鋭意荷造り作業。いつもお買い上げありがとうございます。延々終わらず、昼飯を挟んで15時ころに追いついた。
昨夜見た「インセプション」。長い映画だったが見始めたら最後まで一気に見てしまった。「夢」で仕切られた次元を行き来する主人公たち。夢の中で起こる出来事は見ている人の自由なので、現実では考えられないようなことも起きる。夢の中で夢を見る夢。さらにその夢の中で・・・、とまるで合わせ鏡のように「自分」が何層もの「夢」の中で平行して存在する。
主人公は産業スパイ(ディカプリオ)。渡辺謙の演じる社長からライバル会社をつぶしてほしいと依頼される。継いだライバル息子の潜在意識に働きかけて会社をつぶすように即すという内容だった。具体的には「夢」に介入することで、本人にもどうしてそう思ったのかわからないようにする・・・。それをインセプションと呼ぶらしい。
派手なアクションと夢の中で起こる現実にはあり得ない現象。視覚効果を見るだけでも充分楽しめる。夢の中で見る夢の時間は実際の時間よりもゆっくりと過ぎる、などの”ルール”があるようで、そのまた夢の中ではさらにゆっくりとなるらしい。誰がそんなこと決めたのか?みたいな想いが見ていて浮かんだ。劇中、夢の中で派手にアクションを決めながら「あと3分」とかタイミングを見計らっている描写もある。・・・これってひょっとして・・・そうなっていることを知っているんじゃなくて、そうなるように”決めている”のでは(?。
やっぱり「マトリックス」を思い出す。夢と現実を行ったり来たり。ただし、夢は見ている人が世界を「構築」できるが、マトリックスではすでに「造られた世界」だった。
やはり、最後にどんでん返しが来る(!)。仕事を成し遂げた主人公は家に帰ることになるのだが・・・。
どうやら論争があるようだけど、ワタシは夢だと思った。だって、そうじゃないとストーリー的に納得できないよ。まあ、見てみればわかること。ドラえもんでもやらなかった、このハリウッド大作が放つ堂々の”夢オチ”に拍手だ!
仕事を終えたころには雨がやんでいた。ランニングにも行ってきた。
9237歩 5.54km 72分 531.9kcal 19.4g