甘露日記

古本屋甘露日記 http://www.kanroshobo.com

2009年05月

運動会

朝9時過ぎに出る。空はどんよりくもり空。

歩いて5分。今日は小学校の運動会。すでに応援合戦が始まっていた。赤・青・白組対抗形式。
今年から応援席の設定方法が変更になり、去年までずらりと敷かれていた敷物席が半分以下になっていた。大きく「立見席」が設定されて、敷物が排除されていた。これはいい。代わりに体育館が解放されて荷物置き場となり、応援は立ち見でするスタイル。人の移動が容易になって、全体としてはストレスの少ない運動会になっていた(^^)。

すでにオヤジと母親は立って観戦していた。荷物をどこかに置いておきたい。体育館に移動してみたものの、すでに敷物でいっぱい。まだ人が少なかった場所を見つけて置いた。オヤジたちはしばらく休憩していたが、すぐにトラックを見に行った。ワタシと女房は娘の出番がしばらくなかったので、ゆっくり座って「坂の上の雲」を読んでいた。軽快なマーチが本の世界と妙にシンクロする。急に空が晴れてきた。こーなると暑いな・・・。

徒競走から見物に行った。最初に障害物競走も入っている。途中のレースから普通の徒競走に。女房曰く「障害物競走は希望者だけ」らしい。普通に走るのではちょっと、という生徒に対応したものらしかった。いろいろ大変だねぇ。
すぐに親子競技。ちょっと前までは父兄参加の綱引きが一回あっておしまい、という形式だったが、今は全学年に父兄参加型競技がある。女房が参加する。サイコロを振って走っていたが、見ている方には今一つ伝わらず(^^;。
ほか、綱引きにリレーなど。案外オーソドックスな競技が多くてよかった。ルールが複雑だとよくわからないうちに終わっていたりするから。
児童競技があって、未就学児が走るイベントが途中にあった。子どもにその家族がカメラを持ってグラウンドに出てきたら、なんだかすごい人数に。実は人口が増えている地域なんだな、ここは。

午前中の競技が終わるころに雨が落ちてくる。昼飯は娘の教室で。食事の時間だけ解放されていた。このままあとの競技は中止か、と思いきや、雨はそれほど降らなかったので続行。
午後のメインは5、6年生の騎馬戦。女子の馬と男子の馬が入り乱れて対戦。勝ち残った騎馬が一騎打ちで当たっていく。それぞれ3組の大将同士まで勝負が続いた。なかなか迫力があった。
競技が終わったと同時にザーっと雨。

店で荷造り作業。いつもお買い上げありがとうございます。
2931歩 1.75km 29分 131.2kcal 3.2g
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雨で順延

朝から雨。

運動会は順延。残念なり。とはいえ、これで普段通りの土曜日。普段通りに仕事ができるので、それはそれでちょっとホッとする。複雑な立場だ。
順延の連絡はメール配信。女房は早起きして確認していた。まだ今一つメール操作に慣れていないようだ。無理もないが。

朝飯を食べながらタモリ倶楽部を見る。塩ビ管スピーカー。ついこの間、所さんの番組でタイムドメイン式スピーカーという話があったが、それとちょっと似ている気がする。塩ビ管の長さが低音を自然に響かせるようで、かなりいい音が出ているみたい。もちろんTVから出る音では細部を聴くことはできないが。基本的には塩ビ管とスピーカーユニットの組み合わせだけだから、うまくすれば2本で2万円くらいの材料費らしい。ピクっと好奇心を動かされる。ユニットはアキバで買えばいいし、塩ビ管もホームセンターに行けばすぐに買えそうだな、などと。作り方を紹介しているサイトはないもんか、とネットで検索してみると番組で紹介されていた方のサイトが最初に出てくる。ビュンとアタマの中でいろいろなことが繋がったが、それを鳴らすアンプはどーすんのよ、というところで我に返った。置き場所もない。そもそも音の良し悪しを云々できるだけの耳もないしな・・・。
ウチにあるBOSEの原理はコレだったか、とあとで思い当たった。

荷造り作業を終えて、オークション出品作業に移行する。雨はやんでいた。とはいえ、昨日は丸1日雨だったから、運動会をやろうにもグラウンドが無理だろう。順延は正解だったと思う。

ラジオを聴きながら延々作業の1日。夕食後はオークション落札品のメール書き。いつもお買い上げありがとうございます。日付が変わるまで。
1036歩 0.62km 11分 45.3kcal 0.5g
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1日店

