甘露日記

古本屋甘露日記 http://www.kanroshobo.com

2009年09月

大市会

朝から雨模様。

荷造り作業を鋭意。いつもお買い上げありがとうございます。息子は学校三連休中。実はインフル対策。

今日は大市会。オヤジは11時前に出かけて行った。ワタシは仕事を終えてから出る。車中では筒井康隆全集の続き。長編「48億の妄想」のあとがSFの短編集になっている。ただし、作品の質に出来不出来があったり、これは完全に実験作だ、と思えるようなものがあったり、読後の印象が一定しない。だからどう、ということではないのだけど、幅が広いなぁ、ととりあえず感心することにしている。

入札する前に駿河台下角のそばやさんでもりそばを食べてから入札。終えて店に戻る。車中では再び本を読んだ。

店に戻って荷造り作業の続き。オヤジは16時過ぎに帰ってきた。16時半からいつものラジオ。渋谷のレコード屋さんにあったスタジオが閉鎖になるため、今日が最後の放送になる。ただし、番組は六本木からの放送に切り替わって明日からも続くらしい。あのフロア(たしかレゲエ売り場だ)に観客がギッシリ状態になっているとはねぇ。さながらライブ会場。18時半からのDJタイムでは大合唱まで起こったようだ・・・。
この番組のDJはいつも凄いと思ってたけど、極め付きはやっぱり「ち ん ち ん ぽんぽん」を聴かせてもらったことかなぁ。この歌を聴くと、いつも自分の、もしくは自分の子供たちの小さい頃、そして、ワタシの両親の若かったころのイメージがワアッと一気によみがえってくる。もう絶対に戻ることのできない場所を思い出して目に涙なのですよ。

夕食を食べながら所さんの3時間スペシャル(の一部)。仕事を終えてからランニングしようと思ったら雨。もうかれこれ1週間も走ってない(^^;。
4692歩 2.81km 45分 219.9kcal 5.6g
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今日も1日店

くもり空。

朝飯を食べながら勝間和代さんTVの続き。「断る力」について。そもそも勝間さんという常識以上の仕事量をこなせる能力を持った人が「断る」ことに意味がある様に思う。そのレベルに達しないうちに(成長しないうちに)仕事を断ってしまっては意味がないな、と思った。「断る力」という言葉だけつかまえてたら成長する機会がそっくり抜け落ちてしまう。「断る」ことが結論ではなくて、まずは仕事を断れるくらい成長しなきゃね、というのが話の本質だろう。そういう場所に立ってみて初めて見えてくる境地が「断る力」ってことじゃないかしら・・・。
それにしても勝間さんの自己管理能力はすごい。自分で自分を追い込むんだねぇ。この日のこの時間内にこの仕事を仕上げる。そう目標を立ててその通りにする。本を書くみたいな0を1にする仕事だったりしたら、これは誰でも真似できることじゃないよなぁ(^^;。

荷造り作業を鋭意。いつもお買い上げありがとうございます。昨日に引き続き、今日も大量。

昼飯を食べながら、なかにし礼さんの歌謡曲TV。今日は『長崎ぶらぶら節』について。失われた民謡を発掘する学者と芸者さんの物語。長崎・丸山の風景。坂道・階段。歩きたい・・・。

9月は少雨だったが、ここにきて秋雨。ポツポツしか降ってないけどね(^^;。
夕食を食べながら「科学くん」。タイでピラルクを釣るの巻。デッカイなぁ・・・。

そーいえばブラ・タモリが10月からレギュラー化するらしいね。楽しみだ。
1654歩 0.98km 16分 77.7kcal 2.0g
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1日店

