先週は雨で流れてしまったので、今日は少し無理して銀座・教文館で開催中の「藤城清治光と影88展」を見に行くことにした。女房が若い頃からのファンで展覧会が開かれるとたびたび足を運ぶ。前回の「自宅展」では混雑のために入場できなかったこともあったので、早めに出かけようってことになった。
それでも出たのは11時すぎ(^^;。渋谷駅あたりまでは雨が降り始めていた。黒雲も足早に次々駆けていく。「帰った方がいいんじゃないの?」と女房。こりゃ今日も中止か?と思ったが、もうここまで来たら行った方がいいと思い、地下鉄で銀座まで。で、地上に上がったら、なんと晴れていた(^^;。どーなってんの?
教文館の9階が会場。まだそれほど混雑していなかったが、徐々に徐々に人が増えてきた。会場がそれほど広くないので、通路も狭く作品との距離も近い。そのため小品が多い印象だったが、広島の原爆ドームをモチーフにした「悲しくも美しい平和への遺産」や、「軍艦島」など、大きな作品も幾つか展示されていた。
とにかく、色が綺麗。まず色彩感に目を奪われる。そして構図。なめらかな曲線と鋭い直線が複雑に同居した大きなテーマと、描き込まれているこびとや猫やカエルのキャラクターの細かい表情に唸る。
展覧会を観たあとグッズ売り場で女房と娘は『風の中の白いピアノ』のジグソーパズルと「マボロシの鳥」の絵本を買っていた。
外に出ると歩行者天国実施中。日差しが強くて暑いけどせっかく晴れていることだし、少し散歩することにした。晴海通りを歩いてもうすぐ工事が始まる三原橋の地下を見学し、工事中の歌舞伎座を観て、向かいにあるいわて銀河プラザに入って少しお買い物。小岩井農場のソフトクリームはかなりおいしかった。お弁道が売っていたからそれも3つ買って、さてどこで食べるかな、って話になる。
思いつかないので(^^;、そのまま晴海通りを歩き、築地も通りすぎて隅田川テラスにある公園へ。日陰を選んでベンチに座り、弁当を広げた。空はまだ青空で白い雲が流れている。
晴海埠頭まで歩いちゃおうか、ってアイデアは却下となり、築地の場外を少しブラリ。大半はお休みだけど、最近は結構営業しているみたいだ。観光客もいっぱいいた。そりゃそうでしょ、銀座から歩いて来れるんだから。
一度食べて見たいと思っていた「築地の玉子焼」。お試しサイズで販売中だったので、食べさせてもらった。つくねと同じくらいに切り分けられたサイズが串に刺さって100円。食後だったので3人で分ける。これがすごく美味しかった。なるほどプロが作るとこんな風になるのね。売れるわけだ。
波除神社を観てから銀座線に乗る。台風なんてホントに来てるの?って気分は、渋谷駅に降りた時に消えた。再び黒雲が広がっていた・・・。
12205歩 7.32km 115分 598.3kcal 15.6g