一体、どんだけ外に出ていないのか・・・(^^;。

今日も雨。よく降るなぁ。交換会は今日も欠席。本がまだまだまだまだ沢山ありまする。

朝飯を食べながら、スタルヒンTV。そう、あの野球のスタルヒン。名前だけは知っていたけど、どういう人なのかはほとんど全く知らなかった。東京ドームにある野球殿堂にも入っている。戦前に活躍した巨人の投手だった。
なんと、物語の始めにはロシア革命が出てくる。父親が反革命派だったために革命後は国外追放。徒歩と列車を継いで日本へ移る。九州に上陸したものの、落ち着いた先は旭川市だったという。無国籍となったスタルヒン少年。旭川市内の小学校に通った。同級生と交流しているうちに野球と出会った。
旧制中学に進み、野球に磨きをかける。まだプロ野球のないころ、野球の頂点は早慶戦だったという。スタルヒンの夢は早稲田大学に入ることだった。旭川中学チームはスタルヒンを擁して二年連続で決勝へ進むも、甲子園出場は果たせなかった。
1934年にメジャーリーグの選抜チームが来日。日本代表監督にスタルヒンは引き抜かれて選抜チーム入りする。18歳のピッチャーがメジャーリーガーと対戦した。すごい人生だねぇ・・・。とにかくロシアの人だとは知らなかった。

荷造り作業を鋭意。いつもお買い上げありがとうございます。
なかなか仕事が進まないものの、午後から少しピッチを上げることができた。昨日よりは良かった。

明日も雨だろうか。晴れれば小学校の運動会なのだけど・・・。
535歩 0.31km 5分 21.6kcal 0.2g
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今日も1日店

朝から雨。

本の整理がまだまだ終わらず、今日も交換会は欠席。今月は半分以上巣籠もり状態だった(^^;。出たくないから出ないのではなくて、出られないから出ていない。いい加減、なんだかよくわからない感情が湧き出てくる感覚を覚えるが、外は雨。落ち着け、と言われているようだ。

「スジナシ」という、ドラマとバラエティーを合体したような番組があって、女房が面白そうだから録画しておいたよ、という。どうやら過去に放送されたものの再放送らしい。
シチュエーションと出演者。衣装と立ち位置だけを決めておいて、あとは台本なしのぶっつけ本番。監督の「OK」が出るまで延々芝居を続ける、というもの。ありそうでなかった企画、か。役者さんて台本があって演出家がいるから人前で演技ができるものだと思っていたが、よく考えたらエチュードってものもあるわけで、これはそのエチュードそのものを放送に載せた企画のようだ。メイン出演者は鶴瓶さん。ゲストとして役者さんが一人入る。この二人劇。
見たのは、相島一之さんと劇団ひとりさんの回。相島さんはやりにくそうだった。あれだけのキャリアがある方でも、台本なしのぶっつけでは戸惑っていた。演技の最中に大汗をかいている様子が映り、四苦八苦しているのが伝わってきた。
劇団ひとりさんは、途中から自分の世界をワッと広げ始め、自分のペースに芝居を持って行った。ぶっつけとは思えないラストへつながる展開も見事にまとまり、途中で細かいつながりが切れていたにも関わらず、印象としてはかなりレベルが高いように思えた。
ひとりさんの印象が良かったのは、”自分が作ります”というイキオイが見ている者に伝わってくるほど強かったことだろう。相島さんは最後まで迷っていた。人対人のやり取り、という面でとても参考になった。

荷造り作業を鋭意。いつもお買い上げありがとうございます。

午後からはオークション出品作業へ移行するものの、今日ははかどらなかった(^^;。

ずっと雨。
861歩 0.51km 9分 36.6kcal 0.9g
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1日店

店舗定休日。

店を開けない日は、つい溜まりがちなポッドキャストを聴くことにしている。今年初めに配信されていたi-morleyの「グリーン・ニューディール」の回は数多くの示唆に富んでいた。

