。駐車場だった場所が広範囲に再開発開始。また高いビルが建つのかな。ドンキ真裏の墓地は健在だった。すぐ横の斜面に小さな公園があり、鉄棒がわざわざ斜めに立っている。鉄棒がマイブームの娘は早速飛びついたが、得意の逆上がりの様子はエッシャーばりの目の錯覚で遠近感がおかしい(^^;。不思議な街だね、六本木は。
11174歩 6.70km 113分 494.8kcal 12.9g
290419.jpg
ギャラリー
  • 2024.4.18. 定休日3
  • 2024.4.17. 定休日2
  • 2024.4.16. 定休日
  • 2024.4.15. ほぼ1日店
  • 2024.4.14. 新宿御苑
  • 2024.4.13. 土曜日
  • 2024.4.12. ほぼ1日店
  • 2024.4.11. 定休日3
  • 2024.4.10. 定休日2
記事検索
アーカイブ
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

  • ライブドアブログ