くもり空。

今日は子供たち二人とも学校へ。ただし、息子は明日から三連休。休みが多いなぁ・・・。

朝飯を食べて荷造り作業を鋭意。いつもお買い上げありがとうございます。土曜日に落札していただいた分がかなりの数だったのでいそがしい。

昼飯を食べながら鯨文化TVの続き。今回は鯨の味について。商業捕鯨撤退後、日本人は鯨を身近な食材として食べることができなくなった。江戸時代、鯨一頭の捕獲で沢山の人が命をつなぐことができた。捕鯨基地となった場所は平地が少なくて米などが採れにくい場所がほとんどだという。貴重な栄養源として鯨は扱われた。捨てるところがない、というまで分けられ、本来なら捨てるしかない骨(軟骨)部分まで粕漬けにしておいしく食べた。それこそが鯨に対する最大限の感謝の気持ちだった。鯨文化と呼ぶにふさわしい。
それでも気持ちが済まない。鯨供養が始まり、お寺には鯨の戒名が書かれた紙が保管されている。これは人間と同じ供養だよ(!)。
長崎県は日本で一番鯨を食べる人口が多いという。料理屋さんで江戸時代の文献から鯨料理を再現する試みが行われていた。鋤の上で焼く「鋤焼き」は見ていておいしそうだった。
以上が今日見たTVからの内容抜粋。

何日か前の新聞で横浜野毛が鯨料理で盛り上がっている、と紹介されていた。ベイスターズは今一度ホエールズに名前を戻しませんか? アクアラインのうみほたるでは千葉で捕れた鯨のタレが売られていた。そういえば渋谷には前からくじら料理専門店があったっけ。
とりあえず一度食べに行ってみようかな、と思った。

夕食後はオークション落札品のメール書き。今日も沢山のお買い上げありがとうございます。日付が変わっても終わらず・・・。
1171歩 0.69km 12分 51.7kcal 0.8g
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文化祭

くもり空。

朝飯を食べてからしばし荷造り作業。いつもお買い上げありがとうございます。昼前に今日も3人で出かける。

息子の通う学校が文化祭。女房は楽しみにしていたようだ。最寄りの駅を降りて商店街を歩き、やおら左折して緑道を歩く。この下は川が流れているらしい。遊歩道とごく狭い道。前から自転車。すれ違えない(^^;。

大通りを渡ると高校に到着。簡単な受付後、パンフレットをもらってから人でごった返す校庭へ。ちょうどお昼近く。数々の売店が出ている。生徒たちが販売しているが、自分たちで調理したものではないようだ。とりあえず校舎に入って展示を見る。高校生の文化祭ってどんな感じだったかなぁ。沢山の人が廊下にいるものの、教室に入って展示を見ている人はごく少ない印象。美術関係の部が多く、イラストなどにプロ並みの作品あり。実際、この学校出身でプロになった人もいるようだ。

娘の「おなかへった」コールもあり、再び校庭に降りて生徒たちが売っているものを適当に買って食べる。近くのコンビニやファストフード店、パン屋さんから入れたものを定価で売っていた。売り切れの看板が目立つのは、保存用の設備がなくて、一度にすぐに売り切れる量しか持ってこないためだろう。おにぎりとパンと焼き鳥を食べた。

講堂に移動。そろそろブラスバンド部の演奏が始まる。なかなか広くて立派な講堂だ。30分間の演奏はほとんどがエイト譜によるもの。アイドルの歌謡曲が並んだ。思い切ってビッグバンドでしかできない曲をやってほしかったが。
次がダンス部。ものすごい人気で、講堂の客席がほとんど埋まっている。20分間の演技は彼女たちのハキハキとした健康的な動きが強調されていてなかなかのものだった。

帰り道は先ほどの暗渠緑道を突っ切って、余計にひと駅分歩いた。店に戻ってビールを飲みながら千秋楽。結局18時まで見続ける。
少し横になってうとうとしているうちに夕食の時間。その後21時までTVを見続けて、それから仕事に取りかかった。

緑道、暗渠で調べ始めたら出るわ出るわの新発見(ワタシ的な(^^;)。ストリート・ビューとマップを見比べながらバーチャル散歩に夢中。この暗渠道路はどこを通ってどこまで続いていくのか。また散歩のネタを発見してしまった・・・。
6707歩 4.02km 68分 295.6kcal 7.5g
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1日店