アメリカが石油に固執していたのは、石油メジャーという大きな利権が絡んでいたため。産油国から出る原油をほぼ独占的に扱う限りはアメリカに莫大な利益が転がり込んでいた。その権益を守ろうとしたことがイラク戦争にもつながっている。オバマ大統領は、石油という”地獄から湧き出る”エネルギー政策を転換し、”天国から降ってくる”太陽エネルギーに移行することを国策とした。
主に中東で繰り広げられている領土紛争の大きな理由の一つに石油がある。アメリカが石油依存をやめることで、石油の相場は長期的には下落していく。すると、領土にこだわる国からこだわる理由そのものが消滅する。と、同時に、技術力を持たない資源国の長期的な低落が始まる。産油国でありながら未だ石油精製能力を持たない国がある、ということにびっくり。産油国の国王はもうけた金を独占してしまい、産業へのインフラ整備に投下していないようなのだ(!)。
いずれ導入されるであろう環境税。クリーン・エネルギーへの転換が進まない国(おそらく中国)は、アメリカから環境税を掛けられる。当初は無視したりして頑張れても、制裁措置として為替レートの変動相場制への移行や、高関税を掛けられることでやっていけなくなり、従わざるを得なくなる。
エネルギーが石油から太陽に変わることで、世界情勢は劇的な変化を始める。今まで資源国へと流れがちだったファンドが、日本のような高い技術力を持つ国に流れ始める。MCはこれをグリーン・バブル、と呼称していた。かつてソ連が崩壊したのも、資源国であったソ連が石油価格の乱高下に遭ったことが直接の引き金になったらしい。20年前と今では石油をめぐる状況がそっくりだ。ロシアの今の状況が想像できる。
いずれ石油価格は下がる。アメリカが石油への執着を捨てた時、世界は大きく変わりそうだ。

荷造り作業を鋭意。いつもお買い上げありがとうございます。

昼過ぎからオークション出品作業開始。今日は珍しく作業がはかどった。

夕食後、メール書きを終えてランニング。爆笑問題のポッドキャストを聴きながら走る。
8693歩 5.21km 64分 495.4kcal 21.7g
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今日も1日店

店舗定休日。

朝飯を食べながら大河。石田三成をこれほど深く描いたことがかつてあったかしら。なるほど三成役に小栗旬さん。これでまたファン層が分厚くなるのでは。

荷造り作業を鋭意。いつもお買い上げありがとうございます。午前中で一段落したので、午後からはオークション出品作業へ移行。例によってはかどらず(^^;。

先日ポチっとした「見仏記」みうらじゅん、いとうせいこう著 が到着したので、ぼちぼち読み始めている。いわゆる蘊蓄王二人の著書だから、読み始めれば文章からものすごい情報量が溢れだしてくるんじゃないか、と勝手に想像していた。果たして案外アッサリだった。基本的に二人の仏像旅の紀行をいとう氏が書き留めていく体裁。仏像に詳しいのはみうらさんなのだが、文章は書かずにイラストと添えられたコメントのみ。みうらさんに奈良を、京都を引きずりまわされるいとう氏、という絵が頭に思い浮かぶ。
広隆寺・弥勒菩薩像に、みうらさんが「エマニュエル夫人の籐椅子のポーズはここから来てる」という考察があり、本当かどうかはわからないもののウルトラマンと並んで弥勒菩薩はすごい力を持っているんだな、と思った。
みうらさんご推薦の奈良・興福寺と東大寺三月堂。京都・東寺と三十三間堂はいつか機会があれば再び訪れたいね。

先日みうらさんがラジオに出ていた時、今仏像ブームと云われていますが、と安住アナに水を向けられて、やっぱり若い女性がうっとりするくらいのものじゃないとブームっていわないですよね、とみうらさんは言っていた。うん、それはそうかもしれない。今上野に居る阿修羅さんを見に女性が殺到しているというから、やっぱり仏像はブームなのかもしれない。世の中が不確かになっているからなぁ・・・。何百年と生きてきた仏像に対する憧れを感じても不思議じゃないよね。

息子に「もう見た?」と言われたので、涼宮ハルヒの憂鬱「笹の葉ラプソディ」を見てみた。オープニングとエンディングが変わっていた。「なぜ?」の声も多かろう。その答えは「封印作品の憂鬱」安藤健二著に詳しく書いてある。もうハルヒダンスがこの二期で登場することはないはず。
キーワードだった「三年前」に何が起こったのか、が描かれていた。典型的なタイムマシン話だったな・・・。映画「ターミネーター」にもあったけど、ネタ元はやっぱりドラえもんということになるのかしら・・・。

夕食は冷やし中華。うまいっ。
9877歩 5.92km 68分 586.5kcal 26.7g
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