快晴。

朝飯を食べながらタモリ倶楽部。カニカマの巻。カニ風味かまぼこなので、カニではない。でも、細く形成したかまぼこを束ねて赤く色づけするなど、形状までカニに似せる。本物のカニとカニカマの区別はできるのか。目隠しして食べ比べたり。案外わかるらしい。でも、カニしゃぶ・カニカマしゃぶにしたところ、その差は微妙なものになる、らしい(^^;ホントかな。
最後にタモリさんがカニカマでカニカマ玉やカニカマチャーハンを作っていて、かなりおいしそう。「カニカマ玉丼もカニカマチャーハンも材料は一緒だね」と女房。鋭いね。確かにそうだけど、調理の手順を変えるだけで全然違う料理になるんだね。たしかマヨネーズもお酢とタマゴと油を混ぜる順番があって、間違えるとマヨネーズにならないんだよね。

朝からオークション出品作業を始める。今日は嵩の張るものを中心に仕事をかけた。そのためか、あまり点数に結びつかなかった気がする・・・(^^;。

昼飯を食べながら、昨夜の「ぴったんこ・カンカン」の続き。焼肉がすげーうまそうだった・・・。

午後もまるまる仕事。途中、息子が学校から帰ってきたり、娘が水泳に出かけたり、女房が迎えに出たり。

夕食時、「スジナシ」を見る。佐藤二朗さんの巻。舞台はライブハウス。楽器をやる人か、と思いきや、コメディアンという設定になる。放送コードすれすれ(?)と思われる会話が飛び交う。エチュードが終わった後の観賞会で佐藤さん「同じ言葉を何度も繰り返してますね」とご自身の感想。これは演技なのか、ご本人そのままなのか・・・(^^;。わりと鶴瓶さんもじっと黙ると演技なのか本人の素なのか見ていて分からなくなる瞬間があるが、佐藤さんはまるっきり逆タイプ。喋りまくりで演技なのか素なのかわからない。
かなり笑わせてもらった。おもしろかった。

夕食後はオークション落札品のメール書き。いつもお買い上げありがとうございます。古書展1回分くらい。25時を過ぎても終わらない・・・(^^;。
860歩 0.51km 8分 39.3kcal 0.7g
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二往復

快晴。

朝飯を食べながら鯨文化TV。古式捕鯨で名高い和歌山県太地町の取材。現在でも沿岸捕鯨が行われているという。ただし、IWCで捕獲が規制されている大型鯨以外の小型鯨のみ。
まさに捕鯨とともに歴史を重ねた町。番組では文献から古式捕鯨当時の町の様子を描写する。小高い岬の先端に作られた見張り台は24時間休みなく交代制。沖5kmまでなら、鯨の潮吹きする様子を捉えたという。鯨発見の知らせはのろし。それを見て船団が出発。網を張る船と追い込む船の連携。そして、網にかかった鯨にとどめを刺す勢子と呼ばれる人。複雑な船の動きは陸にいる”監督”から指示が出されているというから驚き(!)。
陸に揚げられた鯨はそれこそ捨てるところがないというまで使われる。有名なセミクジラ。現在は漢字「背美」をあてられるが、井原西鶴の「日本永代蔵」には「千味(セミ)」の文字が見られる。それくらい細かく解体されて町の人たちの血肉となったのではなかろうか。
実際、この町では現在の社会保障制度ともいえる仕組みが機能していた。危険の多い捕鯨に直接携わる人への保障。事故が起きた際の家族への保障。引退後には陸地での仕事があてがわれる制度、など。
捕鯨からは、船大工はもちろん、網・銛を作る人、油を取る人、肉を加工する人などなど、仕事が数多く生まれた。
捕鯨を継続するには、町周辺の自然を守る必要がある、と先人は言い残したという。この豊かな自然があるから鯨がやってくる。捕鯨の継続は自然保護の機運も高める、と語って番組は終わっていた。
これはなかなかの力作ですねぇ。

荷造り作業を鋭意。いつもお買い上げありがとうございます。昼前に出て交換会へ。

入札を終えてから昼飯。そのまま渋谷を少しだけブラブラ。真夏のように暑かった。店に戻って荷造り作業の続き。

17時頃に出て神保町へ向かう。いつもこの時間に聴いているラジオが10月からの改変で体制が変わってしまうらしい。どんな雰囲気になるのかねぇ。

夕食を食べながらぴったんこ・カンカン。大阪出張「いいんですかー?」の連発(^^;。
7131歩 4.27km 68分 328.4kcal 8.3g
290925 (2)
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